業務引き継ぎのお願いの言い方|依頼メール・口頭テンプレ集

業務引き継ぎのお願いの言い方|依頼メール・口頭テンプレ集 職場・ビジネス

業務引き継ぎのお願いの言い方|依頼メール・口頭テンプレ集

ぷれお
ぷれお

引き継ぎお願いしたいんだけど、どう書けばいいか毎回迷うんだよね。

てんこ
てんこ

丁寧にしようとすると長くなるし、短いと雑に見えそうで怖いよね。

ぷれお
ぷれお

しかも相手が忙しいと、頼むだけで申し訳なくなるし…。

てんこ
てんこ

だからこそ、相手の負担が増えない型で頼むのが一番だよ!

異動や休暇、担当変更があると、引き継ぎのお願いは避けて通れません。
ただ、頼み方が曖昧だと相手は確認が増えます。
期限が見えないと後回しになりやすいです。
責任範囲が分からないと引き受けづらいでしょう。

この記事では、相手が動きやすくなる依頼テンプレを、メールと口頭の両方で用意します。
そのままコピペできる形にまとめるので、迷う時間を減らせます。

この記事で分かること
  • 相手の負担を増やさない引き継ぎ依頼の基本の型(必要項目のそろえ方)
  • メールで使える件名・本文テンプレ(短文版/丁寧版)
  • 口頭・会議・チャットでの切り出しフレーズ(1〜2行で伝える)
  • NG→OK言い換え早見表(曖昧・丸投げに見える表現の直し方)
  • 断られたとき、進まないときの立て直しフレーズ(分割・最小化の頼み方)

  1. 引き継ぎ依頼で相手が負担に感じるポイント
    1. 依頼が曖昧だと確認が増える
    2. 期限と優先度がないと後回しになる
    3. 責任範囲が見えないと引き受けづらい
  2. 相手の負担を減らす引き継ぎ依頼は6点セットで決まる
    1. 結論:何を引き継いでほしいか
    2. 背景:なぜ今お願いするか(短く)
    3. 作業範囲:やること・やらないこと
      1. 作業範囲の書き方(コピペ用)
    4. 期限:いつまでに何を
    5. 共有方法:資料・場所・形式(リンク/フォルダ/台帳)
      1. 共有方法の型(コピペ用)
    6. 次アクション:面談30分など最小の段取り
  3. メールで使えるコピペテンプレ(件名・本文・添付)
    1. 件名テンプレ(引き継ぎ+期限+案件名)
      1. 件名テンプレ(そのまま使える形)
      2. 期限が決まっていない場合(角が立ちにくい)
      3. 「お願い」の温度を下げたい場合
    2. 本文テンプレ(短文版・丁寧版)
      1. 本文テンプレ(短文版・まずこれ)
      2. 本文テンプレ(丁寧版・目上/正式)
    3. 添付とリンクの置き方(迷わせない一文)
      1. 添付を置くときの一文テンプレ
      2. リンクを置くときの一文テンプレ
      3. 「どこを見ればいいか」を指定する一文
  4. 口頭・会議・チャットでの頼み方テンプレ
    1. 口頭の切り出し(最初の一言)
      1. 最初の一言テンプレ(まずこれ)
      2. 相手が忙しそうなとき(負担を下げる)
      3. 断られにくい言い方(選択肢を出す)
      4. 口頭で言う「要点3つ」の型
    2. 会議での依頼(関係者がいる場で角を立てない)
      1. 会議での切り出しテンプレ(やわらかい)
      2. 相手の負担に配慮する一言(添えると効く)
      3. その場で合意を取りやすい「確認質問」
      4. 会議で避けたい言い方(角が立つ)
    3. ビジネスチャット短文(1〜2行で完結)
      1. チャットテンプレ(依頼の基本)
      2. 「資料だけ先に」パターン(相手が動きやすい)
      3. 「範囲を絞る」パターン(丸投げに見せない)
      4. 相手が返しやすい「質問型」
      5. 返信がないときのリマインド(角が立ちにくい)
  5. シーン別 引き継ぎ依頼テンプレ集(相手別)
    1. 上司に引き継ぎの時間をもらうとき(相談型)
      1. 口頭のテンプレ(最初の一言)
      2. チャットのテンプレ(1〜2行)
      3. メールのテンプレ(短文)
      4. 上司が判断しやすい「選択肢」テンプレ
    2. 同僚にタスクを引き継いでもらうとき(負担配慮型)
      1. 口頭のテンプレ
      2. チャットのテンプレ
      3. メールのテンプレ(負担配慮が伝わる形)
    3. 後輩に任せるとき(指示を短く、責任を明確に)
      1. 口頭のテンプレ(短く)
      2. チャットのテンプレ(やることだけ送る)
      3. メールのテンプレ(後輩向け)
    4. 退職・異動で後任に依頼するとき(段取り明確型)
      1. 口頭のテンプレ(全体像から)
      2. メールのテンプレ(段取り提示型)
  6. NG→OK言い換え早見表
  7. 断られた・進まないときの立て直しテンプレ
    1. 忙しいと言われたとき(分割・最小化)
      1. 口頭テンプレ(まず受け止める)
      2. チャットテンプレ(分割の提案)
      3. メールテンプレ(最小化して再依頼)
      4. さらに軽くする「二段階」テンプレ
    2. 返信がないとき(リマインドの一言)
      1. チャットのリマインド(角が立ちにくい)
      2. メールのリマインド(短く、責めない)
      3. 相手が返しやすい「二択」テンプレ
    3. 引き継ぎの質が不安なとき(確認項目を出す)
      1. 質が不安なときの切り出し(口頭)
      2. チャットテンプレ(チェック項目を投げる)
      3. 引き継ぎ確認チェック(そのまま使える項目)
      4. メールテンプレ(確認依頼・責めない)
  8. FAQ よくある質問
    1. Q1:引き継ぎをお願いするのは失礼ですか?
    2. Q2:理由はどこまで書くべきですか?
    3. Q3:引き継ぎ依頼のメール件名で無難なのは?
    4. Q4:申し送りと引き継ぎの違いは何ですか?
  9. まとめ
    1. 6点セットの再掲
    2. まずは短文テンプレ1つを持つ
    3. 依頼は曖昧さを消すほど相手が楽になる

