進捗確認の言い方|催促にならないメール・チャット例文集

進捗確認の言い方|催促にならないメール・チャット例文集 職場・ビジネス

進捗確認の言い方|催促にならないメール・チャット例文集

ぷれお
ぷれお

進捗どうですか?って聞いたら、催促っぽくなる気がする…。

てんこ
てんこ

文だけ見ると圧が出やすいんだよね。目的と期限がないと特に。

ぷれお
ぷれお

でも確認しないと仕事止まるし…。

てんこ
てんこ

型で聞くといいかも!
相手が返しやすい形にするだけで空気変わるよ!

進捗を確認したいのに、相手に嫌な思いをさせたくない。
この悩みは多いです。

進捗確認が催促に見えるのは、気持ちの問題ではありません。
相手が答えるための情報が足りない時に起きます。

メールもチャットも、短いほど誤解が出やすいです。
目的、期限、こちらの次の作業を添えるだけで、確認はスムーズになります。

このページでは、催促にならない聞き方を「コピペできる型」でまとめます
社外メール、社内チャット、口頭の場面まで、使い分けできるようにします。

この記事で分かること

  • 進捗確認が催促に聞こえる原因と、誤解を消す最短の直し方
  • 催促にならない進捗確認の基本型(目的+期限+次アクション)
  • メールの件名と本文テンプレ(取引先・社内別)
  • Slack/Teamsなどチャットで角が立たない短文例
  • 返信がないときのフォロー文(1通で終わる追い方)

  1. 進捗確認が催促に見える原因は、相手に判断材料がないこと
    1. NGになりやすい3パターン(急ぐ・責める・丸投げ)
    2. 催促に見せない最短結論:目的+期限+こちらの次を添える
    3. 件名と一文目で印象が決まる(リマインドの扱いも含める)
  2. まずはこれだけ:催促にならない進捗確認の基本型
    1. 基本の4点セット(状況確認/期限/困っている点/こちらの協力)
    2. 期限の置き方テンプレ(今日中・明日午前・〇日まで)
    3. 送るタイミングの目安(早すぎ・遅すぎを避ける)
  3. コピペOK:メールの進捗確認テンプレ(件名+本文)
    1. 取引先向け:提案・見積・資料提出の進捗確認
      1. 件名テンプレ(取引先)
      2. 本文テンプレ1:低圧(状況確認+期日確認+協力)
      3. 本文テンプレ2:見積(相手の手間を減らす聞き方)
      4. 本文テンプレ3:資料提出(提出の形式も決めておく)
    2. 社内向け:上司・同僚に送る進捗確認(巻き取り型も用意)
      1. 件名テンプレ(社内)
      2. 本文テンプレ1:上司向け(相談寄り)
      3. 本文テンプレ2:同僚向け(短く・次作業を見せる)
      4. 本文テンプレ3:巻き取り型(相手の負担を減らす)
    3. 返信がないとき:再送・フォローの書き方(1通で終わらせる)
      1. フォロー件名テンプレ(社外)
      2. フォロー件名テンプレ(社内)
      3. フォロー本文テンプレ(1通で終わる)
  4. チャットで確認したいときの言い方(Slack/Teams/社内DM)
    1. チャットは短文ほど圧が出る。固定すべき情報は3つ
    2. 角が立たない短文テンプレ(平常時/締切前日/締切後)
      1. 平常時(通常の確認)
      2. 締切前日(焦りを見せずに期限を固定)
      3. 締切後(責めない・次の一手に寄せる)
    3. 既読スルー前提の“次の一手”テンプレ(口頭確認につなぐ)
      1. 追いメッセージ(1回だけ)
      2. 口頭確認につなぐ(圧を下げる)
  5. 相手別:上司・同僚・取引先で敬語と距離感を調整する
    1. 上司向け:判断材料を添えて“相談”に寄せる
    2. 同僚向け:責めない・軽い・次の作業を見せる
    3. 取引先向け:失礼になりにくいクッション+確認の型
      1. 「進捗はいかがでしょうか」の言い換え(圧を下げる)
    4. 相手から「進捗どうですか?」が来たときの返信例(受け手側テンプレ)
      1. 1)順調(予定どおり)
      2. 2)遅延(遅れている)
      3. 3)未確定(判断材料が揃っていない)
      4. 4)支援依頼(助けが必要)
  6. NG→OKの言い換え早見表
  7. FAQ:よくある質問
    1. Q. 進捗確認メールは失礼ですか
    2. Q. 進捗確認メールの件名は何が無難ですか
    3. Q. 返信がないとき、何日あけて再送すればいいですか
    4. Q. 「進捗はいかがでしょうか」は催促に聞こえますか
  8. まとめ:進捗確認は「期限+次の作業」があると催促に見えにくい
    1. 今日から使う定番テンプレを1つ決める(メール/チャット)
    2. 揉めそうなときの最低ライン(目的/期限/次アクション)

