取引先への資料再送メール例文|添付忘れ・差し替え・誤添付の件名と言い方

あ、やばい。取引先に送ったメール、添付入れてないかも。

気づいたなら今すぐ再送しよ。件名と一言の書き方で印象が変わるよ。

しかも差し替え版だったかもしれない。どう書けば角が立たない?

謝りすぎず、用件をはっきり。相手が迷わない形に整えれば大丈夫!
取引先への資料送付は、添付忘れや差し替えが起きやすい作業です。
焦って再送すると、件名が分かりにくい、説明が長い、相手の手間が増えるなどの形で印象が下がりやすくなります。
この記事では、取引先に失礼なく、かつ相手がすぐ差し替えできるように、件名と本文のテンプレを場面別にまとめます。
添付忘れ、誤添付、修正版への差し替えなど、よくあるケースにそのまま使える例文を用意します。
この記事で分かること
- 添付忘れに気づいた直後に送る再送メールの件名と本文テンプレ
- 旧版や誤った資料を送ってしまった場合の訂正と再送の言い方
- 修正版への差し替えをお願いするときの、相手の手間を減らす書き方
- 電話すべきかメールだけでよいかの判断基準
- 再発防止に役立つ送信前チェックの確認ポイント
まず押さえる 取引先への資料再送メールの基本ルール

資料の再送メールで大事なのは、丁寧さよりも相手が迷わず差し替えできることです。
文章がきれいでも、相手がどれを使えばいいか分からないと手間が増えます。
結果として印象が下がります。
再送メールは、いつも同じ型で書けるようにしておくと安心です。
添付忘れでも差し替えでも、基本は次の3点だけ押さえれば成立します。
- できるだけ早く送る
- 件名で用件を一瞬で分かるようにする
- 先に送った資料の扱いを明確にする
最優先は迅速さ 送る順番は謝罪→用件→添付→依頼
再送は、気づいた時点で早く送るほどダメージが小さくなります。
時間が経つほど、相手がすでに作業を始めている可能性が上がるからです。
本文の順番は、迷ったらこの並びで固定します。
- 謝罪を一文で入れる
- 用件をはっきり書く(再送、訂正、差し替え)
- 添付の中身を明記する(資料名、版、日付)
- 相手にしてほしいことを一文で依頼する(差し替え、破棄など)
ここでよくある失敗は、言い訳が長くなることです。
取引先が知りたいのは事情ではなく、何が正しくて、今後どうすればいいかです。
目的は一つだけです。
訂正と差し替えが完了すること。
そのために、文章は短くても構いません。
書き方の目安としては、次の要素が入っていれば十分です。
件名は一目で分かる形にする 曖昧な件名は避ける
再送メールは、件名で勝負が決まります。
相手は受信トレイで件名を見て、開くかどうか、急ぐべきかを判断します。
件名の先頭には、用件をそのまま置きます。
- 【再送】
- 【訂正】
- 【差し替え】
この括弧があるだけで、相手は状況を把握しやすくなります。
逆に、件名が曖昧だと開封が遅れます。
気づかれないまま古い資料で作業が進む原因にもなります。
もう一つのコツは、元メールの件名を残すことです。
検索や紐づけがしやすくなり、相手も前後関係を追いやすくなります。
例としては、次の形が実務で使いやすいです。
- 【再送】〇〇資料送付の件(添付漏れのお詫び)
- 【訂正・再送】〇〇資料の誤送付につきまして
- 【差し替え】〇〇資料(修正版)送付の件
先に送ったメールの扱い 破棄依頼の言い方
差し替えや誤添付があった場合は、先に送った資料をどうしてほしいかを必ず書きます。
ここが抜けると、相手はどちらを使えばいいか迷います。
基本はシンプルに、破棄と差し替えをセットで伝えます。
丁寧にしつつ、回りくどくしないのがポイントです。
使いやすい言い方は次のような形です。
- お手数ですが、先ほどお送りした資料は破棄いただけますでしょうか。
- お手数をおかけしますが、先ほどの添付ファイルは破棄をお願いいたします。
- 先ほどの資料は旧版のため、本メール添付の修正版へ差し替えをお願いいたします。