引き継ぎ依頼で相手が負担に感じるポイント

引き継ぎをお願いするとき、相手が重く感じる原因はだいたい決まっています。
「頼む側は簡単に言ったつもり」でも、受ける側には作業が増える形になりがちです。

この章では、相手が負担に感じやすいポイントを3つに分けて整理します。
ここを押さえると、次の章のテンプレがそのまま使えるようになります。


依頼が曖昧だと確認が増える

引き継ぎの依頼で一番多い失敗は、内容がふわっとしていることです。
相手はまず「何をやればいいのか」を確認しないと動けません。

たとえば、こんな依頼は止まりやすいです。

  • これ、引き継いでおいてください
  • あとはお願いします
  • いつもの対応をお願いします

この言い方だと、相手は次を聞き返す必要があります。

  • どの案件の話か
  • どこまでやればいいか
  • 何を見れば判断できるか
  • 例外対応があるか

つまり、依頼の文章が短くても「確認コスト」が増えます。
相手の負担は、作業量だけでなく確認の往復でも増えるでしょう。

依頼の時点で、最低限この3つは入れるのが基本です。

  • 対象(何の引き継ぎか)
  • やること(具体的に何をしてほしいか)
  • 参照先(資料・フォルダ・履歴の場所)

期限と優先度がないと後回しになる

引き継ぎは、緊急対応ではない限り後回しにされやすいです。
理由は単純で、相手の予定表に入らないからです。

「時間があるときに見てください」だと、優先度が上がりません。
相手は自分の締切が先にあるので、引き継ぎは後になります。

期限を入れると、相手が判断しやすくなります。

  • いつまでに何を終える必要があるか
  • その期限がなぜ必要か
  • どこまでできれば最低限か

期限があると、相手は作業を分割できます。
「今日は確認だけ」「明日から実作業」など、現実的な進め方を作れます。

引き継ぎのお願いに入れる期限は、次のどちらかで十分です。

  • 明確な期限(〇/〇まで)
  • 目安(今週中、〇曜日までに一度確認)

責任範囲が見えないと引き受けづらい

引き継ぎが重く見えるのは、「どこまで自分の責任になるのか」が不明なときです。
範囲が曖昧だと、相手は最悪のケースを想像します。

たとえば、相手が不安に感じるのはこういう点です。

  • トラブルが起きたら自分が全部対応するのか
  • 判断が必要なとき、誰に聞けばいいのか
  • 例外対応や過去の経緯も把握が必要なのか
  • 期限内に終わらなかったら責任を問われるのか

引き継ぎを頼む側は、責任を押し付けたいわけではないはずです。
それでも、書き方次第で「丸投げ」に見えてしまいます。

負担を減らすには、責任の線引きを一言で添えるのが効果的です。

  • 判断が必要な点は私に確認してください
  • まずは〇〇まで対応をお願いします。それ以外は私が対応します
  • 例外ケースはこの一覧にまとめています。迷ったらここを見てください

責任範囲が見えると、相手は引き受けやすくなります。
この後の章では、こうした要素を最初から揃えられる「6点セット」にしてテンプレ化します。


相手の負担を減らす引き継ぎ依頼は6点セットで決まる

引き継ぎ依頼は、丁寧語を増やしても楽にはなりません。
相手が楽になるのは、必要な情報が最初から揃っているときです。

ここでは、引き継ぎ依頼に入れるべき要素を「6点セット」にまとめます。
この形に沿って書けば、メールでも口頭でもブレにくくなります。

先に、最短で使える型を置きます。
この順番のまま埋めるだけでOKです。

6点セットの型(コピペ用)
  • 結論:何を引き継いでほしいか
  • 背景:なぜ今お願いするか
  • 作業範囲:やること/やらないこと
  • 期限:いつまでに何を
  • 共有方法:資料・場所・形式
  • 次アクション:最小の段取り(面談〇分など)

