リマインドメールと催促LINEの例文集 角を立てずに行動を促す一言テンプレ

リマインドメールと催促LINEの例文集 角を立てずに行動を促す一言テンプレ メール・LINE・SNS

リマインドメールと催促LINEの例文集 角を立てずに行動を促す一言テンプレ

ぷれお
ぷれお

そろそろ返事ほしいけど、またリマインドするの気まずいんだよね…。

てんこ
てんこ

催促メールとかLINEって、一歩間違えるときつく見えそうで怖い…。

ぷれお
ぷれお

支払いのこともあるし、本当は早く動いてほしいんだけど…角を立てずに伝える言い方が思いつかない。

てんこ
てんこ

もう、こういうのはテンプレでいいから、いい感じの一言だけサッと出てきてほしいよね!

リマインドメールや催促LINEは、内容としては正しいことを伝えているのに、
「冷たく見えないかな」
「せかしていると思われないかな」
と、送り出す直前に手が止まりやすい場面です。

特に、支払い・締め切り・返信のお願いといった「相手に動いてもらう用件」は、
こちらも大事な話をしているからこそ、言い方に気を使うことが多いと思います。

この記事では、そんなモヤモヤを減らすために、
リマインドメールと催促LINEでそのまま使える一言テンプレをシーン別にまとめました。
ビジネスメール寄りのかっちりした文面から、友人やママ友に送れるやわらかいLINEまでカバーしていきます。

この記事で分かること

  • 角を立てずにリマインド・催促をするときの基本的な考え方とマナー
  • ビジネス向けリマインドメールの例文(返信・提出物・支払いなど)のテンプレ集
  • 教室やイベント、個人運営で使える「きちんとしているけど固すぎない」お知らせ文例
  • 友人・ママ友・サークル向けに使える、催促LINEの短い一言フレーズ集
  • きつく聞こえがちな表現をやわらかく言い換えるフレーズと、一文足して印象を良くするコツ

このまま読み進めれば、
「とりあえずこの一文から始めれば大丈夫」という型を、メール用とLINE用の両方でストックできます。
自分の状況に近いテンプレを選びつつ、少しだけ言葉を変えて使っていくイメージで読んでみてください。


  1. リマインドや催促メッセージで悩みやすい理由と、この記事の使い方
  2. 角を立てないリマインド・催促メッセージの基本マナー
    1. 言い方一つで印象が変わるポイント
    2. 入れておきたい三つの要素
      1. ありがとう(これまでのやり取りや相手の協力への一言)
      2. 状況の共有(期限や必要な理由を冷静に伝える)
      3. 選択肢や猶予(相手の事情も尊重する一言)
    3. やりすぎ注意なNG表現と一回で伝わる工夫
  3. 【テンプレ】ビジネス向けリマインドメールの例文集
    1. 返信が来ないときのリマインドメール
      1. 一度目のリマインドテンプレ(社外向け)
      2. 二度目以降、少しだけトーンを強めるテンプレ(社外向け)
      3. 相手の忙しさも配慮した一言
    2. 資料提出や原稿提出の期限リマインド
      1. 提出前日・数日前のやわらかいリマインド文(社外向け)
      2. 期日当日の最終リマインド文(社外向け)
      3. 社内向け(同僚・他部署宛)に少しトーンを落とした例
    3. 支払い・入金のリマインドメール
      1. 支払期限前のやさしいリマインド
      2. 期限を過ぎているときの落ち着いた催促文
      3. 今後の対応や手続きの案内を含めたテンプレ
  4. 【テンプレ】カジュアル寄りのリマインドメール・連絡文例(教室・習い事・イベントなど)
    1. 教室・習い事の出欠確認や持ち物リマインド
      1. 子ども向け教室の保護者あてメール例文(出欠確認)
      2. 子ども向け教室の保護者あてメール例文(持ち物リマインド)
      3. 趣味サークルの出欠確認テンプレ
    2. イベント参加費や準備物のリマインド
      1. 参加費の支払い案内をやわらかく再送するときの文例
      2. 準備物や事前アンケートの返信を促す一言テンプレ
    3. 友人グループでの連絡に使えるやわらかい文面
      1. 飲み会や集まりの出欠確認メール文(LINEにも転用可)
      2. 無理なら断っても大丈夫、という安心感を含んだ言い方
  5. 【テンプレ】催促LINEの一言フレーズ集(友人・ママ友・サークルなど)
    1. 友人に軽くリマインドしたいときの一言
      1. 日程の返信がこないときのひと言テンプレ
      2. 予約の有無を確認するときのメッセージ
    2. ママ友・保護者ラインで使えるソフトな催促
      1. 学校・園関連の提出物や集金のリマインドLINE(グループ全体向け)
      2. 学校・園関連のリマインドLINE(個別向け)
    3. サークル・コミュニティでの参加表明を促す一言
      1. 参加・不参加の回答を軽く促すテンプレ
      2. 返信しやすくなる一文の工夫(選択肢を出す言い方)
  6. 【シーン別】支払い・予約・締め切りを促すときの言い方テンプレ(メール・LINE共通)
    1. 支払い・入金を催促するときの丁寧フレーズ
      1. 金額や期限をはっきり書きつつ、責めない文例
      2. 事情がある可能性にも触れたやさしい一言
    2. 予約日の確認やキャンセル可否をうながす文例
      1. 沈黙が続いている相手に予約確認をするテンプレ
      2. キャンセルなら早めに教えてほしいときの言い方
    3. 締め切り前後にもう一歩だけ行動を促したいとき
      1. 締め切り前日のやわらかい一言テンプレ
      2. 過ぎてしまったあと、それでもお願いしたいときの例文
  7. 一言で印象が変わるリマインド・催促の言い換えフレーズ集
    1. きつく聞こえがちな催促表現からの言い換え(NG→OK)
    2. そっけない印象を和らげる一言足しテンプレ
      1. 同じ内容でも「一文足すと柔らかくなる」クッションフレーズ
      2. 最後に添えると印象がよくなる一言
  8. まとめ 角を立てずにリマインド・催促を続けるコツ

リマインドや催促メッセージで悩みやすい理由と、この記事の使い方

リマインドや催促のメッセージは、内容そのものはシンプルなのに、書こうとすると急に手が止まりやすい場面です。
多くの場合、その裏には「相手との関係を悪くしたくない」という気持ちがあります。

本当は、期日までに動いてほしい理由がはっきりあるのに、
「催促していると思われたらどうしよう」
「せっかちだと思われないかな」
といった不安が出てきて、言葉を選びすぎてしまいます。

