請求書送付メール例文|件名・添付・再送テンプレ集

請求書をメールで送るときって、件名とか本文って毎回迷うんだよね。添付忘れも怖いし。

請求書って埋もれやすいから、件名と添付の書き方が雑だと処理が遅れたりするよね。

再送とか差し替えも、言い方を間違えると気まずいし…。

型を決めれば大丈夫!送付・再送・差し替えでテンプレを分ければ角も立たないよ!
請求書送付メールは、相手に確実に処理してもらうための「実務連絡」です。
ところが、件名が弱かったり、本文で添付に触れていなかったりすると、見落としや未着の原因になります。
さらに、添付忘れや差し替えが発生すると、再送のメールが気まずくなりがちです。
この記事では、送付メールを毎回迷わず書けるように、件名・本文・添付の基本をテンプレ化します。
再送や差し替えも「行き違い前提」で角が立たない言い方に整えます。
請求書送付メールで失敗が起きやすいポイント
請求書送付メールは、内容自体はシンプルです。
それでもトラブルが起きやすいのは、相手の受信箱で埋もれたり、添付の扱いで行き違いが起きたりするからです。
ここでは、実務で起こりがちな失敗を先に整理します。
原因が分かると、本文テンプレの作り方も理解しやすくなります。

添付忘れ・未着が一番多い
請求書送付で一番多いのは、添付まわりのミスです。
こちらは「送ったつもり」、相手は「届いていない」。
この行き違いが起きやすいです。
よくある原因です。
対策は難しくありません。
これだけで、未着や再送の手間が減ります。
件名が弱いと埋もれて処理が遅れる
請求書は、受信箱で他の連絡に埋もれやすいです。
件名が弱いと、開封が後回しになります。
結果として支払い処理も遅れやすくなります。
弱い件名の典型です。
この件名だと、請求書だと気づけません。
おすすめは「請求書+請求月+識別情報」です。
件名だけで「何のメールか」が分かると、相手の処理が早くなります。
再送や修正依頼は角が立ちやすいので型が必要
請求書はお金が絡むので、再送や修正の連絡は気まずくなりがちです。
言い方を間違えると、相手を責めているように見えたり、こちらのミスが大きく見えたりします。
角が立ちやすい例です。
この場面は、型で処理すると安全です。
たとえば、次のように書くと角が立ちにくいです。
次の章では、この失敗を避けるために「本文の型」を固定します。
送付の一言から支払期限まで、順番通りに書けば迷いません。
請求書送付メールの基本構成(本文の型)
請求書送付メールは、本文の順番を固定すると失敗が減ります。
相手は「請求書を受け取った」「いつまでに支払うか」「不明点はどこに聞くか」を知りたいからです。
ここでは、毎回この順で書けばOKという型を作ります。
型:送付の一言→添付明記→請求情報→支払期限→問い合わせ先
基本の流れは5つです。
本文を長くしなくても、順番が整っているだけで伝わりやすくなります。
- 送付の一言(請求書を送る目的)
- 添付明記(請求書を添付していること)
- 請求情報(何月分/番号/金額)
- 支払期限(期日)
- 問い合わせ先(連絡窓口)
コピペ用:本文テンプレ(標準)
いつもお世話になっております。株式会社〇〇の(氏名)です。
(〇〇業務/〇月分)につきまして、請求書をお送りいたします。
請求書(PDF)を添付いたしましたので、ご確認をお願いいたします。
・請求書番号:INV-____
・請求対象:____(例:2026年3月分)
・請求金額:____円(税込)
・支払期日:____(例:2026年3月31日)
ご不明点がございましたら、本メールへご返信ください。
何卒よろしくお願いいたします。
※相手の社内処理が早くなるよう、請求情報は箇条書きが無難です。
※支払方法(振込先など)を請求書に記載しているなら、本文で長く書く必要はありません。
本文に入れる必須情報(請求書番号・請求月・金額・支払期日)
請求書送付メールで「これだけは入れる」と事故が減る項目です。
本文が短くても、最低限ここが揃っていると相手は処理できます。