結論:何を引き継いでほしいか

最初に「お願いしたいこと」を一文で言います。
ここが曖昧だと、相手は読み進める前に止まります。

使いやすい結論の言い方は次の型です。

  • 〇〇案件の担当を、〇/〇からお願いできますか
  • 〇〇の一次対応を、私の不在期間だけお願いできますか
  • 〇〇業務の運用を、後任として引き継いでいただきたいです

引き継ぎは「全部」だと重く見えます。
可能なら、範囲を先に絞った言い方にします。

  • まずは〇〇だけお願いできますか
  • 当面は〇〇までの対応をお願いできますか

背景:なぜ今お願いするか(短く)

背景は長く書くほど負担になります。
相手が知りたいのは事情ではなく、依頼の前提です。

背景は、1〜2文で十分です。

  • 私が〇/〇から異動となり、担当変更が必要になりました
  • 〇/〇〜〇/〇は不在のため、その間の窓口対応をお願いします
  • 〇/〇までに対応が必要で、引き継ぎ時間を確保したいです

ここで言い訳っぽくなると、読む側が疲れます。
事実だけ書く方が伝わります。


作業範囲:やること・やらないこと

相手の負担を減らす最大ポイントです。
「やること」だけでなく、「やらないこと」も書きます。

作業範囲の書き方(コピペ用)

  • やること:〇〇、〇〇、〇〇
  • やらないこと:〇〇(判断が必要なものは私が対応)
  • 迷ったとき:〇〇に連絡 or 〇〇を参照

範囲が広い場合は、優先度を付けます。

  • 優先:〇〇(毎日)
  • 次点:〇〇(週1)
  • 余裕があれば:〇〇

相手は「全部やらなきゃ」と感じた瞬間に引き受けづらくなります。
先に線引きしておく方が安心でしょう。


期限:いつまでに何を

期限がない引き継ぎは、いつまでも完了しません。
期限は「いつまでに」「何を」をセットで書きます。

  • 〇/〇までに、資料に目を通して不明点を教えてください
  • 〇/〇までに、窓口対応を開始できる状態にしたいです
  • 〇/〇までに、取引先へ担当変更の連絡まで完了したいです

期限が確定していない場合でも、目安は置けます。

  • 今週中に一度、確認だけお願いできますか
  • 〇曜日までに初回の打ち合わせができると助かります

期限を書くと催促がしやすくなります。
相手も予定に入れやすくなります。


共有方法:資料・場所・形式(リンク/フォルダ/台帳)

引き継ぎは、情報の場所が分からないと詰まります。
相手が迷わないように「どこに何があるか」を短く書きます。

共有方法の型(コピペ用)

  • 資料:引き継ぎメモ(URL / フォルダ)
  • 履歴:過去の対応ログ(場所)
  • 連絡先:関係者一覧(場所)
  • 手順:チェックリスト(場所)

例としてはこう書きます。

  • 引き継ぎメモ:Googleドキュメント(URL)
  • 資料一式:共有フォルダ「〇〇」内
  • 過去履歴:チケット管理ツールのタグ「〇〇」
  • 取引先連絡先:スプレッドシート「〇〇」

資料を送るときは、見る順番も指定すると親切です。

  • まずは引き継ぎメモのみ見てください
  • 詳細はフォルダ内の「01_概要」から順に見れば大丈夫です

次アクション:面談30分など最小の段取り

引き継ぎは、文章だけだと漏れが出ます。
ただ、長い会議を入れると相手の負担が増えます。

おすすめは「短時間の最小セット」です。

  • 30分だけお時間いただけますか
  • 15分で要点だけ口頭で補足します
  • 不明点だけ最後に5分確認させてください

段取りは、相手が選びやすい形にします。

  • 今週、30分だけお時間いただける日ありますか
  • 難しければ、質問を先にいただければ文章で補足します

この6点セットを先に揃えるだけで、引き継ぎ依頼はかなり通りやすくなります。
次の章では、この6点を崩さずにコピペできる「件名・本文テンプレ」を作ります。


メールで使えるコピペテンプレ(件名・本文・添付)

引き継ぎ依頼メールは、丁寧さよりも「必要情報が一瞬で拾えるか」が大事です。
社内メールは特に、相手が忙しい前提で読まれます。

この章では、6点セットを崩さずに書けるテンプレを用意します。
件名と本文をコピペして、必要に応じて内容を差し替えてください。


件名テンプレ(引き継ぎ+期限+案件名)

件名で迷うときは、次の順で作ると安定します。
引き継ぎ依頼+期限+案件名(または業務名)です。

件名テンプレ(そのまま使える形)

【引き継ぎ依頼】【期限:〇/〇】〇〇案件(担当変更)
【引き継ぎのお願い】【〇/〇まで】〇〇業務(一次対応)
【担当変更/引き継ぎ依頼】【〇/〇】〇〇プロジェクト
【不在期間の引き継ぎ依頼】【〇/〇〜〇/〇】〇〇対応

期限が決まっていない場合(角が立ちにくい)

【引き継ぎ依頼】〇〇案件(今週中に一度ご相談)
【引き継ぎのお願い】〇〇業務(開始日:〇/〇)