特にややこしいのが、次のようなジレンマです。

  • 期限は守ってほしいし、自分も仕事として困っている
  • でも、強い言い方をして相手を責めているように見えるのは避けたい

その結果、「まあもう少し待とう」と先延ばししてしまい、
本当に困ったタイミングで、あわててきつめのメッセージを送ってしまうこともあります。

また、メールとLINEで距離感が変わることも悩みの種になりやすいポイントです。
ビジネスメールなら、ある程度かっちりした言い方でも違和感はありませんが、
LINEで同じ文面を送ると、急に重く感じられることがあります。
逆に、友人やママ友とのLINEで普段どおりのラフな言葉を使うと、
支払い・締め切り・集金といった「お金」や「期限」が絡む話では、軽すぎる印象になってしまうこともあります。

この記事では、こうした迷いを少しでも減らすために、

  • ビジネスメールで使えるリマインド・催促テンプレ
  • カジュアルなLINEで使える短い一言テンプレ
  • 支払い・締め切り・予約・出欠確認など、シーン別の言い分け方

をまとめて紹介します。

次のような使い方をイメージしています。

  • 仕事の連絡には「ビジネスメール用テンプレ」から、文面をほぼそのままコピペして使う
  • 友人・ママ友・サークルなどには「カジュアルLINE用テンプレ」から、語尾だけ自分らしく調整して使う
  • 支払い・締め切り・予約確認などは、「シーン別テンプレ」から状況に近いものを選ぶ

毎回ゼロから考えるのではなく、
「この記事からベースになる一文を選んで、少しだけ書き換える」
くらいの気持ちで使ってもらえると、リマインドや催促のハードルがかなり下がっていきます。


角を立てないリマインド・催促メッセージの基本マナー

リマインドや催促は、内容そのものよりも「伝え方」で印象が大きく変わります。
同じことをお願いしていても、少し言い方を変えるだけで、責めているようにも、ただ思い出してもらおうとしているだけにも見えます。

ここでは、リマインドや催促を送る前に押さえておきたい基本の考え方と、メールとLINEでの距離感の違いについて整理しておきます。


言い方一つで印象が変わるポイント

リマインドや催促の軸になるのは、

「責める」のではなく「思い出してもらう」

というスタンスです。

相手にしてほしいことは同じでも、

  • 「まだですか?」
  • 「早くしてください」

といった言葉だけを送ると、「責められている」と受け取られやすくなります。

一方で、

  • 「お忙しいところ恐れ入りますが、先日の◯◯の件について改めてご連絡しました。」
  • 「念のためのご連絡となりますが、◯◯のご提出期限が近づいてきました。」

のように、「確認」「念のため」という表現を入れると、
「忘れているかもしれないから一度お知らせしている」という、落ち着いた印象になります

また、「上から目線」に聞こえやすい言い回しにも注意が必要です。

例を挙げると、

  • 「早めに対応してください」
  • 「至急お願いします」
  • 「そのあたりはご理解ください」

といった表現は、相手との関係性によっては命令形に近い温度で伝わってしまいます。
同じ意味でも、

  • 「できる範囲で早めにご対応いただけますと助かります。」
  • 「恐れ入りますが、可能でしたら本日中のご対応をお願いできますでしょうか。」
  • 「事情はあるかと思いますが、◯◯についてご理解・ご協力いただけますと幸いです。」

のように、相手への配慮の一言を入れるだけで、ぐっと受け取りやすくなります。

メールとLINEの距離感も意識しておくと書きやすくなります。

  • メール
    → 文を二〜三行にまとめ、敬語をベースにした落ち着いたトーン。
    → 催促の理由や期限を少し詳しく書いても違和感が出にくい。
  • LINE
    → 一文を短めにしつつ、最低限の丁寧さは保つ。
    → 長い説明より「軽いお礼+一文のお願い」でまとめた方が読みやすい。

このあとのテンプレを選ぶときも、「責めない」「上から言わない」「媒体に合った長さ」という三つを意識してもらえると、うまく使い分けられます。


入れておきたい三つの要素

角を立てずにリマインド・催促をするときは、文章の中に

  1. ありがとう
  2. 状況の共有
  3. 選択肢や猶予

の三つを、できる範囲で組み込むのがおすすめです。

ありがとう(これまでのやり取りや相手の協力への一言)

最初に少しでも「ありがとう」を入れておくと、
単なる催促ではなく「関係を大事にしているメッセージ」に見えます。

「いつもご対応いただきありがとうございます。」
「これまでいろいろとご協力いただき、感謝しております。」

一文だけでも印象が柔らかくなります。

状況の共有(期限や必要な理由を冷静に伝える)

次に、なぜ今リマインドしているのかを、淡々と共有します。

「◯月◯日が締め切りとなっており、事前準備の関係で本日中に内容を確定したい状況です。」
「イベント運営の都合上、参加人数の把握が必要なため、出欠のご連絡をお願いしております。」

「急いでいるから」「困っているから」という感情だけで書くのではなく、
第三者が読んでも分かるくらいに状況を説明すると、相手も動きやすくなります。

選択肢や猶予(相手の事情も尊重する一言)

最後に、「できない場合の選択肢」や「多少の猶予」を示す一言を添えると、プレッシャーを弱められます。

「ご都合が難しい場合は、その旨お知らせいただけますと幸いです。」
「もし間に合わない場合でも、分かった時点でお知らせいただければ大丈夫です。」

相手にも事情があるかもしれない、という前提を文章に少しだけ混ぜることで、
「責められている」より「相談されている」と受け取ってもらいやすくなります。


やりすぎ注意なNG表現と一回で伝わる工夫

リマインドや催促でトラブルになりやすいのは、言葉そのものだけでなく、

  • 何度も連投してしまう
  • 長文で圧をかけてしまう
  • 感情的な言葉をそのまま書いてしまう

といった「送り方」に問題があるケースも多いです。

メッセージは、基本的に一回で用件が伝わるようにまとめるのが理想です。
何通も続けて送ると、相手の画面には通知が何度も表示され、負担に感じられやすくなります。

一度のメッセージの中で、

  • 何についてのリマインドなのか
  • いつまでにどうしてほしいのか
  • できない場合はどうしてほしいのか

を、シンプルに入れておくと、追いメッセージの必要が減ります。

「前回お送りした◯◯の件でご連絡しました。
◯月◯日までにご回答をいただけると大変助かります。
もしご都合が悪い場合は、その旨だけでもお知らせいただけますと幸いです。」