進捗確認が催促に見える原因は、相手に判断材料がないこと

進捗確認そのものは、失礼ではありません。
問題は、相手がどう返せばよいか分からない形で届くことです。

相手は「今すぐ出せ」と言われたと感じると身構えます。
確認の目的や期限が見えないと、催促に受け取られやすいでしょう。

ここでは、NGになりやすい型と、催促に見せない最短の直し方を整理します。


NGになりやすい3パターン(急ぐ・責める・丸投げ)

1)短い確認だけで止める(丸投げ)

  • 「どうなってますか」だけ
  • 「進捗どうですか」だけ

この形は、相手が答えるための前提がありません。
どの案件の話か、いつまでの話か、どの粒度で返せば良いかが分からないためです。

2)遅れを前提にした聞き方(責める)

  • 「まだですか」だけ
  • 「前にお願いした件、進んでますか?」だけ

事実確認のつもりでも、相手には責められているように聞こえます。
遅れていない場合でも、気分を悪くすることがあります。

3)期限も背景もなく急かす(急ぐ)

  • 「急ぎでお願いします」だけ
  • 「至急、進捗ください」だけ

急ぎの理由が分からないと、相手は優先順位を判断できません。
結果として、圧だけが残ります。

進捗確認で揉めるのは、言葉が丁寧かどうかではなく、情報が足りない時です。


催促に見せない最短結論:目的+期限+こちらの次を添える

催促に見せないコツは、相手が返しやすい形にすることです。
最短で効くのは、次の3点です。

  • 確認目的(何のために確認するか)
  • 期限(いつまでに把握したいか)
  • こちらの次アクション(返ってきたら何をするか)

例として、同じ「進捗確認」でも印象が変わります。

  • 「進捗どうですか?」
  • 「本日中に先方へ共有したいので、〇〇の進捗だけ確認させてください。可能なら◯時までに状況を教えてください。こちらで取りまとめます。」

この型だと、相手は答える項目が明確になります。
「どこまで終わっているか」「詰まっているか」「いつ返せばいいか」が判断できます。

重要なのは長文にすることではありません。
必要情報を固定して、相手の負担を減らすことです。


件名と一文目で印象が決まる(リマインドの扱いも含める)

進捗確認は、本文より先に「件名」と「一文目」で印象が決まります。
ここが強いと、内容が丁寧でも圧が出ます。

件名は、原則として用件を淡々と書くのが無難です。

  • 「【進捗確認】〇〇の状況について」
  • 「〇〇の進捗確認のお願い(〇月〇日)」
  • 「〇〇の対応状況のご確認」

一方で、「リマインド」という言葉は便利ですが、相手によっては圧になります。
そのため、基本は件名に入れない寄りで考えます。

件名に「リマインド」を入れない方がよい場面

  • 初回の確認
  • 相手が多忙で遅れている可能性がある
  • 関係性が浅い(取引先、他部署)

入れてもよい場面(例外)

  • 期限が明確で、何度か共有済み
  • チーム内で「リマインド」が一般的に使われている
  • 手順として定例の確認である

一文目は、いきなり確認を突きつけず、前提を置くと柔らかくなります。

  • 「お忙しいところ恐れ入ります。〇〇の件で一点確認です。」
  • 「念のため状況を確認させてください。こちらの次作業の都合で〇日までに把握したいです。」

次は、この考え方をそのまま使える「基本型」に落とします。
コピペして送れる形に整えていきます。


まずはこれだけ:催促にならない進捗確認の基本型

進捗確認は、文章の上手さより「情報の揃え方」で決まります。
相手が迷わず返せる形にすると、催促ではなく業務連絡になります。

ここでは、どの案件でも使える基本型をコピペできる形でまとめます。


基本の4点セット(状況確認/期限/困っている点/こちらの協力)