「お願い」の温度を下げたい場合

【共有】〇〇案件 引き継ぎのご相談(期限:〇/〇)
【確認依頼】〇〇業務 引き継ぎ内容のご相談

件名に「至急」は乱用しない方が安全です。
本当に急ぐときは、件名ではなく本文で期限と理由を書きます。


本文テンプレ(短文版・丁寧版)

本文は、6点セットをそのまま並べるだけでOKです。
相手が読みやすいように、箇条書き中心にします。

本文テンプレ(短文版・まずこれ)

お疲れ様です。【自分の名前】です。

【案件名/業務名】の引き継ぎをお願いできますでしょうか。
背景:【理由(異動/不在/担当変更など)】

■お願いしたい範囲
・やること:【例:一次対応/進捗管理/定例連絡】
・やらないこと:【例:判断が必要な点は私が対応します】

■期限
・〇/〇までに:【例:資料確認/開始/取引先連絡】

■資料(参照先)
・引き継ぎメモ:【URL】
・関連資料:【フォルダURL/場所】

■次アクション
・〇/〇(〇)に【15〜30分】だけ口頭で補足できますと助かります。

難しい点があれば、範囲を調整しますので教えてください。
よろしくお願いいたします。

「難しい点があれば範囲を調整します」を入れると、丸投げ感が減ります。
相手が断りやすい逃げ道を用意するイメージです。

本文テンプレ(丁寧版・目上/正式)

お疲れ様です。【部署】【自分の名前】です。

【案件名/業務名】につきまして、引き継ぎをお願いしたくご連絡いたしました。
【理由(異動/不在/担当変更)】のため、〇/〇より対応いただけますと助かります。

■引き継ぎ内容(範囲)
【やること】
・【項目1】
・【項目2】
【やらないこと/判断が必要な点】
・【項目】(判断が必要な場合は私が対応します)

■期限/進め方
・〇/〇までに:【成果物や状態】
・開始日:〇/〇(予定)

■参照先(資料)
・引き継ぎメモ:【URL】
・資料一式:【フォルダURL/場所】
・過去履歴:【ツール名/場所】

■確認の場(最小)
・〇/〇(〇)に【30分】ほどお時間をいただけますでしょうか。

ご都合が難しい場合は、対応範囲の調整も可能です。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

丁寧版でも、長い前置きは不要です。
上司や先輩ほど、最初に結論がある方が読みやすいです。


添付とリンクの置き方(迷わせない一文)

引き継ぎは「場所が分からない」で止まります。
リンクや添付は、目的と見る順番を一文で添えると親切です。

添付を置くときの一文テンプレ

添付に引き継ぎメモ(最新版)を付けました。まずこちらだけ見てください。
添付の「01_概要」に全体像をまとめています。詳細は必要なときに見れば大丈夫です。
参考として、過去の対応履歴を添付します(判断材料用です)。

リンクを置くときの一文テンプレ

引き継ぎメモはここです:【URL】(最初に確認してください)
資料一式は共有フォルダにまとめました:【URL】(「01_概要」から順に見られます)
進捗管理はこの台帳を使っています:【URL】(更新ルールも記載済みです)

「どこを見ればいいか」を指定する一文

お時間がない場合は、引き継ぎメモの「TODO」と「連絡先」だけ先に確認ください。
迷ったら「問い合わせ先一覧」だけ見れば対応できるようにしてあります。

相手の負担を減らすコツは、資料を増やすことではありません。
「最初に見るもの」を明確にすることです。

次の章では、口頭・会議・チャットでの頼み方テンプレを用意します。
短い一言で依頼を通す形に整えます。


口頭・会議・チャットでの頼み方テンプレ

引き継ぎは、メールより口頭で決まる場面が多いです。
その場でOKをもらえれば、メールは確認用に回せます。

ただ、口頭は情報が抜けやすいです。
会議は空気次第で頼みにくいです。
チャットは短い分、言い方が強く見えることがあります。

ここでは、実務で使いやすい「短い型」を用意します。
状況に合わせてコピペや言い換えができる形にします。


口頭の切り出し(最初の一言)

口頭は長く話すほど通りにくくなります。
最初の一言は「1分だけ」「期限」を入れると、相手が構えにくいです。

最初の一言テンプレ(まずこれ)

  • 今1分だけいいですか。〇〇の引き継ぎをお願いしたいです。
  • 〇〇の件、引き継ぎの相談をしたいです。今日中に方向だけ決めたいです。
  • 〇/〇から私が不在なので、その間の〇〇対応をお願いできますか。

相手が忙しそうなとき(負担を下げる)

  • 忙しいところすみません。最初に結論だけで、引き継ぎのお願いです。
  • 今すぐじゃなくて大丈夫です。〇〇の引き継ぎ、15分だけ時間もらえますか。
  • まず範囲だけ相談したいです。全部じゃなくて〇〇だけでも助かります。

断られにくい言い方(選択肢を出す)

  • 〇〇だけお願いできますか。難しければ範囲を減らします。
  • 〇/〇までに一度資料だけ見てもらえれば大丈夫です。
  • 不明点が出たら私が拾うので、一次対応だけお願いしたいです。