この程度の長さであれば、メールでもLINEでも負担になりづらく、内容も一通で完結します。

また、「正直そろそろ困っています」「かなり迷惑しています」といった、感情をそのまま書く表現は、できるだけ避けた方が安全です。
どうしても伝える必要がある場合でも、

「こちらのスケジュールにも影響が出ており、少し厳しい状況になってきております。」

のように、状況の説明として書き換えると、必要な情報は伝えつつも、トゲを最小限に抑えられます。

このあと紹介する具体的なテンプレは、今説明した

  • 責めないスタンス
  • 三つの要素(ありがとう/状況/猶予)
  • 一通で完結させる意識

をベースに作っています。
自分が使いやすい言い方に少しずつ入れ替えながら、リマインドや催促の「型」として取り入れていってください。


【テンプレ】ビジネス向けリマインドメールの例文集

ここでは、ビジネスシーンでそのまま使いやすい「丁寧な催促メール」のテンプレをまとめます。
返信・資料提出・支払いなど、角が立ちやすい場面だからこそ、落ち着いた言い回しをベースにしています。


返信が来ないときのリマインドメール

まずは「一度目」はあくまで確認寄り、「二度目以降」は少しだけトーンを強めつつも、相手の忙しさを配慮した書き方にするイメージです。

一度目のリマインドテンプレ(社外向け)

件名:先日のご連絡の確認(〇〇の件)
〇〇株式会社
△△様

いつもお世話になっております。
□□株式会社の〇〇です。

先日、〇月〇日にお送りしました「〇〇の件」につきまして、
お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認いただけましたでしょうか。

ご検討中でしたら、現時点でのご状況だけでも共有いただけますと幸いです。
お手すきの際で構いませんので、ご返信のほどよろしくお願いいたします。

――――――――
署名

件名:ご確認のお願い(〇〇のご提案)
〇〇株式会社
△△様

いつもお世話になっております。
□□の〇〇です。

先日お送りいたしました〇〇のご提案につきまして、
念のため確認のうえご連絡させていただきました。

ご多忙のところ恐縮ですが、ご不明点やご検討中の点がございましたら、
ささいなことでも構いませんので、お知らせいただければと存じます。

お時間のあるときで結構ですので、ご状況だけでも共有いただけますと幸いです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

――――――――
署名

二度目以降、少しだけトーンを強めるテンプレ(社外向け)

件名:再送:〇〇の件についてご返信のお願い
〇〇株式会社
△△様

いつもお世話になっております。
□□株式会社の〇〇です。

先日より、〇〇の件で数度ご連絡を差し上げておりますが、
まだご返信をいただいていない状況のため、改めてご連絡いたしました。

本件につきましては、弊社内のスケジュール調整の都合もあり、
恐れ入りますが、〇月〇日までに一度ご意向をお知らせいただけますでしょうか。

ご多忙のところ大変恐縮ではございますが、
ご確認のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

――――――――
署名

件名:〇〇の進行についてご確認のお願い
〇〇株式会社
△△様

平素よりお世話になっております。
□□の〇〇です。

〇〇に関する進行状況につきまして、以前より数回ご連絡を差し上げておりますが、
まだお返事を頂戴できていないため、再度確認のご連絡を差し上げました。

本件は、今後のスケジュールや体制にも影響するため、
差し支えなければ、現時点でのご検討状況をお知らせいただけますと幸いです。

もし何かご懸念点やご質問がございましたら、
その点も含めてお聞かせいただければと思います。

お忙しいところ恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願い申し上げます。

――――――――
署名

相手の忙しさも配慮した一言

文末や途中に、次のような一文を添えると「責めている」印象をやわらげられます。

「ご多忙のところ恐れ入りますが」
「お忙しい中恐縮ではございますが」
「ご事情もおありかと思いますが」

これらを本文のどこかに一度入れておくだけでも、読み手の受ける印象はかなり変わります。


資料提出や原稿提出の期限リマインド

提出物のリマインドでは、「いつまでに」「なぜ必要か」をはっきり書きながらも、相手を急かしすぎない言い方がポイントです。

提出前日・数日前のやわらかいリマインド文(社外向け)

件名:〇〇ご提出のお願い(締め切りのご案内)
〇〇株式会社
△△様

いつもお世話になっております。
□□の〇〇です。

先日ご案内しました〇〇の資料につきまして、
提出期限が〇月〇日となっておりますので、念のためご連絡差し上げました。

すでにご対応いただいておりましたら恐れ入りますが、
お時間のある際に、添付またはご返信にてお送りいただけますと幸いです。

ご多忙の折とは存じますが、何卒よろしくお願いいたします。

――――――――
署名

件名:〇〇原稿のご提出について(リマインド)
〇〇株式会社
△△様

お世話になっております。
□□の〇〇です。

〇月〇日までにご提出をお願いしている〇〇の原稿について、
締め切りが近づいてまいりましたので、念のためご連絡いたしました。

もし作成にあたってご不明な点などございましたら、
簡単でも構いませんので、お知らせいただければと思います。

お手数をおかけいたしますが、引き続きよろしくお願いいたします。

――――――――
署名

期日当日の最終リマインド文(社外向け)

件名:本日締め切りの〇〇ご提出のお願い
〇〇株式会社
△△様

いつもお世話になっております。
□□の〇〇です。

本日が締め切りとなっております〇〇の資料につきまして、
現時点でまだ受領が確認できていないため、改めてご連絡いたしました。

本日中にご送付が難しい場合は、
対応可能な目安の日時をお知らせいただけますでしょうか。

今後のスケジュール調整のため、
お手数ですが、ご一報いただけますと大変助かります。

何卒よろしくお願い申し上げます。

――――――――
署名

社内向け(同僚・他部署宛)に少しトーンを落とした例

件名:〇〇資料の提出期限について
〇〇さん

お疲れさまです。△△です。

以前お願いしていた〇〇の資料ですが、
本日が提出期限となっているため、念のためリマインドです。

すでに提出済みでしたらスルーしてください。
難しい場合は、提出できそうなおおよその目安だけ教えてもらえると助かります。

よろしくお願いします。

件名:原稿提出のご相談(〇〇の件)
〇〇さん

お疲れさまです。△△です。

〇〇の原稿、締め切りが〇月〇日となっているので、
現在の進捗を一度教えてもらえますか。

もし調整が必要であれば、その前提でスケジュールを組み直したいと考えています。
無理のない範囲で大丈夫なので、状況だけ共有してもらえると助かります。

よろしくお願いします。

支払い・入金のリマインドメール

お金に関する連絡は、特に慎重になりやすいポイントです。
過度に遠回しにしすぎると伝わらず、ストレートすぎるときつく感じられます。
ここでは「期限前」と「期限後」に分けてテンプレをまとめます。