破棄依頼を書くときは、相手が特定できる情報も添えます。
例えば「先ほどのメール」「〇月〇日〇時の送付分」「ファイル名」などです。
これがあると、相手の迷いが減ります。
最後に、依頼は一文で締めると読みやすくなります。
- ご確認のほどよろしくお願いいたします。
- お手数をおかけし申し訳ありませんが、差し替えをお願いいたします。
この型を覚えておくと、どのケースでも焦らず書けます。
場面別 すぐ使える件名テンプレ一覧
再送メールは、本文より先に件名で判断されます。
相手は受信トレイで件名を見て、開く優先度と対応の方向性を決めます。
ここでは、よくある場面ごとにそのまま使える件名テンプレをまとめます。
迷ったら、まずは【再送】【訂正】【差し替え】を先頭に置いてください。
それだけで用件が伝わり、対応が早くなります。
ケース別 件名のおすすめ
| ケース | 推奨件名テンプレ | 補足 |
|---|---|---|
| 添付忘れ | 【再送】〇〇資料送付の件(添付漏れのお詫び) | 緊急度が高い場合は【重要】を付ける選択もあります。ただし多用は避けます。 |
| 誤った資料を添付 | 【訂正・再送】〇〇資料の誤添付につきまして | 状況に応じて「誤送付」「旧版」を入れると伝わりやすくなります。 |
| 差し替え(修正版) | 【差し替え】〇〇資料(修正版)送付の件 | 版数や日付を入れると取り違えを防げます。例:2025-01-10版。 |
| 一部だけ訂正 | 【訂正】〇〇資料の一部修正について | 本文で正/誤を示す流れにつながります。修正点が複数なら「一部」を残します。 |
| 相手から再送依頼が来た | Re:〇〇資料再送のお願い(再送いたします) | 返信スレッドを維持し、相手が履歴を追えるようにします。 |
使い分けのコツ(短くても効果が出るポイント)

- まず先頭に【再送】【訂正】【差し替え】を置く
- 元の件名を残して、相手が検索しやすい形にする
- 修正版や旧版など、取り違えを防ぐ語を必要に応じて追加する
例文1 添付忘れに気づいたときの再送メール
添付忘れは、資料送付で一番起きやすいミスです。
ただし、気づいた直後に再送できれば大きな問題にならないケースも多いです。
ポイントは3つだけです。
- 謝罪は一文で済ませる
- 再送であることをはっきり書く
- 添付ファイル名を本文に書き、相手が確認しやすい形にする
ここでは、すぐ使える短文テンプレと、時間が経ってしまった場合の丁寧版を用意します。
短文で済む軽微なケースのテンプレ
気づいてすぐ送れる場合は、短くて問題ありません。
長い説明より、相手がすぐに添付を確認できる形が優先です。
件名例
- 【再送】〇〇資料送付の件(添付漏れのお詫び)
- 【再送】〇〇のご案内資料送付の件
本文テンプレ(そのまま使えます)
〇〇株式会社
〇〇様
お世話になっております。〇〇株式会社の〇〇です。
先ほどお送りしたメールに、資料の添付が漏れておりました。申し訳ございません。
下記資料を添付のうえ、改めて送付いたします。
添付ファイル:〇〇資料.pdf
お手数ですが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
このテンプレの狙いは、相手の迷いをなくすことです。
本文内で添付ファイル名を明示すると、相手も探しやすくなります。
自分側も、送信前に添付を入れたかの最終確認になります。
時間が経ってしまった場合の丁寧版
気づくのが遅れた場合は、相手がすでに作業を進めている可能性があります。
その分だけ、謝罪トーンを少し上げ、相手の手間を想定した一文を入れます。
件名例
- 【再送】〇〇資料送付の件(添付漏れのお詫び)
- 【重要・再送】〇〇資料送付の件(添付漏れにつき再送)
本文テンプレ(丁寧版)
〇〇株式会社
〇〇様
お世話になっております。〇〇株式会社の〇〇です。