口頭で言う「要点3つ」の型

口頭で話す内容は、次の3つで足ります。

  • 何を引き継いでほしいか
  • いつから/いつまでか
  • どこに資料があるか

  • 〇〇案件の一次対応を、〇/〇からお願いしたいです。資料は共有フォルダの〇〇にあります。

会議での依頼(関係者がいる場で角を立てない)

会議での依頼は、相手を指名しすぎると角が立ちます。
「お願い」より「役割の整理」として出すと自然です。

会議での切り出しテンプレ(やわらかい)

  • 役割の整理だけさせてください。〇/〇以降、〇〇の窓口を【相手の名前】さんにお願いしたいです。
  • 引き継ぎの段取りを確認したいです。私の担当分の〇〇を【相手の名前】さんに引き継ぎたいと思っています。

相手の負担に配慮する一言(添えると効く)

  • いきなり全部ではなく、まず一次対応からお願いします。
  • 判断が必要なものは私が拾います。迷ったら私に投げてください。
  • まずは資料確認だけお願いして、詰まったところを15分で補足します。

その場で合意を取りやすい「確認質問」

  • この範囲で進めて問題ないでしょうか。
  • まずはこの流れで、来週から開始で大丈夫そうですか。
  • 不安な点があれば今の段階で教えてください。調整します。

会議で避けたい言い方(角が立つ)

  • とりあえず〇〇さんでお願いします
  • もう決まっているのでやってください
  • 前もやっていたので大丈夫ですよね

会議では特に、押し付けに見えやすいです。
「調整できる前提」で話す方が通りやすいでしょう。


ビジネスチャット短文(1〜2行で完結)

チャットは短い分、語尾が強く見えます。
「お願いできますか」だけでも良いですが、負担が減る一言を足すと親切です。

チャットテンプレ(依頼の基本)

〇〇の引き継ぎをお願いできますか。まずは一次対応だけで大丈夫です。
〇/〇から不在になるので、その間の〇〇対応をお願いしたいです。資料はここです:【URL】

「資料だけ先に」パターン(相手が動きやすい)

〇〇引き継ぎの件、まず資料だけ見てもらえますか。【URL】 不明点は私が拾います。
〇〇の引き継ぎメモを共有します。【URL】 今日中にざっと目を通してもらえると助かります。

「範囲を絞る」パターン(丸投げに見せない)

全部ではなく、〇〇だけお願いしたいです。難しければ範囲を調整します。
一旦〇/〇までの短期分だけお願いできますか。以降は再調整します。

相手が返しやすい「質問型」

〇/〇からの〇〇対応、お願いできそうですか。難しければ代案ください。
15分だけ口頭で補足したいです。今日か明日で空いてる時間ありますか。

返信がないときのリマインド(角が立ちにくい)

念のためリマインドです。〇/〇から開始予定なので、可否だけ教えてください。
見落としてたらすみません。〇〇引き継ぎ、対応範囲の相談だけさせてください。

口頭とチャットでOKを取り、メールで情報を整える
この流れにすると、相手の負担も自分のストレスも減ります。

次の章では、相手別に使い分けできるシーン別テンプレをまとめます。


シーン別 引き継ぎ依頼テンプレ集(相手別)

同じ「引き継ぎ依頼」でも、相手によって正解が変わります。
上司には相談型が通りやすいです。
同僚には負担配慮が必要です。
後輩には指示を短くして迷わせない方が親切でしょう。
後任には段取りを先に提示すると安心してもらえます。

ここでは、相手別にコピペできるテンプレをまとめます。
メールにもチャットにも使えるよう、短文中心で作ります。


上司に引き継ぎの時間をもらうとき(相談型)

上司に対しては「お願い」より「相談」に寄せると通りやすいです。
結論は先に言い、選択肢を出します。

口頭のテンプレ(最初の一言)

  • 〇〇の引き継ぎの段取りだけ、5分相談させてください。
  • 〇/〇から担当が変わる件で、引き継ぎの進め方を確認したいです。

チャットのテンプレ(1〜2行)

〇〇の引き継ぎの件、進め方の確認で10分だけお時間いただけますか。
〇/〇までに引き継ぎ完了したく、優先度と進め方をご相談したいです。

メールのテンプレ(短文)

お疲れ様です。【自分の名前】です。

【案件名/業務名】の引き継ぎについて、進め方をご相談させてください。
〇/〇までに完了したく、【10〜15分】だけお時間をいただけますでしょうか。
候補:〇/〇(〇)【時間】または〇/〇(〇)【時間】

引き継ぎメモ(概要):【URL】
よろしくお願いいたします。

上司が判断しやすい「選択肢」テンプレ

  • A:まず一次対応だけ引き継ぎ、判断は私が持ちます
  • B:範囲も含めて担当ごと移管します(資料は揃っています)

上司に頼むときは、結論だけでなく「どちらが良いか」を聞くと動きやすいです。


同僚にタスクを引き継いでもらうとき(負担配慮型)