催促に見せないために固定したいのは、この4点です。
短文でも成立します。

  1. 状況確認(何の進捗かを特定する)
  2. 期限(いつまでに把握したいか)
  3. 困っている点(なぜ今確認が必要か)
  4. こちらの協力(相手の負担を下げる提案)

ポイントは、「いつまでに」「何が必要か」「こちらでできること」を毎回入れることです。
相手の判断材料になります。

コピペ枠:丁寧(社外・上司向け)

  • 「お忙しいところ恐れ入ります。〇〇の件で進捗を確認させてください。〇日(〇時)までに状況を把握したく存じます。もし詰まりがあれば、こちらで◯◯を対応しますのでお知らせください。」

コピペ枠:短め(社内・同僚向け)

  • 「〇〇の進捗だけ確認させてください。〇日までに把握したいです(次の作業があるため)。詰まりがあれば手伝えるので、状況だけ教えてください。」

コピペ枠:最短(チャット向け)

  • 「〇〇の進捗確認です。〇日◯時までに状況だけ知りたいです。詰まってたら手伝います。」

短くても、4点が揃うと圧が下がります。
「遅れている前提」で書かないのがコツです。


期限の置き方テンプレ(今日中・明日午前・〇日まで)

期限がない進捗確認は、相手が優先順位を決められません。
“目安”でも良いので、相手が判断できる形にします。

期限テンプレ(そのまま使える)

  • 「本日中に状況だけ把握したいです」
  • 「明日の午前中までに可否だけ教えてください」
  • 「〇日(〇時)までに、進んでいるかだけ確認させてください」
  • 「〇日までに先方へ返答する必要があるため、〇日午前までに状況を伺えますか」

柔らかくする一言(期限が強く見えるとき)

  • 「可能な範囲で大丈夫です」
  • 「目安で構いません」
  • 「現時点の状況だけで大丈夫です」

期限の強さは、関係性と状況で調整します。
社外や上司には「理由を一言だけ」添えると角が取れます。


送るタイミングの目安(早すぎ・遅すぎを避ける)

タイミングがずれると、文面が丁寧でも催促に見えます。
早すぎると信用されていない感じが出ます。
遅すぎると焦りが見えます。

実務で使いやすい目安は、次の3パターンです。

1)締切がある案件:締切前の一通

  • 締切の前日に「状況だけ確認」
  • 当日午前に「最終確認」

この2回までに収めると揉めにくいです。

2)締切を過ぎた:締切後の一通

  • 遅れを責めず「いつ頃になりそうか」を聞く
  • 代替案(こちらで巻き取る/一部だけ先に出す)を添える

3)返信がない:間隔を決めて追う

  • チャットは短時間で流れやすいので、一定時間後に1回だけ追う
  • メールは相手の確認サイクルがあるため、間隔をあけて1回だけ追う
  • それでも反応がなければ、口頭や電話など別手段に切り替える

追いメッセージを何度も重ねるほど、圧が増えます。
「1通で終わるフォロー」を基本にして、次の手段へ移るのが安全です。

次は、メール本文としてそのまま使える形で、件名と例文をまとめます。


コピペOK:メールの進捗確認テンプレ(件名+本文)

メールの進捗確認は、件名と冒頭で空気が決まります。
本文は長くせず、相手が返しやすい情報だけを固定します。

ここでは「そのまま貼って使える」形で、件名と本文のセットを用意します。
必要に応じて【】の中だけ差し替えてください。


取引先向け:提案・見積・資料提出の進捗確認

取引先向けは、相手の都合を前提にした「低圧」が基本です。
ポイントは、次の3点です。

  • 状況確認(どの件か特定)
  • 期日確認(いつまでに把握したいか)
  • こちらの対応可否(できること/代替案)

件名テンプレ(取引先)

  • 【進捗確認】【案件名】のご状況について
  • 【ご確認】【資料名】ご提出予定日の確認
  • 【ご状況確認】【見積依頼】の件(【日付】)