先ほどお送りしたメールに、資料の添付が漏れておりました。ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。
気づくのが遅くなってしまい、重ねてお詫び申し上げます。
下記資料を添付のうえ、改めて送付いたします。
添付ファイル:〇〇資料.pdf
すでにご確認や作業を進めていらっしゃいましたら、大変恐れ入ります。
お手数ですが、本メールの添付資料をご確認いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
補足 よくある落とし穴
次は、誤った資料を送ってしまった場合の訂正と再送の例文をまとめます。
例文2 誤添付 旧版を送ってしまったときの訂正・再送
誤った資料や旧版を送ってしまった場合は、添付忘れよりも影響が大きくなりやすいです。
相手がその資料を元に作業を進めると、手戻りが発生するからです。
ここで重要なのは、謝り倒すことではありません。
相手がすぐに正しい資料へ切り替えられるように、短く整理して伝えることです。
- 何を間違えたかを一文で特定する
- 正しい資料を添付して再送する
- 先に送った資料は破棄してもらう
- 必要なら訂正点を正/誤で示す
誤りの説明は最小限にして、正しい資料へ誘導する
誤添付の訂正メールは、説明が長いほど混乱します。
原因や事情ではなく、相手が取るべき行動だけを明確にします。
件名例
- 【訂正・再送】〇〇資料の誤添付につきまして
- 【訂正・再送】〇〇資料(旧版送付)のお詫びと再送
- 【訂正】〇〇資料差し替えのお願い(正しい資料を再送します)
本文テンプレ(誤添付 旧版を送ったケース)
〇〇株式会社
〇〇様
お世話になっております。〇〇株式会社の〇〇です。
先ほどお送りした資料につきまして、誤って旧版を添付して送付しておりました。誠に申し訳ございません。
正しい資料を添付のうえ、改めて再送いたします。
添付ファイル:〇〇資料_最新版_2025-01-10.pdf
お手数ですが、先ほどのメール添付の資料は破棄いただき、本メール添付の最新版をご参照ください。
ご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。
本文テンプレ(違う資料を添付したケース)
〇〇株式会社
〇〇様
お世話になっております。〇〇株式会社の〇〇です。
先ほどお送りしたメールに、誤った資料を添付して送付しておりました。誠に申し訳ございません。
正しい資料を添付のうえ、改めて送付いたします。
添付ファイル:〇〇資料.pdf
お手数ですが、先ほどのメール添付ファイルは破棄いただき、本メール添付の資料をご確認ください。
ご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。
書き方のコツ
- 誤りは一文で言い切る(旧版、別資料、数字が違うなど)
- 添付ファイル名に最新版や日付を入れて、取り違えを防ぐ
- 破棄依頼は丁寧に、しかし曖昧にしない
正/誤の書き方(数字や日付のミスで有効)
誤添付が「別ファイル」ではなく「内容の一部ミス」の場合もあります。
例えば、金額や日付、納期、数量などです。
この場合は、訂正点を正/誤で示すと、相手の確認が早くなります。
本文が長くなるのを避けたいときは、箇条書きで十分です。
例 正/誤を箇条書きで示す
恐れ入りますが、下記内容に誤りがございましたため訂正いたします。
- 誤:納品予定日 1月20日
- 正:納品予定日 1月22日
正しい資料を添付のうえ、改めて送付いたします。
添付ファイル:〇〇資料_修正版_2025-01-10.pdf
例 正/誤をミニ表で示す(修正点が複数ある場合)
訂正箇所は下記のとおりです。
項目 誤 正 納品予定日 1月20日 1月22日 合計金額 120,000円 102,000円 正しい資料を添付のうえ、改めて送付いたします。