同僚には、丸投げに見えない形が必須です。
負担を小さく見せるより、負担を分割して明確にする方が信頼されます。

口頭のテンプレ

  • 〇〇の件、全部じゃなくて一次対応だけお願いできる?迷ったら俺(私)が拾うよ。
  • 〇/〇〜〇/〇だけカバーしてほしい。範囲はここまでに絞るね。

チャットのテンプレ

〇〇案件、私が不在の間だけ一次対応お願いできる?判断が必要なら私に投げてOK。
引き継ぎメモここにまとめた。【URL】 まずは見て、難しければ範囲調整しよう。

メールのテンプレ(負担配慮が伝わる形)

お疲れ様です。【自分の名前】です。

【案件名】について、〇/〇〜〇/〇の間だけ引き継ぎをお願いできますか。
お願いしたい範囲は一次対応までで、判断が必要なものは私が対応します。

・やること:一次返信/状況共有
・やらないこと:条件変更の判断/例外対応(私へ相談)
・資料:引き継ぎメモ【URL】

難しければ範囲を減らします。可否だけ教えてください。
よろしくお願いします。

同僚に対しては「可否だけ教えてください」が効きます。
返しやすくなるので、止まりにくいです。


後輩に任せるとき(指示を短く、責任を明確に)

後輩に任せるときは、丁寧すぎるより分かりやすさが大事です。
責任が曖昧だと、後輩は怖くて動けません。

ポイントは3つです。

  • やることを箇条書きにする
  • 迷ったら誰に聞くかを書く
  • 失敗しても責任を背負わせない一言を添える

口頭のテンプレ(短く)

  • まずはこの3つだけお願い。迷ったらすぐ聞いて。判断はこっちで持つよ。
  • ここまでやればOK。ここから先は触らなくて大丈夫。

チャットのテンプレ(やることだけ送る)

引き継ぎお願い。やることは①〇〇 ②〇〇 ③〇〇。迷ったら私に連絡でOK。資料【URL】

メールのテンプレ(後輩向け)

お疲れ様です。【自分の名前】です。

【案件名/業務名】を〇/〇からお願いしたいです。
やることは次の3点だけです。

【やること】
1.【項目】
2.【項目】
3.【項目】

【迷ったとき】
・判断が必要なら私に相談してください(無理に決めなくて大丈夫です)
・資料:引き継ぎメモ【URL】

まずは〇/〇までに資料確認だけお願いします。

「無理に決めなくて大丈夫です」を入れると、後輩が動きやすくなります。


退職・異動で後任に依頼するとき(段取り明確型)

後任への引き継ぎは、情報量が多くなります。
だからこそ、段取りを先に見せるのが重要です。

「何をどの順にやればいいか」が分かると、後任は安心します。

口頭のテンプレ(全体像から)

  • 最初に全体像だけ共有するね。引き継ぎは3回に分ける。
  • まずは窓口対応だけ。次に運用、最後に例外対応をやろう。

メールのテンプレ(段取り提示型)

お疲れ様です。【自分の名前】です。

〇/〇付で【業務名】の担当が【後任の名前】さんになりますので、引き継ぎをお願いします。
負担が偏らないよう、次の手順で進めたいです。

【引き継ぎの進め方(3ステップ)】
1. 概要確認(資料に目を通す):〇/〇まで
2. 30分の口頭補足(不明点整理):〇/〇
3. 実運用の並走(最初の1回だけ同席):〇/〇