「リマインド」は基本的に入れない方が無難です。

本文テンプレ1:低圧(状況確認+期日確認+協力)

いつもお世話になっております。【会社名】の【氏名】です。
【案件名】の件で、進捗状況を確認させてください。
当方で【次の作業/社内共有/先方回答】があるため、【〇月〇日(〇時)】までに現時点のご状況を伺えますと助かります。
もし調整が必要でしたら、【代替案:提出期限の調整/内容の一部先行提出/要点のみ先に共有】なども可能です。
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。

本文テンプレ2:見積(相手の手間を減らす聞き方)

いつもお世話になっております。【会社名】の【氏名】です。
【見積依頼】の件で一点確認です。
【〇月〇日】までに社内で判断する必要があるため、【見積提出】のご予定日だけ伺えますでしょうか。
現時点で概算でも問題ございません。難しい場合は、代替案として【概算のみ先行/対象範囲の縮小/要件の優先順位整理】も可能です。
何卒よろしくお願いいたします。

本文テンプレ3:資料提出(提出の形式も決めておく)

いつもお世話になっております。【会社名】の【氏名】です。
【資料名】の件、提出予定のご状況を確認させてください。
【〇月〇日(〇時)】までに受領できる見込みがあるか、現時点で構いませんのでご教示ください。
もし間に合わない場合は、【要点のみ/ドラフト版/該当ページのみ】の先行共有でも問題ございません。


社内向け:上司・同僚に送る進捗確認(巻き取り型も用意)

社内は「急かす」より「前に進める」が正解です。
相手を責めずに、詰まりと支援を前提に書きます。

  • どこで詰まっているか
  • こちらが手伝える範囲

この2点を入れると、催促に見えにくいです。

件名テンプレ(社内)

  • 【進捗確認】【案件名】(【期日】まで)
  • 【確認】【タスク名】の状況共有のお願い
  • 【状況確認】【資料名】作成の件

本文テンプレ1:上司向け(相談寄り)

お疲れさまです。【氏名】です。
【案件名】の件、【〇月〇日】までに【目的:先方へ連絡/会議資料反映/上申】する必要があるため、進捗を確認させてください。
現時点で【どこまで完了/詰まっている点】があれば教えてください。
必要であれば【こちらでできること:資料作成/確認/先方連絡】を対応します。

本文テンプレ2:同僚向け(短く・次作業を見せる)

お疲れさま。
【案件名】の進捗だけ確認したい。
【〇日〇時】までに【次作業】に入るので、今どこまで進んでるか教えてもらえる?
詰まってたら【手伝える範囲】やるよ。

本文テンプレ3:巻き取り型(相手の負担を減らす)

お疲れさまです。
【案件名】、こちらで【巻き取りたい作業】を進めても大丈夫でしょうか。
【〇日】までに【目的】があるため、現時点の状況(完了/未完了/懸念点)だけ教えてください。
問題なければ、こちらで【次アクション】まで進めます。

「確認」ではなく「段取り」を置くと、同じ内容でも印象が柔らかくなります。


返信がないとき:再送・フォローの書き方(1通で終わらせる)

返信がないときほど、追い方で関係が決まります。
やることは3つだけです。

  • 忙しさ前提の一言
  • 期限の再提示
  • 代替手段(チャット・口頭)

フォロー件名テンプレ(社外)

  • 【再送】【案件名】進捗確認のお願い
  • 【ご確認】【案件名】の件(【日付】送付分)

※「再送」は事務的に見えるため、状況により「ご確認」寄りでも良いです。

フォロー件名テンプレ(社内)

  • 【再掲】【案件名】進捗確認
  • 【確認】【案件名】(本日中に把握したい件)

フォロー本文テンプレ(1通で終わる)

お忙しいところ恐れ入ります。先ほどのメールの件、念のため再送いたします。
【〇月〇日(〇時)】までに状況だけ把握したく、現時点で【完了/未完了/見込み】をご返信いただけますでしょうか。
もしメール確認が難しければ、【チャット/口頭/電話】でも問題ございません。
こちらで【代替案/巻き取り】が必要であれば対応しますので、詰まっている点があればご連絡ください。