- 請求書番号(または識別できる番号)
- 請求月/対象期間(何月分か)
- 金額(税込かどうかも含めると親切)
- 支払期日
- 添付があること(本文で明記)
これらが欠けると、相手は確認に戻ります。
結果として支払い処理も遅れます。
特に「請求月」と「請求書番号」は、後で探すときの手がかりになります。
件名と本文の両方に入れておくとさらに安全です。
添付があることを本文で明確にする(見落とし対策)
添付ファイルは、気づかれないことがあります。
「請求書を添付しています」を本文で明確に書くと、見落としが減ります。
使いやすい一文です。
さらに確実にしたい場合は、ファイル名も書くと親切です。
添付忘れ対策としては、次の習慣も効きます。
次の章では、件名を「送付/再送/差し替え」で迷わないようにテンプレ化します。
件名テンプレ(送付・再送・差し替え)
請求書送付メールは、件名で8割決まります。
相手は件名で優先度を判断し、担当へ転送することも多いからです。
「請求書であること」「何月分か」「識別できる情報」を入れると、処理が早くなります。
基本:請求書+請求月+案件名(または請求書番号)
基本形はこれで十分です。
入れたい要素は次の3つです。
- 請求書だと分かる語(請求書/請求書送付)
- 請求月・対象期間(何月分か)
- 識別情報(請求書番号、案件名、注文番号など)
「資料送付」「ご連絡」だけの件名は避けます。
請求書だと気づかれず、後回しになりやすいです。
再送:先頭に再送を付けて一目で分かるようにする
再送は、相手が過去メールを探す場面が多いです。
件名の先頭で「再送」と分かるようにすると親切です。
行き違い前提のトーンで、責める印象を避けます。
避けたい件名です。
「再送します」だけだと、何の再送か分かりません。
「添付忘れました」は、相手に不安を与えることがあります。
本文で事実として短く触れれば十分です。
差し替え:差し替え・修正版を明記して誤処理を防ぐ
差し替えは、誤処理を防ぐのが最重要です。
相手が旧版で処理してしまうと、二重処理や支払額違いにつながります。
件名で「修正版」「差し替え」と明確にします。
本文側で入れておくと安心な一文です。
件名と本文の両方で「差し替え」を明示すると、事故が減ります。
次の章では、添付の基本(PDF推奨、ファイル名ルール、送付方法の選び方)を整理します。
添付の基本(PDF・ファイル名・送付方法)
請求書はPDFで送るのが無難(改ざん・体裁崩れ対策)
請求書は、PDF添付が一番トラブルが少ないです。
WordやExcelより体裁が崩れにくく、相手の環境差でも開きやすいからです。
本文では、添付があることを短く明記します。
ファイル名ルール(会社名+請求月+請求書番号)
ファイル名が曖昧だと、相手の社内で転送・保存するときに混乱しやすいです。
社名+請求月+請求書番号まで入れると、後から探しやすくなります。
おすすめの形です。
運用上の注意もあります。
パスワード付きZIP(PPAP)を避けたい場合の代替(共有リンク等)
PPAP(パスワード付きZIP+別メールでパス通知)は、ウイルス検知のしづらさなどの理由で非推奨とされることがあります。
避けたい場合は、次の代替が現実的です。
共有リンク運用の注意点も一言入れておくと丁寧です。
メール送付が可能か、保存対応(電子帳簿保存法)の考え方を短く整理
請求書をメール添付(PDF)でやり取りすること自体は一般的です。
一方で、電子取引として受け取った請求書データは、原則として電子データのまま保存が必要になります。
メール本文に取引情報が書かれている場合は本文の保存が必要になるケースがあります。
※請求書は電子データとして保存が必要な場合があります。社内ルールに沿って保管ください。
ケース別|そのまま使える請求書送付メール例文
ここでは、状況別にそのまま使える請求書送付メール例文を用意します。
本文は「短く・必要情報だけ」を基本にしています。
かっこ内等、必要に応じて差し替えて使ってください。