支払期限前のやさしいリマインド

件名:〇〇のお支払いについて(ご案内)
〇〇株式会社
△△様

いつもお世話になっております。
□□の〇〇です。

〇月〇日にご請求書をお送りしました〇〇のお支払いにつきまして、
お支払期限が〇月〇日となっておりますので、念のためご案内いたします。

すでにお手続きいただいている場合は、行き違いとなり恐縮ですが、
本メールは破棄していただければ幸いです。

ご多忙のところ恐れ入りますが、引き続きよろしくお願い申し上げます。

――――――――
署名

件名:〇月分ご請求のお支払い期限について
〇〇株式会社
△△様

平素よりお世話になっております。
□□株式会社の〇〇です。

先日お送りいたしました〇月分のご請求につきまして、
〇月〇日がお支払期限となっているため、念のためご連絡差し上げました。

お手続きの状況に関して特段のご連絡は不要ですが、
ご不明な点などございましたら、お気軽にお申し付けください。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

――――――――
署名

期限を過ぎているときの落ち着いた催促文

件名:お支払いの確認のお願い(〇月分〇〇)
〇〇株式会社
△△様

いつもお世話になっております。
□□の〇〇です。

〇月〇日付でお送りしました〇〇のお支払いにつきまして、
〇月〇日の期限を過ぎておりますが、現時点で入金の確認が取れておりません。

お手続きがお済みの場合は、行き違いとなり申し訳ございません。
まだの場合は、大変恐れ入りますが、状況をご教示いただけますでしょうか。

ご事情もおありかと思いますので、
もしお支払日の調整が必要な場合は、その旨ご相談いただければと存じます。

お忙しいところ恐縮ですが、ご確認のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

――――――――
署名

件名:〇〇ご請求分のお支払いに関するご連絡
〇〇株式会社
△△様

平素より大変お世話になっております。
□□株式会社の〇〇です。

先般ご案内いたしました、〇月分〇〇のお支払いにつきまして、
本日時点で入金の確認ができていないため、ご連絡を差し上げました。

既にお手続きいただいている場合は、
確認のタイミングの関係で行き違いとなっている可能性もございます。
その際は、本メールは破棄していただけますと幸いです。

もしお手続きがこれからの場合は、
お手数をおかけいたしますが、〇月〇日頃までのお支払い、
またはご都合のよろしいお支払予定日をお知らせいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけして恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

――――――――
署名

今後の対応や手続きの案内を含めたテンプレ

件名:お支払いに関するご案内と今後の手続きについて
〇〇株式会社
△△様

いつもお世話になっております。
□□の〇〇です。

〇月〇日付でご案内しました〇〇のご請求につきまして、
本日時点で入金の確認が取れていないため、今後の手続きについてご案内いたします。

恐れ入りますが、〇月〇日までにお支払いいただけない場合は、
・サービスの一時停止
・次回以降のご利用条件の見直し
を検討させていただく可能性がございます。

ご事情がおありの場合は、可能な範囲で柔軟に対応したく考えておりますので、
お支払いのご予定やご相談事項があれば、遠慮なくお知らせください。

ご不便をおかけすることのないよう、できる限り調整させていただきますので、
まずは状況だけでも共有いただけますと幸いです。

お忙しいところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

――――――――
署名

支払い・入金の催促では、
「確認」「ご案内」「ご相談」という言葉を意識的に使うと、
単なる「取り立て」ではなく、必要な情報共有として受け取ってもらいやすくなります。


【テンプレ】カジュアル寄りのリマインドメール・連絡文例(教室・習い事・イベントなど)

ここでは、会社ほど堅くはしたくないけれど、最低限のきちんと感は保ちたい連絡のテンプレをまとめます。
教室・習い事・地域イベント・趣味の集まりなど、個人運営にも使いやすい文面が中心です。


教室・習い事の出欠確認や持ち物リマインド

子ども向け教室や習い事では、保護者あてに送るメールのトーンがとても重要です。
ビジネスメールほどかっちりしていなくても大丈夫ですが、丁寧さと分かりやすさは必要になります。

子ども向け教室の保護者あてメール例文(出欠確認)

件名:今週のレッスン出欠確認のお願い(〇〇教室)
〇〇保護者様

いつもお世話になっております。
〇〇教室の△△です。

今週〇月〇日(〇曜)のレッスンについて、出欠の確認でご連絡いたしました。
ご参加が難しい場合は、前日までにこのメールへのご返信、
または公式LINEにてお知らせいただけますと助かります。

すでにご連絡いただいている場合は、行き違いとなりましたら申し訳ございません。
どうぞよろしくお願いいたします。

――――
署名

件名:〇月〇日レッスンのご参加について(確認)
〇〇保護者様

お世話になっております。
〇〇教室の△△です。

直前のご連絡となり恐れ入りますが、
明日〇月〇日(〇曜)のレッスンへのご参加について、念のため確認のご連絡です。

ご予定に変更等ございましたら、
当日午前中までにご一報いただけますと幸いです。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

――――
署名

子ども向け教室の保護者あてメール例文(持ち物リマインド)

件名:明日のレッスン持ち物について(〇〇教室)
〇〇保護者様

いつもお世話になっております。
〇〇教室の△△です。

明日〇月〇日のレッスンでは、
以下の持ち物をご準備いただきますようお願いいたします。

・スケッチブック
・色鉛筆
・いつもの筆記用具一式

念のためのリマインドとなりますので、
すでにご準備いただいている場合はご容赦ください。

どうぞよろしくお願いいたします。

――――
署名

趣味サークルの出欠確認テンプレ

サークルや趣味の集まり向けには、少しくだけた敬語でも大丈夫です。

件名:次回〇〇サークル出欠のご確認
〇〇さん

お世話になっております。〇〇サークルの△△です。

次回の活動日、〇月〇日(〇曜)〇時〜について、
出欠の確認でご連絡しました。

ご参加可能かどうかを、
〇月〇日までにこのメールへのご返信、またはグループLINEでお知らせいただけると助かります。

もしご都合が合わない場合も、一言いただけると準備の参考になります。
どうぞよろしくお願いいたします。

――――
署名

件名:今週の集まりについてのご連絡(〇〇サークル)
皆さま

いつもありがとうございます。〇〇サークルの△△です。

今週〇月〇日(〇曜)〇時〜の集まりについて、
現時点での参加予定者を把握したく、出欠のご連絡をお願いいたします。

すでに「参加」とお返事いただいている方は、そのままで大丈夫です。
参加が難しくなった場合は、分かった時点でお知らせいただけますと助かります。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