お手数ですが、先ほどの資料は破棄いただき、本メール添付の修正版をご参照ください。
補足 どこまで書くべきか
- 修正点が1〜2点なら正/誤を本文に書く
- 修正点が多いなら本文は要点だけにして、詳細は修正版資料にまとめる
- 重要項目(金額、納期、契約条件など)は本文にも必ず明記して、見落としを防ぐ
次は、修正版への差し替えをお願いするときの、角が立たない言い方テンプレを紹介します。
例文3 資料の差し替え 修正版を送るときの言い方(お願いの型)
修正版の送付は、相手に追加の作業が発生します。
だからこそ、丁寧さと分かりやすさの両方が必要です。
差し替えメールで評価されるのは、文章の美しさではありません。
相手が迷わず差し替えできることです。
押さえるべきポイントは次の2つです。
- 相手の作業を前提に、依頼の言い方を整える
- どれを破棄し、どれを使うかを明確にする
差し替え依頼は相手の作業を前提に書く
差し替えは、相手がすでに資料を保存したり、社内に共有したりしている可能性があります。
その前提に立って、お願いの言葉を入れます。
よく使われる型は次の一文です。
お手数ですが、差し替えをお願いいたします。
この一文があるだけで、依頼として成立します。
あとは、差し替え対象が分かる情報を添えれば十分です。
件名例
- 【差し替え】〇〇資料(修正版)送付の件
- 【差し替え】〇〇資料の差し替えのお願い(修正版送付)
- 【訂正・差し替え】〇〇資料の修正版送付について
本文テンプレ(一般的な差し替え)
〇〇株式会社
〇〇様お世話になっております。〇〇株式会社の〇〇です。
先ほどお送りした〇〇資料につきまして、内容を修正したため修正版を送付いたします。
お手数ですが、下記のとおり差し替えをお願いいたします。破棄いただきたい資料:〇〇資料_2025-01-05.pdf
ご参照いただきたい資料:〇〇資料_修正版_2025-01-10.pdf添付ファイル:〇〇資料_修正版_2025-01-10.pdf
ご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。
本文テンプレ(相手が作業中の可能性が高いとき)
〇〇株式会社
〇〇様お世話になっております。〇〇株式会社の〇〇です。
〇〇資料について、記載内容に修正がありましたため、修正版を送付いたします。
すでに資料を元にご確認や作業を進めていらっしゃいましたら、大変申し訳ございません。お手数ですが、先ほどの資料は破棄いただき、本メール添付の修正版へ差し替えをお願いいたします。
添付ファイル:〇〇資料_修正版_2025-01-10.pdf
何卒よろしくお願いいたします。
書き方のコツ
- 相手の手間に触れる一文を入れると丁寧に見える
- 破棄する資料と使用する資料をセットで書く
- どれが最新版か迷わせない
ファイル名の付け方と本文への書き方(混乱防止)
差し替えで一番怖いのは、相手が古いファイルを使い続けることです。
その原因の多くは、ファイル名が似ていて判別できないことです。
ファイル名は版数か日付を入れる
次のどちらかは入れた方が安全です。
- 日付(2025-01-10)
- 版数(v2、ver2)
- 最新、修正版(表記は統一する)
例
- 〇〇資料_修正版_2025-01-10.pdf
- 〇〇資料_v2_2025-01-10.xlsx
本文にファイル名を書く理由
本文にファイル名を書くと、相手が探しやすくなります。
同時に、送信者側も添付の確認がしやすくなります。
- 本文に書いたファイル名と、添付欄のファイル名が一致しているか
- 添付が入っているか
送信前にここを見るだけで、添付忘れの防止にもつながります。
追加で入れると丁寧になる一文
- お手数ですが、お手元の旧版は破棄をお願いいたします。
- 共有済みの場合は、最新版への差し替えもお願いいたします。
次は、電話すべきかメールだけでよいかの判断基準を整理します。