「返事ください」だけで終わらせないのがコツです。
相手が返せる選択肢を渡すと、催促より業務調整に見えます。

次は、Slack/Teamsなどチャットで使える短文テンプレを整理します。


チャットで確認したいときの言い方(Slack/Teams/社内DM)

チャットは便利ですが、短文ほど圧が出やすい媒体です。
一行で済ませるほど、相手は「急かされている」と感じやすくなります。

逆に言うと、必要情報を固定するだけで誤解は減ります。
ここではSlack/Teams/社内DMで、そのまま使える形に落とします。


チャットは短文ほど圧が出る。固定すべき情報は3つ

チャットで進捗確認をするなら、最低でも次の3つは入れます。
これだけで「催促」より「段取り共有」に寄ります。

  1. 期限(いつまでに把握したいか)
  2. こちらの次の作業(なぜ今必要か)
  3. 返信の要否(返事が必要か、不要か)

例として、同じ内容でも印象が変わります。

  • 「進捗どうですか?」
  • 「〇〇の進捗確認です。〇時までに状況だけ知りたいです(次の作業に入るため)。返事は一言で大丈夫です。」

返信の要否は特に効きます。
相手が「今すぐ長文で返さなきゃ」と思わなくて済むからです。

  • 返事が必要
    • 「返事ください」より「一言でOK」を添える
  • 返事が不要
    • 「返信不要です。把握だけです」
    • 「既読だけで大丈夫です」

ただし「既読だけで」は関係性によって冷たく見える場合があります。
上司や他部署には「お手すきで一言」寄りが安全です。


角が立たない短文テンプレ(平常時/締切前日/締切後)

状況別に、圧が出にくい短文を用意します。
【】だけ差し替えれば使えます。

平常時(通常の確認)

  • 「【案件名】の進捗確認です。【日時】までに状況だけ教えてください(次の作業に入るため)。一言で大丈夫です。」
  • 「【タスク名】、いまどこまで進んでる?【期限】までに把握したい。詰まってたら手伝えるよ。」
  • 「【案件名】の状況、現時点でOKです。返事は『進行中/完了/詰まりあり』のどれかだけでも助かります。」

締切前日(焦りを見せずに期限を固定)

  • 「明日【時刻】までに【提出/共有】があるので、【案件名】の状況だけ確認させてください。今日中に見込みだけ教えてもらえると助かります。」
  • 「【案件名】、明日締切なので念のため確認です。現時点で【完了/未完/詰まり】だけでOK。必要ならこっちで巻き取ります。」

締切後(責めない・次の一手に寄せる)

  • 「【案件名】、締切過ぎてしまったので状況確認です。いつ頃になりそうか目安だけ教えてください。こちらで【代替案】も検討します。」
  • 「【タスク名】、いまの見込みだけ知りたいです。難しければ、先に【一部だけ/要点だけ】こちらで進めます。」

締切後は「まだですか」を入れないのが鉄則です。
代わりに「見込み」と「代替案」を置きます。


既読スルー前提の“次の一手”テンプレ(口頭確認につなぐ)

チャットは流れます。
既読がついても返事が来ないのは普通に起きます。
その前提で「次の一手」まで用意すると揉めにくいです。

ポイントは、追いメッセージを重ねないことです。
一度だけ確認し、反応がなければ手段を変えます。

追いメッセージ(1回だけ)

  • 「念のため再送です。【期限】までに状況だけ分かればOKです。短くで大丈夫です。」
  • 「お忙しそうなので一言だけでOKです。『進行中/完了/詰まり』だけでも助かります。」

口頭確認につなぐ(圧を下げる)

  • 「返事が難しければ、このあと【時間帯】に口頭で確認させてください。10秒だけで大丈夫です。」
  • 「チャット流れそうなので、次のミーティングの冒頭で状況だけ確認させてください。」
  • 「急ぎで判断が必要なので、【電話/席】で短く確認させてください。こちらでまとめます。」