――――
署名

イベント参加費や準備物のリマインド

イベント運営では、参加費や準備物の案内を「再送」する場面がよくあります。
一度送った内容をもう一度伝えるときは、責めるニュアンスにならないようにすることが大切です。

参加費の支払い案内をやわらかく再送するときの文例

件名:イベント参加費のご案内(再送)
〇〇様

こんにちは。〇〇イベント事務局の△△です。

先日ご案内いたしました、〇月〇日開催のイベント参加費について、
念のためご案内を再送させていただきます。

参加費:〇〇円
お支払方法:△△(銀行振込/決済リンクなど)
お支払期限:〇月〇日

すでにお手続きいただいている場合は、行き違いとなり申し訳ありません。
まだの方は、お時間のある際にご対応いただけますと幸いです。

ご不明点などありましたら、いつでもご連絡ください。
当日お会いできることを楽しみにしております。

――――
署名

件名:【ご確認】〇〇イベント参加費のお支払いについて
〇〇様

お世話になっております。〇〇イベント運営の△△です。

〇月〇日開催予定の〇〇イベントの参加費につきまして、
お支払状況の確認のため、ご連絡いたしました。

すでにお支払い済みの方もいらっしゃいますので、
お手続きがお済みの場合は、本メールは破棄していただいて構いません。

もしまだお手続き前の場合は、
〇月〇日頃までにご対応いただけますと大変助かります。

どうぞよろしくお願いいたします。

――――
署名

準備物や事前アンケートの返信を促す一言テンプレ

本文にプラスして使える一言です。メールでもLINEでも応用できます。

「当日スムーズに進行できるよう、事前アンケートへのご回答にご協力いただけますと幸いです。」

「準備物の有無で内容が少し変わりますので、ご確認のうえご持参をお願いいたします。」

「ご回答がまだの方は、お時間のあるときにご記入いただけると助かります。」

「もしご不明な点があれば、事前にご質問いただいて大丈夫です。」

これを踏まえたメール文の例です。

件名:事前アンケートのご協力のお願い(〇〇イベント)
〇〇様

こんにちは。〇〇イベント事務局の△△です。

当日スムーズに進行できるよう、
事前アンケートへのご回答をお願いしております。

すでにご回答いただいている場合は、行き違いとなりましたら申し訳ありません。
まだの方は、〇月〇日までにご記入いただけますと大変助かります。

ご不明な点があれば、いつでもご連絡ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

――――
署名

友人グループでの連絡に使えるやわらかい文面

ここでは、友人グループや仲間内の集まりで使える、出欠確認などの文面です。
「無理なら断っても大丈夫」というニュアンスをしっかり入れておくと、相手も返信しやすくなります。

飲み会や集まりの出欠確認メール文(LINEにも転用可)

件名:〇月〇日の集まりについて(出欠だけ教えてください)
〇〇へ

おつかれさま、△△です。

この前話していた〇月〇日(〇曜)の集まりの件で、
そろそろお店を決めたいので、出欠だけ教えてもらえると助かります。

・日時:〇月〇日(〇曜)〇時〜
・場所:△△駅周辺を予定

もし予定がまだはっきりしない場合は、
「行けそう」「厳しそう」くらいのざっくりした感じでも大丈夫です。

無理に合わせてもらわなくて大丈夫なので、
都合のよいタイミングで一言もらえるとうれしいです。

件名:近況会のお知らせと出欠確認
みんなへ

△△です。おつかれさまです。

久しぶりに集まろうという話が出たので、
〇月〇日(〇曜)あたりで近況会を考えています。

・候補日:〇月〇日(〇曜)、〇月〇日(〇曜)
・時間帯:夜(19時ごろ〜)を予定

来られそうな日があれば、番号で返信してもらえるとうれしいです。
どれも難しそうな場合は「また別日で」でも全然大丈夫です。

無理のない範囲で、気軽に返信してもらえればと思います。

無理なら断っても大丈夫、という安心感を含んだ言い方

最後の一文に、次のようなフレーズを入れておくと、相手も気兼ねなく断りやすくなります。

「ご都合が合わない場合は、また次の機会でも大丈夫です。」

「無理に予定を合わせなくて大丈夫なので、正直なところを教えてもらえるとうれしいです。」

「今回は難しければ、また別のタイミングで声をかけさせてください。」

「体調や予定を優先してもらって大丈夫なので、参加できそうな場合だけお返事いただければ十分です。」

これらを組み込んだ例です。

件名:〇月〇日の飲み会について(ゆるい出欠確認)
〇〇へ

△△です。

〇月〇日(〇曜)の飲み会の件、
来られそうかどうかだけ教えてもらえるかな。

もしその日は難しければ、
また別の日にあらためて企画しようと思っているので、遠慮なく「今回はパスで」と言ってもらって大丈夫です。

無理のない範囲で、気軽に教えてもらえるとうれしいです。

件名:〇〇会の予定について
みんなへ

△△です。

〇月ごろに一度集まれたらと思っているのですが、
忙しい時期だと思うので、無理に予定を合わせなくて大丈夫です。

「この日なら行けそう」「その週は厳しそう」くらいの返事で十分なので、
気が向いたタイミングで一言もらえればうれしいです。

よろしくお願いします。

友人グループ向けのリマインドや出欠確認は、
「早く返して」「必ず来て」という圧を出さずに、
「来られたらうれしい」「断っても大丈夫」というスタンスを文面に含めることが、関係を長く保つうえでも大きなポイントになります。


【テンプレ】催促LINEの一言フレーズ集(友人・ママ友・サークルなど)