ミスを大きくしない判断基準 電話すべきか メールだけでよいか
資料の再送で迷いやすいのが、電話を入れるべきかどうかです。
電話を入れれば丁寧に見える一方で、相手の時間を奪うリスクもあります。
逆に、メールだけで済ませてよい場面なのに電話をためらって放置すると、被害が広がります。
判断の基準はシンプルです。
相手の作業が進む前に止める必要があるかどうか。
この一点で考えると迷いが減ります。
電話推奨のケース
次の条件に当てはまる場合は、メール再送に加えて電話も検討します。
目的は謝罪ではなく、相手が誤った資料で作業を進めるのを止めることです。
電話を入れたほうが良い代表例
- 重要資料で、判断や社内回覧に使われる可能性が高い
見積書、契約書、請求関連、納期や金額が絡む資料など - 期限直前で、相手がすぐ作業に入るタイミング
当日中、翌朝提出、会議直前など - 相手が作業中の可能性が高い
送付直後にミスに気づいた、送付後すぐに返信が来た、やり取りが連続している - 誤添付の影響が大きい
内容が別案件、金額や条件が誤っている、相手に誤解を与える可能性がある
電話をする場合のコツ
- 先にメールを送ってから電話する
口頭だけだと伝達ミスが起きやすいので、正しい資料を先に見せるためです。 - 電話は短くする
伝えるべきことは3点だけに絞ります。
旧版を送ってしまった、修正版を送った、旧版は破棄してほしい。
電話がつながらない場合は、無理に折り返しを待たずにメールで完結させます。
その代わり、件名を分かりやすくし、本文の冒頭に重要点を一文で置きます。
メールだけで完結しやすいケース
次の条件なら、メールだけで完結して問題になりにくいです。
ポイントは、相手が作業を始める前に訂正メールが届く見込みがあることです。
メールだけでよい代表例
- 添付忘れにすぐ気づいた
送付直後に気づき、即再送できる - 相手が未読になりやすいタイミングで、先に再送できる
早朝、深夜、休日などで、相手がまだ確認していない可能性が高い - 誤りの影響が軽微
参考資料の一部差し替え、軽微な表記修正など - 相手が急ぎで使う状況ではない
次回の打ち合わせまで時間がある、提出期限が先など
メールだけで済ませるときの注意点
これらを入れれば、電話なしでも相手が迷いにくくなります。

再発防止のチェックリスト(ミニテンプレ)
再送メールの後に一番避けたいのは、同じミスを繰り返すことです。
特に、添付忘れを再送でやってしまう二重ミスは信用を落とします。
送信前に30秒で確認できるチェックリストを用意しておくと安全です。
ここは社内共有もしやすく、テンプレとしてそのまま使えます。
送信前チェックリスト(コピペ用)
- 宛先:ToとCCに漏れや誤りがない
- 件名:【再送】【訂正】【差し替え】が先頭に入っている
- 添付:添付ファイルが入っている(0件になっていない)
- ファイル名:最新版と分かる名前になっている(修正版、日付、版数)
- 形式:相手が開ける形式になっている(PDF、Excelなど)
- サイズ:大容量になっていない(送信制限や受信制限に引っかからない)
このチェックを入れてから送るだけで、焦りによるミスが減ります。
次は、よくある疑問をFAQ形式でまとめます。
FAQ 資料再送でよくある疑問(記事末尾に配置)
資料の再送は、同じミスでも状況次第で最適解が変わります。
ここでは、実務で詰まりやすい疑問だけに絞って回答します。
迷ったときの判断軸も一緒に置くので、そのまま社内ルールにも使えます。
Q. 件名に「お詫び」は入れるべきですか?
基本は、入れなくても問題ありません。
件名で最優先なのは、再送か訂正か差し替えかが一瞬で分かることです。
ただし、次のような場合は「お詫び」を添えると丁寧に見えます。
- 添付忘れで相手に手間をかけた
- すでに相手から指摘が来ている
- 送付の遅れが発生している
例としては次の形が無難です。
- 【再送】〇〇資料送付の件(添付漏れのお詫び)