「返信ください」より「10秒でいい」を置くと、相手の負担が下がります。
結果として返事が戻りやすくなります。

次は、相手別に言い方を調整し、上司・同僚・取引先で角が立ちにくい表現に整えます。


相手別:上司・同僚・取引先で敬語と距離感を調整する

同じ進捗確認でも、相手で「正解の距離感」が変わります。
上司には判断材料が必要です。
同僚には軽さが必要です。
取引先にはクッションと配慮が必要です。

ここでは、相手別にそのまま使える言い方へ整えます。


上司向け:判断材料を添えて“相談”に寄せる

上司は「急かされた」と感じるより先に、判断が必要かを見ています。
そのため、質問形だけで終えるより、段取りを先に置く方が通ります。

「確認していいですか」より、次の形が安全です。

  • 段取りを示す
  • 確認したい点を一点に絞る
  • 期限を置く

上司向けテンプレ(メール・チャット共通)

  • 「【案件名】、こちらは【次の作業】に入ります。念のため、【相手側タスク】の進捗だけ確認させてください。【〇日〇時】までに現状(完了/進行中/詰まり)を共有いただけますでしょうか。」
  • 「【案件名】、【〇日】に先方へ回答が必要です。こちらは【代替案/巻き取り案】まで用意しています。現時点での進捗と、詰まりがあれば一点だけ教えてください。」

“相談”に寄せたいときの言い方

  • 「進め方の確認です」
  • 「段取りのすり合わせです」
  • 「こちらの手戻り防止のため確認です」

強く見えやすい言い方(避けたい)

  • 「いつできますか」だけ
  • 「まだでしょうか」だけ
  • 「至急」だけ(緊急時以外は理由が必要)

上司向けは、お願い口調より「共有+調整済み」が効きます。


同僚向け:責めない・軽い・次の作業を見せる

同僚向けは、空気を軽くして返信ハードルを下げるのがコツです。
ただし、砕けすぎると雑に見えるので「次の作業」を一言置きます。

同僚向けテンプレ(短文)

  • 「【案件名】の進捗だけ確認したい。これから【次の作業】に入るので、今の状態だけ教えて。」
  • 「【タスク名】、現状どう?今日【時刻】までに把握したい。詰まってたら手伝うよ。」
  • 「【資料名】、どこまでできてる?未確定でも見込みだけでOK。」

巻き取り提案(相手が詰まっていそうなとき)

  • 「時間厳しそうなら、【ここ】こっちで作るよ。状況だけ教えて。」
  • 「いったん【仮版】で出す方向でもいい?間に合わなければここまで巻き取る。」

同僚向けは「一言でOK」「見込みだけでOK」が効きます。


取引先向け:失礼になりにくいクッション+確認の型

取引先向けは、相手を急かすより「こちらの事情を共有」するのが基本です。
そのうえで、期日代替案を置くと圧が下がります。

クッション言葉の定番

  • 「お忙しいところ恐れ入ります」
  • 「恐れ入りますが」
  • 「差し支えなければ」

「進捗はいかがでしょうか」の言い換え(圧を下げる)

同じ確認でも、言い換えで印象が変わります。

  • 「現時点のご状況を伺えますでしょうか」
  • 「ご対応状況の目安だけご教示いただけますでしょうか」
  • 「ご提出予定日をご共有いただけますと助かります」
  • 「進行中/完了/調整中など、現状だけでも問題ございません」

取引先向けテンプレ(低圧)

  • 「いつもお世話になっております。【案件名】の件で、現時点のご状況を伺えますでしょうか。こちらで【次の作業】があるため、【〇日】までに目安だけご共有いただけますと助かります。難しい場合は【代替案】でも問題ございません。」

取引先向けは「返事を急がせない形」と「代替手段」がセットです。


相手から「進捗どうですか?」が来たときの返信例(受け手側テンプレ)

進捗を聞かれた側は、言い方次第で信頼が回復します。
コツは、結論を先に置き、次の一手を添えることです。

ここでは、4パターンを用意します。

1)順調(予定どおり)

  • 「ご確認ありがとうございます。予定どおり進行しています。【〇日〇時】までに【成果物】を共有します。」
  • 「進捗は順調です。本日【時刻】に一度ドラフトをお送りします。」

2)遅延(遅れている)

  • 「ご連絡ありがとうございます。現状、【理由:確認待ち/修正対応】で【〇時間/〇日】ほど遅れています。【新しい見込み】までに提出します。」
  • 「遅れており申し訳ありません。【詰まり】が原因です。こちらで【対策】を進めており、【見込み】で共有します。」