ここでは、メールほどかしこまらなくていいけれど、
一言で「そろそろ返事ほしい」「どうなってるか知りたい」と伝えたいときに使える催促LINEを集めます。

すべて短めのフレーズなので、そのままコピペして語尾だけ自分用に変えて使うイメージです。


友人に軽くリマインドしたいときの一言

友達相手だと、きつくしたくない反面、なかなか返事が来ないとモヤモヤしやすい場面です。
「責める」より「話題を思い出してもらう」感覚で送れる一言をまとめました。

日程の返信がこないときのひと言テンプレ

少しライト寄り、仲の良い友人向け

この前の予定の件、少し落ち着いたらでいいから、行けそうかだけ教えて〜
〇月〇日のやつ、まだ調整中だったりする?決まりそうなら教えてほしいな
お店予約したいから、行けそうかどうかだけ聞いてもいい?
例の飲み会、〇〇は参加できそう?ざっくりで大丈夫だから教えてもらえるとうれしい
忙しいところごめん、日程どうしようか迷ってるので、行けそうか一言もらえると助かる

少し丁寧寄り、久しぶりの相手向け

この前お話ししていた〇月〇日の集まりですが、ご都合いかがでしょうか?
お店を決めたいので、参加できそうかどうかだけ教えていただけるとうれしいです
もし日程が合わなければ、また別の日で考えようと思っているので、その場合も遠慮なく教えてください

予約の有無を確認するときのメッセージ

お店の予約をそろそろ入れようと思うんだけど、人数確定したいので、参加できそうか教えてもらえる?
予約しようとしているんだけど、〇〇は何時ごろなら来やすい?
予約の都合があるから、行けそうなら今日中くらいに一言もらえると助かります
席数に限りがあるみたいなので、参加できそうなら早めに教えてもらえるとうれしいです
もし予定がまだ読めなければ、その旨だけでも教えてもらえたら、こっちで調整してみます

ママ友・保護者ラインで使えるソフトな催促

学校や園のことが絡むと、こちらもきちんとしたい一方で、関係性を壊したくない気持ちも強くなります。
グループLINEと個別LINEで、トーンを少し変えた言い方を用意しておくと安心です。

学校・園関連の提出物や集金のリマインドLINE(グループ全体向け)

明日のプリント提出の件、念のためリマインドです。まだの方がいたら、持たせてあげてください〜
今日配布されたアンケート、締め切りが〇日までみたいなので、まだの方はお時間あるときにぜひ
〇〇費の集金、今日までになっていましたが、まだの方は来週の登校時でも大丈夫だそうです
明日の持ち物に〇〇が追加になったそうなので、共有です。うちもさっき気付きました
先生からの一斉メールにもありましたが、念のためこちらにも。〇日までに提出とのことです

グループ向けでは「まだの方」「念のため」といった言葉を使うと、特定の誰かを責めている印象を避けられます。

学校・園関連のリマインドLINE(個別向け)

〇〇さん、こんばんは。〇〇の集金の件で、先生から「まだ数名分届いていない」と連絡があったので、念のためお知らせです。もうお済みでしたらすみません
この前配られたアンケート、うちもさっき出したところなんですが、締め切りが〇日までみたいでした。まだだったら、と思って一応送っておきます
明日の持ち物で〇〇が必要みたいです。うちも見落としていて、共有だけさせてください〜
連絡帳にも書いてあったのですが、見落としやすそうだったので個別に失礼します。〇日までに提出とのことでした

どの文面でも、「うちもさっき気付きました」「一応共有です」と自分も同じ立場であることを入れると、指摘っぽさが薄れます。


サークル・コミュニティでの参加表明を促す一言

趣味のサークルやコミュニティでは、
「来てほしいけど、無理に誘うのは違う」という微妙な距離感があります。
ここでは、参加・不参加を軽く聞ける一言を中心にまとめます。

参加・不参加の回答を軽く促すテンプレ

次回〇〇の集まり、来られそうかどうかだけ教えてもらえる?
〇月〇日のイベント、参加できそうなら「行く」「パス」だけ返信もらえるとうれしいです
人数把握したいので、参加か不参加かだけスタンプでも大丈夫です
参加が難しそうなら「また今度で」と一言もらえると助かります
行けるかどうかまだ分からなければ、「たぶん行けそう」「厳しそう」くらいでも大丈夫です

返信しやすくなる一文の工夫(選択肢を出す言い方)

選択肢を出すと、相手の「何て返信しよう…」という負担が減り、返信率が上がりやすくなります。

参加の可否を、
1:参加、2:未定、3:不参加
のどれかで教えてもらえるとうれしいです
参加できそうなら「〇:行く」「△:たぶん行く」「×:今回はパス」のどれかで返してもらえれば十分です
返信が難しければ、スタンプだけでも大丈夫なので、来られそうかどうか教えてください

迷っている場合は「もう少し考えたい」でも全然大丈夫です。その場合は、いつごろまでに決まりそうかだけ教えてもらえると助かります

安心感を含めた言い方の追加フレーズ

無理に合わせてもらわなくて大丈夫なので、正直なところで教えてもらえるとうれしいです
体調や予定を優先してもらって大丈夫です。来られそうなときだけで構いません
今回は難しければ、また別の機会にぜひ。気軽に「パスで」と返してもらえれば十分です

こうした一言を添えることで、
相手が「断りづらい」「返信しづらい」と感じるハードルを下げつつ、必要な情報だけはきちんと受け取ることができます。


【シーン別】支払い・予約・締め切りを促すときの言い方テンプレ(メール・LINE共通)

支払い・予約・締め切りの話題は、どうしても相手にとって「耳の痛い内容」になりがちです。
だからこそ、金額や日付ははっきり書きつつも、伝え方そのものはできるだけ落ち着いたものにしておきたい場面です。

ここでは、メールにもLINEにも転用しやすい形で、支払い・予約・締め切りを促すときの言い方をまとめます。


支払い・入金を催促するときの丁寧フレーズ

金額や期限は曖昧にせず、その代わり文全体のトーンをやわらかく整えるイメージです。

金額や期限をはっきり書きつつ、責めない文例

メール寄りの文面

〇月〇日にご案内していた〇〇の参加費(〇〇円)につきまして、
お支払期限が〇月〇日となっておりますので、念のためご連絡いたしました。
すでにお手続きいただいている場合は、行き違いとなり申し訳ありません。
先日お送りした〇〇のご請求(〇〇円)について、
本日現在、こちらで入金が確認できていないため、ご連絡いたしました。
お支払期限は〇月〇日となっておりますので、お時間のあるときにご対応いただけますと幸いです。

LINEにも使いやすい少し短めの文面

〇〇の参加費(〇〇円)、締め切りが〇日までだったので念のため。
もうお手続き済みだったらごめんね。
〇〇費(〇〇円)のお支払い、こちらでまだ確認できていなかったので一応連絡しました。
時間のあるときで大丈夫なので、対応だけお願いします。
〇〇のご入金(〇〇円)、期限が〇日までになっていたので、思い出しメッセージです。