【参照先】
・引き継ぎメモ【URL】
・資料フォルダ【URL】
・連絡先一覧【URL】

まずは1の資料確認だけお願いできますでしょうか。
不明点はメモに追記いただければ、こちらで回答します。
よろしくお願いいたします。

後任には「並走」の一言があると安心されます。
いきなり一人で背負わせない印象になります。

次の章では、NG→OK言い換え早見表で、
「丸投げに見える言い方」を一発で直せるようにします。


NG→OK言い換え早見表

引き継ぎ依頼は、言葉選びを少し変えるだけで受け取られ方が大きく変わります。
特に「急ぎ」「とりあえず」「お願い」だけの依頼は、丸投げに見えやすいです。

ここでは、よくあるNG表現を「そのまま使えるOK表現」に変換します。
社内で共有しやすいように、置き換えの型もセットにしました。

NG表現OK表現(コピペ可)相手の負担ポイント置き換えの型
急ぎでお願いします〇/〇(〇)までに確認いただけると助かります。理由は〇〇です期限も理由もなく、優先度判断ができない急ぎ → 期限+理由
これ引き継いでおいてください〇〇案件の一次対応を、〇/〇からお願いできますか何をどこまでやるか不明で確認が増える引き継いで → 対象+範囲
あとはお願いします私が不在の間は、窓口対応だけお願いします。判断が必要なら私に連絡ください責任が全部移ったように見えるあとは → 範囲+線引き
とりあえず対応しておいてまずは一次返信までお願いします。次の判断は私が行います判断まで任される不安が大きいとりあえず → 最初の一手+責任分担
いつもの感じでお願いします手順はこのメモの通りです【URL】。迷ったら〇〇に連絡ください「いつも」が共有されておらず詰まるいつもの → 手順の参照先
詳細は追って共有します引き継ぎメモは本日中に共有します。先に必要なのは〇〇だけです情報が揃わず、手待ちが発生する追って → いつ+何を先に
できるだけ早めに〇/〇までに開始できると助かります。難しければ〇/〇でも大丈夫です早めが曖昧で予定に入れづらい早め → 期限+代替期限
見といてくださいまず概要だけ確認ください(5分程度)。不明点はここに追記ください【URL】何を見て何を返せばいいか不明見といて → 見る範囲+所要時間+返し方
忙しいと思うけどお願い負担が大きければ範囲を減らします。一次対応だけでも助かります断れない空気が出て心理負担になるお願い → 調整可能+範囲縮小
〇〇さんに任せます〇〇さんに一次対応をお願いしたいです。判断が必要な点は私が対応します責任丸ごとに見えて重い任せる → 範囲+責任分担
これまで通りやってください現行ルールはこの資料です【URL】。変更点は〇〇のみです「これまで」が不明で不安が残るこれまで通り → ルールの所在+変更点
共有フォルダ見ておいてまず「01_概要」だけ見てください。必要資料はそこから辿れます量が多く、探す負担が増える見ておいて → 見る順番指定
不明点は各自で調べて不明点はこのスレに書いてください。私がまとめて回答します聞けない空気になり、遅延する各自で → 質問の受け口+回答方法
なるはやでお願いします期限は〇/〇です。間に合わない場合は〇/〇までに連絡くださいなるはやが曖昧でトラブルになりやすいなるはや → 期限+遅延時の連絡ルール
まずやってみてまずは〇〇まで対応してください。迷ったら止めて私に確認してください失敗の責任を背負う不安が強いやってみて → 範囲+止め方+相談先
使い方のコツ

迷ったら、NGを直すより「置き換えの型」を先に選ぶ方が早いです。
特に有効なのは次の3つです。

  • 曖昧 → 対象+範囲
  • 急ぎ → 期限+理由
  • 丸投げ → 線引き+相談先

次の章では、断られた・進まないときの立て直しテンプレを用意します。


断られた・進まないときの立て直しテンプレ

引き継ぎは、頼んだ瞬間に終わりではありません。
相手が忙しくて断られることもあります。
返信がなくて止まることもあります。
引き継ぎの質に不安が残ることもあるでしょう。

ここでは、気まずさを増やさずに立て直すためのテンプレをまとめます。
ポイントは「責めない」「分割する」「次の一手を小さくする」です。


忙しいと言われたとき(分割・最小化)

「今は無理」と言われたとき、押し切ると関係が悪くなります。
この場面では、負担の小さい選択肢を出す方が通りやすいです。

口頭テンプレ(まず受け止める)

  • 分かった。無理にお願いしない。負担が少ない形にしたいんだけど、一次対応だけでも難しそう?
  • 忙しいよね。全部じゃなくて、ここだけお願いできる?あとはこっちで持つ。

チャットテンプレ(分割の提案)

忙しいところすみません。範囲を絞ります。まずは一次対応だけお願いできますか。判断は私が対応します。
承知しました。まずは資料確認だけでもお願いできますか(5分程度)。不明点は私がまとめて返します。

メールテンプレ(最小化して再依頼)

お疲れ様です。【自分の名前】です。

ご状況承知しました。負担が大きいようでしたら、引き継ぎ範囲を次の通り最小化したいです。

・お願いしたい範囲:一次対応(受付/状況共有)まで
・判断が必要な点:私が対応します(迷ったら私に連絡ください)
・期限:〇/〇までに開始できれば十分です

可能かどうか、可否だけ教えていただけますでしょうか。
難しければ別案も検討します。

さらに軽くする「二段階」テンプレ

  • まずは「見るだけ」:資料に目を通す(5分)
  • 次に「やるだけ」:一次対応(決めない)
  • 最後に「判断」:責任者が持つ

この順に分けると、相手は引き受けやすくなります。


返信がないとき(リマインドの一言)

返信がないと焦ります。
ただ、強い催促は逆効果になりやすいです。
「見落とし前提」で、確認だけにします。

チャットのリマインド(角が立ちにくい)

念のためリマインドです。〇〇引き継ぎ、可否だけ教えてください(範囲は調整できます)。
見落としてたらすみません。〇/〇から開始予定なので、今日中に可否だけお願いできますか。
急ぎではないのですが、〇〇の引き継ぎ方針だけ決めたいです。可能そうな時間ありますか。

メールのリマインド(短く、責めない)

お疲れ様です。【自分の名前】です。

見落としでしたら失礼しました。
〇〇引き継ぎの件、〇/〇から開始予定のため、可否だけご返信いただけますでしょうか。
難しい場合は範囲を調整します。

相手が返しやすい「二択」テンプレ

  • ①対応可能 ②難しい(範囲調整したい)
    この二択を入れると返信率が上がります。

  • 可否について、①可能 ②難しい(範囲調整希望)のどちらかで教えてください。

引き継ぎの質が不安なとき(確認項目を出す)

引き継ぎが進んでも、「ちゃんと伝わっているか」が不安になります。
この不安は、気合いでは消えません。
確認項目を用意して、事実ベースで揃えるのが一番です。

質が不安なときの切り出し(口頭)