遅延は、言い訳より「見込み」「対策」が重要です。

3)未確定(判断材料が揃っていない)

  • 「現時点では未確定です。【確認中の点】の回答待ちで、【いつまでに判断】できる見込みです。分かり次第すぐ共有します。」
  • 「まだ結論が出ていません。【判断軸】を確認しており、【期限】までに一次回答します。」

4)支援依頼(助けが必要)

  • 「【ここ】で詰まっています。可能であれば【依頼内容】をお願いできますか。いただければ【期限】までに進められます。」
  • 「進捗が止まっているので相談です。【A案/B案】の判断をいただければ、こちらで進めます。」

支援依頼は、丸投げに見せないために「依頼内容を一点」に絞ります。

次は、保存価値が高いようにNG→OKの言い換えを表で一覧化します。


NG→OKの言い換え早見表

進捗確認は、内容より「言い方の形」で誤解が出ます。
ここでは、よくあるNG短文を「催促に見えにくい形」へ置き換えます。
メール・チャット・口頭・返信のどれでも使えるように混在で整理します。

NG短文伝わりにくい理由OK短文使う場面(社外メール・社内チャット・口頭・返信)
どうなってますか責めている印象。何のための確認か不明〇〇の件、現時点の状況を確認させてください。〇日までに把握したいです社外メール・社内チャット・口頭
まだですか遅れている前提で圧が出る〇〇の進捗、見込みだけ教えてください。必要ならこちらで一部対応します社内チャット・口頭
進捗どうですか対象が曖昧。返し方が人によって分かれる〇〇(資料/見積/対応)の進捗確認です。完了/進行中/詰まりのどれかだけでもOKです社内チャット・返信
早くください期限も理由もなく命令に見える〇日〇時までに必要です。難しければ代替案で進めますので見込みを教えてください社外メール・社内チャット
至急お願いします緊急度の根拠がないと反発が出る〇日までに先方へ返答が必要なため、〇日午前までに状況を伺えますか社外メール・口頭
返信ください返事の負担が大きく見えるお手すきで一言いただければ大丈夫です(現状だけでOKです)社外メール・社内チャット
いつ終わりますか追及に見える。詰まりの共有が出にくいいつ頃になりそうか目安を伺えますか。詰まりがあれば手伝えるので教えてください社内チャット・口頭
もう送ってますよね相手を疑う印象。関係が悪化しやすいこちらの受領状況を確認したく、念のため伺います。再送いただくことは可能でしょうか社外メール・返信
連絡がないので責める文脈になる念のため確認です。〇日までに状況だけ把握したいです社外メール・社内チャット
何回も聞いてすみませんが罪悪感が強く、目的がぼけるお忙しいところ恐れ入ります。〇〇の件、〇日までに把握したく状況を伺えますか社外メール
できてないなら言って詰まりを責める形になるもし難しければ、詰まっている点を一点だけ教えてください。こちらで対応します社内チャット・口頭
こっちは待ってます対立構造になるこちらの次工程があるため、〇日までに見込みだけ教えてください社外メール・社内チャット
早めにお願いします早めが曖昧。相手が判断できない〇日〇時までに必要です。難しい場合は、いつ頃になりそうか目安を伺えますか社外メール・社内チャット
なんで遅れてるの?追及に見える。説明が長くなる現状どの工程で止まっているかだけ教えてください。対策を一緒に考えます社内チャット・口頭
返事ないですけど既読圧・監視感が出る念のため再送です。流れていたらすみません。状況だけ一言いただければ大丈夫です社内チャット・返信
了解しました(返信が必要か不明)次のアクションが分からず不安が残る了解しました。次は〇〇を進めます。追加確認があればご連絡ください返信(社外メール・社内チャット)
遅れてます事実だけで不安が増える〇日までに完了予定です。遅れの要因は〇〇で、対策として〇〇を進めています返信(社外・社内)

表のOK例は、共通して次のどれかを入れています。
期限、目的、次の作業、協力の提案です。

次は、よくある疑問をFAQ形式でまとめます。


FAQ:よくある質問

Q. 進捗確認メールは失礼ですか

失礼ではありません。
ただし、書き方によっては催促に見えます。

相手が不快に感じるのは、進捗を聞かれたこと自体ではなく、判断材料が足りないときです。
次の3点を入れると、確認が「段取り共有」に変わります。

  • 何のための確認か(目的)
  • いつまでに把握したいか(期限)
  • こちらの次の作業(次工程)