事情がある可能性にも触れたやさしい一言

事情があるかもしれない、という前提を入れておくと、相手も返信しやすくなります。

ご事情がおありの場合もあるかと思いますので、
もしお支払いが難しい状況でしたら、一度ご相談いただければと思います。
何か行き違いやご都合があれば、その旨だけでも教えていただけるとうれしいです。
もしタイミングが合わないなどありましたら、無理のない範囲で大丈夫ですので、状況だけ教えてもらえると助かります。

これらは、メールの末尾やLINEの二行目として足すだけで印象が和らぎます。


予約日の確認やキャンセル可否をうながす文例

予約が絡むときは、相手の都合を尊重しつつ「いつまでに返事がほしいか」もセットで伝えるのがポイントです。

沈黙が続いている相手に予約確認をするテンプレ

メール寄り

先日お送りした〇月〇日のご予約の件につきまして、
現時点でご返信をいただいていないため、念のため確認のご連絡です。

お店の予約の都合もありますので、
差し支えなければ〇月〇日までに、参加可否をお知らせいただけますでしょうか。
〇月〇日の〇〇のご予約に関して、
ご出席のご意向を伺っており、その後お返事が止まっている状況のためご連絡いたしました。

もしまだご検討中であれば、その旨だけでも教えていただけると助かります。

LINE向けの短い文面

〇月〇日の〇〇の件、まだ迷ってるかな?
お店を予約したいので、〇日までに行けそうかだけ教えてもらえると助かる。
この前話してた〇日の予定、参加できそうかどうか、
分かるタイミングで一言もらえるとうれしいです。
お店の予約人数を確定したくて、
〇〇は参加か不参加かだけ教えてもらってもいい?

キャンセルなら早めに教えてほしいときの言い方

もしご都合が合わなくなった場合は、キャンセルでも大丈夫ですので、
分かった時点で一度ご連絡いただけると助かります。
参加が難しそうな場合も、遠慮なくその旨を教えてください。
キャンセル料金がかかる前に、お店に連絡したいと思っています。
無理に予定を合わせてもらう必要はないので、
難しいようでしたら「今回は見送りで」と一言いただければ十分です。

これらは、メールでもLINEでもそのまま使えます。
特に、キャンセルが悪いことではないと明示しておくと、相手が気兼ねなく事情を伝えやすくなります。


締め切り前後にもう一歩だけ行動を促したいとき

締め切りに関する連絡は、「前日」と「過ぎたあと」でトーンを変えるのが安心です。

締め切り前日のやわらかい一言テンプレ

メール寄り

〇〇のご提出期限が明日〇月〇日となっておりますので、
念のためリマインドとしてご連絡いたしました。

すでにご対応いただいている場合は、行き違いとなり申し訳ありません。
明日締め切りの〇〇について、
お忘れがないよう、簡単ではありますがご案内いたしました。

もし難しい場合は、いつ頃までに対応可能か教えていただけますと幸いです。

LINEでも使いやすい短め

〇〇の締め切り、明日までだったので一応お知らせです。
もう出していたら、このメッセージはスルーしてください。
明日が〇〇の提出期限みたいなので、念のためリマインドでした。
明日までに〇〇の返信が必要みたいなので、時間あるときに見てみてください。

過ぎてしまったあと、それでもお願いしたいときの例文

メール寄り

〇〇のご提出につきまして、〇月〇日の締め切りを過ぎておりますが、
本日時点でまだ受領が確認できていないため、ご連絡いたしました。

もしすでにご対応いただいている場合は、行き違いとなり申し訳ございません。
まだのようでしたら、差し支えなければ〇月〇日までにご提出いただくことは可能でしょうか。

ご事情がおありの場合は、その点も含めてご相談いただければと存じます。
先日ご案内しておりました〇〇の締め切りを過ぎましたが、
状況を伺いたく、ご連絡いたしました。

何かご不安やご不明点がありましたら、
その点も含めて一度お知らせいただけますと幸いです。

LINE向けに少しくだけさせた文面

〇〇の締め切り、実は〇日までだったんだけど、
もしまだなら、△日ごろまでに対応できそうかだけ教えてもらえるかな?
締め切りは過ぎちゃったんだけど、まだ間に合うので、
難しければその旨だけでも教えてもらえるとうれしいです。
もし何か分からないことがあって止まっているようなら、
一度メッセージもらえれば一緒に整理します。

締め切り後の連絡では、

  1. 締め切りを過ぎている事実
  2. それでも対応してほしい理由
  3. 事情への配慮や相談の窓口

の三つを入れておくと、相手が「責められている」と感じにくくなります。
メールとLINEのどちらで送る場合も、テンプレをベースにしつつ、自分の関係性や状況に合わせて少しだけ表現を調整して使うイメージで活用してください。


一言で印象が変わるリマインド・催促の言い換えフレーズ集

同じ内容を伝えているのに、「きつい」「圧がある」と受け取られてしまう一言があります。
多くの場合、少し言い方を変えたり、一文足したりするだけで印象は大きく変わります。

ここでは、

  • 言い方そのものを変えるパターン(NG→OK)
  • 一言添えて印象をやわらげるパターン

の二つに分けて整理します。


きつく聞こえがちな催促表現からの言い換え(NG→OK)

まずは、リマインドや催促で使いがちなフレーズを「そのままだときつい表現」と「柔らかく言い換えた表現」で一覧にします。
メールでもLINEでも、そのまま使える形にしています。

NG表現OK表現ひと言メモ
早くしてくださいできる範囲で早めにご対応いただけますと助かります「命令形」を避けて「お願い」に変える
まだですか?その後のご状況はいかがでしょうか責めるニュアンスを消して「状況確認」にする
いつまでにできますか?差し支えなければ、対応可能なお日にちの目安を教えていただけますか相手の事情を前提にした聞き方にする
至急お願いします急なお願いで恐縮ですが、可能でしたら〇日までにご対応いただけますと幸いです「至急」→「可能でしたら+期限」の形に
ちゃんと対応してくださいお手数をおかけしますが、ご対応のほどよろしくお願いいたします評価せず、シンプルな依頼に戻す
忘れていませんか?念のためのご連絡となりますが、先日の件について改めてご案内いたします「忘れた」前提を避け、「念のため」に置き換える
何度も連絡しています以前にもご連絡差し上げておりますが、改めてご案内いたしました回数はぼかしつつ、再度であることだけ伝える
いい加減お願いしますお忙しいところ恐れ入りますが、本件につきましてご対応のほどお願いできますでしょうか感情表現を消し、定型の依頼フレーズに変える
すぐに払ってくださいお支払期限が〇日となっておりますので、お時間のある際にお手続きいただけますと幸いです「すぐ」ではなく「期限+お願い」にする
どうなっているんですか?進行状況について、現時点でのご状況を共有いただけますと幸いです責任追及ではなく「共有」の依頼に変える