- 【訂正・再送】〇〇資料の誤添付につきまして
逆に、強い謝罪語を件名に入れるのは避けます。
件名は感情よりも用件を優先した方が、相手が動きやすくなります。
Q. 「【重要】」は付けてよいですか?
付けても構いませんが、条件付きです。
本当に急いで見てもらう必要があるときだけに限定します。
【重要】を付ける目安は次のとおりです。
軽微な添付忘れで多用すると、オオカミ少年になりやすいです。
迷うなら、【重要】ではなく本文冒頭で急ぎである理由を一文で補います。
Q. 先ほどのメールは削除してもらうべきですか?(破棄依頼の言い方は)
削除してもらうより、破棄をお願いするのが一般的です。
特に、誤添付や旧版の場合は、相手が誤って使うのを防ぐために破棄依頼を書きます。
迷わない書き方は、破棄と差し替えをセットにする形です。
- お手数ですが、先ほどのメール添付資料は破棄いただき、本メール添付の最新版をご参照ください。
- お手数をおかけしますが、先ほどの添付ファイルは破棄をお願いいたします。
ポイントは、相手が特定できる情報を添えることです。
- 先ほどのメール
- 〇月〇日〇時の送付分
- ファイル名
これがあると、相手が迷いません。
Q. 相手から「添付がない」と言われたときの返信はどう書きますか?
短く、即対応が基本です。
相手がすでに困っている状態なので、言い訳を入れずに再送と謝罪だけで十分です。
返信テンプレの例です。
〇〇様
ご連絡ありがとうございます。〇〇株式会社の〇〇です。添付が漏れており、申し訳ございません。
下記資料を添付のうえ、再送いたします。添付ファイル:〇〇資料.pdf
お手数ですが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
相手のメールに返信する形にすると、履歴が残りやすくなります。
さらに、同じ宛先やCC関係が崩れにくいので安全です。
Q. CCに複数入れていた場合、全員に再送するべきですか?
原則として、同じ宛先に再送します。
元メールと再送メールで宛先が変わると、誰が最新版を持っているか分からなくなります。
例外として、次のような場合は宛先整理を検討します。
- CCに入っていた人が本来関係ない
- 誤って広く送ってしまった
ただし、その場合でも、影響範囲の確認が必要です。
勝手に宛先を減らすと、関係者の情報が欠けて混乱が起きることがあります。
迷う場合は、元の宛先を維持し、本文で差し替えを明確にしてください。
Q. 添付が大容量で送れない場合はどうするのが安全ですか?(代替手段の案内)
大容量で送れないときは、メールに無理に添付しない方が安全です。
送信失敗や相手側の受信制限で届かないと、トラブルが長引きます。
一般的には次の代替手段が現実的です。
このときも、本文に次の情報を入れると混乱が減ります。
- 資料名
- 版数または日付
- 取得方法(共有場所、期限、必要な手順)
- 先に送った資料の破棄依頼が必要かどうか
Q. 修正版を何度も送ってしまいそうです。混乱を防ぐ工夫はありますか?
混乱を防ぐ一番の方法は、最新版が一目で分かる状態を作ることです。
文章で頑張るより、ファイルと運用でミスを減らす方が効きます。
効果が出やすい工夫は次のとおりです。
- ファイル名に日付か版数を必ず入れる
例:〇〇資料_修正版_2025-01-10.pdf - 本文にファイル名を必ず書く
これで添付忘れも減ります。 - 修正点がある場合は、正/誤を短く入れる
相手が差し替えの必要性を理解しやすくなります。 - 送信前にチェックリストを1回だけ通す
宛先、件名、添付、ファイル名だけでも効果があります。
どうしても不安が残る場合は、相手に電話で一言入れるのも有効です。
目的は謝罪ではなく、最新版を使ってもらうための確認です。
まとめ
資料再送は、早く、分かりやすく、相手の手間を減らすことが最優先です。
件名の型、本文の型、差し替えの型を持っておくと、焦っても崩れません。
- 件名は【再送】【訂正】【差し替え】を先頭に置く
- 本文は謝罪→用件→添付→依頼の順で短く書く
- 破棄と差し替えを明確にし、相手が迷わない形にする
ここまでのテンプレを手元に置けば、添付忘れや差し替えが起きても落ち着いて対応できます。