「〇〇の件、こちらで次工程に入るため、〇日までに現状だけ確認させてください。難しければ代替案で進めます。」

「急いでいます」より「いつまでに何が必要」を先に置く方が丁寧です。


Q. 進捗確認メールの件名は何が無難ですか

無難なのは、「案件名+要件+日付」です。
相手が一目で内容を判断できます。

使いやすい件名例です。

  • 「【〇〇案件】進捗のご確認(〇/〇時点)」
  • 「【〇〇資料】ご提出状況の確認(〇/〇〆)」
  • 「【〇〇】ご対応状況の確認のお願い」
  • 「【〇〇】納期の確認(〇/〇まで)」

「リマインド」は、基本は入れない方が無難です。
相手によっては「催促」と同義に受け取られやすいからです。

どうしても再送であることを明確にしたい場合は、
「再送」「念のため再送」を選びます。

  • 「【〇〇】ご確認(念のため再送)」

Q. 返信がないとき、何日あけて再送すればいいですか

基準は「日数」より「締切までの残り時間」です。
ただ、実務で迷いにくい目安はあります。

  • 締切がない/急ぎでない:1〜2営業日あけて再送
  • 締切が近い(2〜3営業日以内):翌営業日に一度だけ確認
  • 締切当日:朝〜午前中に短く確認し、反応がなければ手段変更

再送は、基本的に1回で十分です。
2回目以降は圧が上がるので、次の一手に切り替えます。

  • チャットで一言確認
  • 口頭で10秒確認
  • 代替案で進める(後で調整する)

再送文の形は、責めずに要点だけ置きます。

  • 「念のため再送です。〇日までに状況だけ把握したく、一言いただければ助かります。難しければ口頭で確認します。」

Q. 「進捗はいかがでしょうか」は催促に聞こえますか

単体だと、催促に聞こえることがあります。
理由は、何をどう返せばいいかが曖昧だからです。

圧を下げるには、次のいずれかを足します。

  • 期限(いつまでに把握したいか)
  • 目的(次工程のため、社内判断のため など)
  • 返しやすい選択肢(完了/進行中/調整中)

言い換え例です。

  • 「現時点のご状況を伺えますでしょうか。〇日までに把握したく、目安だけでも問題ございません。」
  • 「ご対応状況の見込みを伺えますでしょうか。難しければ代替案で進めますので、目安だけご共有ください。」

取引先向けは、丁寧にしつつ「返しやすさ」を作るのがポイントです。


まとめ:進捗確認は「期限+次の作業」があると催促に見えにくい

進捗を確認すること自体は、失礼ではありません。
催促に見えるのは、相手が判断できる材料が足りないときです。

特に効くのは、次の2つです。

  • 期限(いつまでに把握したいか)
  • 次の作業(こちらが何を待っているか)

この2つがあるだけで、確認は「段取り共有」になります。


今日から使う定番テンプレを1つ決める(メール/チャット)

迷ったら、まずはこの2つから1つ決めて使うのが早いです。

メール(社外・社内どちらでも使える)

  • 「〇〇の件、こちらで次工程に入るため、現時点のご状況を確認させてください。〇日までに完了/進行中/調整中のいずれかだけでもご共有いただけますと助かります。」

チャット(短文で角が立ちにくい)

  • 「〇〇、次の作業に入るので進捗だけ確認したい。〇日〇時までに、完了/進行中/詰まりのどれかだけ教えて。必要なら手伝うよ。」

「返しやすい選択肢」を置くと、返答率が上がります。


揉めそうなときの最低ライン(目的/期限/次アクション)

空気が悪くなりそうなときほど、文を増やすより要点を固定します。
最低ラインはこの3点です。

  • 目的:何のために確認するか
  • 期限:いつまでに把握したいか
  • 次アクション:こちらの次の作業、または代替案

この3点が揃えば、相手は「急かされている」ではなく「段取りが必要」と受け取れます。

最後に、確認の一文は短くても構いません。
ただし、短いほど誤解が出るので、期限と次の作業だけは外さない方が安全です。

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