ビジネス寄りの文面では、
「〜してください」よりも「〜いただけますと幸いです」「〜お願いできますでしょうか」のような表現に置き換えるだけで、印象がかなり変わります。

LINEで少しくだけた表現にしたい場合は、次のように調整できます。

  • 早くしてください
    → 「時間あるときで大丈夫なので、少し早めにお願いできると助かる」
  • まだですか?
    → 「あの件って、今どんな感じになってるか教えてもらってもいい?」
  • いつまでにできますか?
    → 「だいたいでいいので、いつ頃になりそうかだけ聞いてもいい?」

命令形をそのまま使わず、「教えてもらえる?」「お願いできる?」といった、
相手に選択肢が残る聞き方に変えるのがポイントです。


そっけない印象を和らげる一言足しテンプレ

内容自体は問題なくても、「最後の一文」がないだけでそっけなく見えることがあります。
すでに送るメッセージが決まっている場合は、一言だけクッションフレーズを足すだけでも印象が変わります。

同じ内容でも「一文足すと柔らかくなる」クッションフレーズ

もともとの文

「〇日までにご提出をお願いします。」

一言足すと

「〇日までにご提出をお願いします。
ご無理のない範囲で構いませんので、難しい場合はその旨お知らせいただけますと助かります。」


もともとの文

「参加可否について、本日中にご返信ください。」

一言足すと

「参加可否について、本日中にご返信ください。
急なご連絡で恐縮ですが、ご都合のよいタイミングで一言いただければ十分です。」


もともとの文

「〇〇円のお支払いをお願いいたします。」

一言足すと

「〇〇円のお支払いをお願いいたします。
何かご不明な点やご事情がありましたら、遠慮なくご相談ください。」

このように、「ありがとう」「ごめんなさい」「事情への配慮」のどれかを一文添えるだけで、
同じ催促内容でも、かなり穏やかな印象に変わります。

最後に添えると印象がよくなる一言

使い回しやすいフレーズだけをまとめると、次のようになります。

  • ご無理のない範囲でご対応いただけますと幸いです。
  • ご都合のよいタイミングで結構ですので、一言いただけますでしょうか。
  • ご負担にならない形で進められればと思っております。
  • もしご都合が合わない場合は、その旨だけでもお知らせいただけると助かります。
  • ご事情もおありかと思いますので、難しい場合は一度ご相談ください。
  • いつもご協力いただきありがとうございます。今回もお力をお借りできれば幸いです。

LINEで少しくだけさせるなら、次のような形も使えます。

  • 無理のないタイミングで大丈夫なので、分かるときに一言もらえるとうれしいです。
  • 負担にならない範囲でOKなので、難しければそう言ってもらって大丈夫です。
  • いつもありがとう、今回もよろしくお願いします。

リマインドや催促の文章を作るときは、

  1. まず「用件」だけを書いてみる
  2. 最後に、ここで挙げたようなクッションフレーズを一文足す

という二段階で考えると、毎回ゼロから悩まずに済むようになります。


まとめ 角を立てずにリマインド・催促を続けるコツ

ここまで見てきた通り、リマインドや催促のメッセージは、
内容そのものより「どう伝えるか」で印象が大きく変わります。

まず整理しておきたいのは、催促は決して悪いことではない、という考え方です。
支払い、締め切り、予約、出欠の確認などは、どれも相手との約束や、全体のスケジュールを守るために必要な連絡です。
こちらだけが一方的に得をするためのお願いではなく、「お互いが困らないようにするための確認」と考えると、少し気持ちが楽になると思います。

とはいえ、その都度ゼロから文章をひねり出すのは負担が大きく、
「きつく聞こえないか」「これで大丈夫か」と悩んでいるうちに、連絡自体を先延ばししてしまうこともあります。

そこでおすすめなのが、

  • ベースになるテンプレを一つ決める
  • そこから場面や相手に応じて、少しだけ表現を変える

というスタイルです。

たとえば、

「念のためご連絡いたしました。」
「お忙しいところ恐縮ですが、ご確認いただけますと幸いです。」
「ご都合が難しい場合は、その旨だけでもお知らせいただけると助かります。」

といった一文は、多くのシーンでそのまま使い回せます。
本文の中身を変えつつ、こうした「型になる一言」を固定しておくと、毎回の文章作成が一気に軽くなります。

もう一つのコツは、自分用のリマインド・催促テンプレを少しずつストックしていくことです。
今回の記事の中から「使いやすそう」と感じたフレーズや文面を、メモアプリやノートに分類して保存しておくと便利です。

例えば、メモアプリの中で、

  • 返信が来ないとき用
  • 支払い・入金をお願いするとき用
  • 予約確認・キャンセル確認用
  • 友人・ママ友・サークル向けLINE用

といったフォルダやタグを作っておき、コピペしてすぐ使える状態にしておくイメージです。
一度自分の言い回しに調整しておけば、次からはそのまま使ったり、少し語尾を変えたりするだけで対応できます。

会話テンプレの記事も、同じように「自分の引き出し」として使ってもらえると効果的です。
ブックマークやお気に入りに保存しておき、

  • 支払いのリマインドをしたいとき
  • イベントの出欠確認をしたいとき
  • 提出物やアンケートの締め切りが迫っているとき

など、シーンごとに開いて、合いそうなテンプレを一つ選ぶだけでも十分です。
そこから敬語のレベルや長さを少しだけ調整すれば、無理なく自分らしい文章になります。

催促やリマインドは、慣れていないうちはどうしても緊張しやすいテーマですが、
「全部オリジナルで頑張らなくてよい」「良さそうな型をベースにすればよい」と割り切ることで、負担をかなり減らすことができます。

今日からは、いきなり完璧な一通を目指すのではなく、
この記事の中から一つでも「これなら使えそう」というフレーズを、自分のテンプレとしてストックしてみてください。
それを何度か使い回していくうちに、リマインドや催促のメッセージは、今よりずっと気楽に書けるようになっていきます。

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