  • 念のため、抜けがないか確認だけさせてください。大事なポイントだけ3つ確認したいです。
  • 迷いそうなところだけ先に揃えたいです。チェックリストで確認してもいいですか。

チャットテンプレ(チェック項目を投げる)

引き継ぎ確認です。次の3点だけOKか教えてください。①窓口 ②期限 ③連絡先
念のため確認です。迷ったときの相談先は「〇〇」で合っていますか。

引き継ぎ確認チェック(そのまま使える項目)

  • 窓口:誰が一次対応するか
  • 期限:いつまでに何をするか
  • 連絡先:迷ったら誰に聞くか
  • 参照先:手順と資料はどこにあるか
  • 例外:イレギュラー時の判断者は誰か
  • 完了条件:どこまでできれば引き継ぎ完了か

メールテンプレ(確認依頼・責めない)

お疲れ様です。【自分の名前】です。

引き継ぎの抜け漏れ防止のため、念のため確認させてください。
次の項目について、認識が合っているかだけ教えていただけますでしょうか。

1. 一次対応:〇〇(担当:〇〇さん)
2. 期限:〇/〇までに〇〇
3. 迷ったとき:判断が必要な点は私へ連絡

相違があれば、その点だけ修正します。
よろしくお願いいたします。

引き継ぎが不安なときほど、長文で補足したくなります。
そこをぐっと短くして、確認項目に落とす方が確実です。

次はFAQで、よくある疑問に答えていきます。


FAQ よくある質問

Q1:引き継ぎをお願いするのは失礼ですか?

失礼ではありません。
業務の継続のために必要な連携です。

ただし、頼み方が雑だと「丸投げ」に見えることがあります。
失礼に感じられる原因は、お願い自体より情報不足です。

次の3点が入っていれば、相手は受け取りやすくなります。

  • 何を引き継いでほしいか(範囲)
  • いつまでに何を(期限)
  • 迷ったら誰に聞くか(線引き)

「ご負担になりそうなら範囲を調整します」を添えると、角が立ちにくいでしょう。


Q2:理由はどこまで書くべきですか?

基本は1〜2文で十分です。
理由を詳しく書くほど、相手の負担が減るわけではありません。

書くべきなのは「引き継ぎが必要な前提」です。

  • 〇/〇から異動のため
  • 〇/〇〜〇/〇が不在のため
  • 〇/〇までに対応が必要なため

体調や家庭事情など、個人的な理由は無理に書かなくて大丈夫です。
「事情により」「都合により」で問題ありません。


Q3:引き継ぎ依頼のメール件名で無難なのは?

迷ったら、次の型が無難です。

引き継ぎ依頼+期限+案件名(業務名)

  • 【引き継ぎ依頼】【期限:〇/〇】〇〇案件
  • 【引き継ぎのお願い】【〇/〇まで】〇〇業務
  • 【担当変更/引き継ぎ依頼】【〇/〇】〇〇プロジェクト

「至急」は乱用すると軽く見えやすいです。
急ぐときは、件名より本文で期限と理由を添える方が伝わります。


Q4:申し送りと引き継ぎの違いは何ですか?

違いは、主に「責任の移り方」です。

  • 申し送り:情報共有が中心です。責任はそのままのことが多いです。
  • 引き継ぎ:担当や窓口が移ります。対応の責任範囲も移ることがあります。

実務では混ざりやすいので、相手に伝えるときはこう言うと明確です。

  • これは申し送りです。情報だけ共有します。対応は私が続けます。
  • これは引き継ぎです。〇/〇から窓口対応をお願いしたいです。

この一言で、相手の不安が減ります。


まとめ

引き継ぎ依頼は、丁寧語を増やすより「曖昧さを消す」方が相手に優しいです。
相手が楽になるほど、依頼は通りやすくなります。


6点セットの再掲

引き継ぎ依頼は、この6点が揃うと止まりにくくなります。

  • 結論:何を引き継いでほしいか
  • 背景:なぜ今お願いするか(短く)
  • 作業範囲:やること・やらないこと
  • 期限:いつまでに何を
  • 共有方法:資料・場所・形式(リンク/フォルダ/台帳)
  • 次アクション:最小の段取り(面談30分など)

この順番で書けば、メールでも口頭でもブレません。


まずは短文テンプレ1つを持つ

全部を完璧にしようとすると、毎回時間がかかります。
最初は、短文テンプレを1つだけ決めておくのが現実的です。

〇〇の引き継ぎをお願いできますか。
範囲は一次対応までで、判断が必要なら私が対応します。
〇/〇までに開始したく、資料はここです:【URL】

この1本があるだけで、口頭・チャット・メールのベースになります。


依頼は曖昧さを消すほど相手が楽になる

「とりあえず」「いつもの」「急ぎで」など曖昧な言い方は、確認の往復を増やします。
反対に、対象・範囲・期限・資料の場所が揃うと、相手は迷わず動けます。

引き継ぎは、気遣いを増やす勝負ではありません。
相手が判断しやすい形に整えることが、一番の配慮になります。

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