初回送付(標準):請求書添付+支払期限
件名例
【請求書】2026年3月分(請求書番号:INV-12345)
本文例文
いつもお世話になっております。株式会社〇〇の(氏名)です。
(〇〇業務/〇月分)につきまして、請求書をお送りいたします。
請求書(PDF)を添付いたしましたので、ご確認をお願いいたします。
・請求書番号:INV-12345
・請求対象:2026年3月分
・請求金額:110,000円(税込)
・支払期日:2026年3月31日
ご不明点がございましたら、本メールへご返信ください。
何卒よろしくお願いいたします。
毎月送付(定例):請求月を強調して誤認を防ぐ
定例は、相手が「先月分」と取り違えやすいです。
件名と本文の両方で請求月を強調します。
件名例
【請求書】2026年3月分 定例送付(INV-12345)
本文例文
いつもお世話になっております。株式会社〇〇の(氏名)です。
定例のご請求につき、2026年3月分の請求書をお送りいたします。
請求書(PDF)を添付しておりますので、ご確認をお願いいたします。
・請求書番号:INV-12345
・請求金額:110,000円(税込)
・支払期日:2026年3月31日
引き続きよろしくお願いいたします。
原本郵送+PDF送付(併用):どちらが正式かを明記
原本とPDFを併用する場合は、相手が「どちらで処理するか」で迷います。
正式扱い(原本/PDF)を一文で明確にします。
件名例
【請求書】2026年3月分(原本郵送+PDF送付)
本文例文
いつもお世話になっております。株式会社〇〇の(氏名)です。
2026年3月分の請求書をお送りいたします。
請求書(PDF)を添付いたしましたので、先にご確認ください。
原本は(〇月〇日)に郵送いたします。
お支払い手続きは添付PDFをもとに進めていただいて問題ございません。(※原本到着後の処理をご希望の場合はお知らせください)
・請求書番号:INV-12345
・請求金額:110,000円(税込)
・支払期日:2026年3月31日
よろしくお願いいたします。
※逆に「原本が正式」の運用なら、次の一文に差し替えます。
正式な請求書は原本となります。お支払い手続きは原本到着後にお願いいたします。
再送(未着・見落とし想定):責めずに行き違い前提で送る
再送は「行き違いの可能性」を前提にすると角が立ちません。
相手のミスを決めつけない書き方にします。
件名例
【再送】【請求書】2026年3月分(INV-12345)
本文例文
いつもお世話になっております。株式会社〇〇の(氏名)です。
先日お送りした請求書につきまして、行き違いの可能性もございますので念のため再送いたします。
請求書(PDF)を添付いたしましたので、ご確認をお願いいたします。
・請求書番号:INV-12345
・請求対象:2026年3月分
・請求金額:110,000円(税込)
・支払期日:2026年3月31日
すでにご確認済みでしたらご容赦ください。
何卒よろしくお願いいたします。
差し替え(修正版):誤→正を短く明記して再発防止
差し替えは、相手が旧版で処理しないようにするのが最重要です。
理由は短く、誤→正を明確にします。
件名例
【差し替え】【請求書】2026年3月分(INV-12345/修正版)
本文例文
いつもお世話になっております。株式会社〇〇の(氏名)です。
先ほどお送りした請求書に誤りがございましたため、修正版をお送りいたします。
誤:請求金額 100,000円 → 正:請求金額 110,000円
請求書(PDF)を添付いたしましたので、こちらをご確認ください。
旧版は破棄いただけますと幸いです。
・請求書番号:INV-12345
・支払期日:2026年3月31日
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
次の章では、状況別に「件名」「本文の一文」「添付・ファイル名」まで一発で選べる早見表を用意します。
状況別テンプレ早見表

早見表の使い方(状況→件名→本文一文をコピペ)
使い方はシンプルです。
- まず「状況」を選ぶ(送付/定例/原本郵送/再送/差し替え)
- 件名例をコピペして、請求月・番号だけ差し替える
- 本文の一文を本文冒頭に入れる
- 添付・ファイル名を真似して保存・共有で迷わない形にする
NG→OKの直し方(添付忘れ・件名弱い・再送が強い)
よくある事故はこの3つです。
表の「注意点(NG→OK)」で、直し方をセットで確認できます。
状況別テンプレ早見表(保存版)
| 状況(送付/定例/原本郵送/再送/差し替え) | 件名例 | 本文の一文(コピペ) | 添付・ファイル名 | 注意点(NG→OK) |
|---|---|---|---|---|
| 送付(初回・標準) | 【請求書】2026年3月分(INV-12345) | (〇〇業務/2026年3月分)につきまして、請求書をお送りいたします。請求書(PDF)を添付いたしましたのでご確認をお願いいたします。 | Invoice_2026-03_INV-12345_株式会社〇〇.pdf | NG:件名が「資料送付」。OK:請求書+月+番号で一目化 |
| 定例(毎月) | 【請求書】2026年3月分 定例送付(INV-12345) | 定例のご請求につき、2026年3月分の請求書をお送りいたします(PDF添付)。 | Invoice_2026-03_INV-12345_株式会社〇〇.pdf | NG:月の記載なし。OK:件名と本文で請求月を強調 |
| 原本郵送(PDF併用) | 【請求書】2026年3月分(原本郵送+PDF) | 請求書(PDF)を先にお送りいたします。原本は〇月〇日に郵送いたします。 | Invoice_2026-03_INV-12345_株式会社〇〇.pdf(+原本郵送) | NG:どちらで処理すべきか不明。OK:「PDFで処理可/原本が正式」を明記 |
| 再送(未着・見落とし想定) | 【再送】【請求書】2026年3月分(INV-12345) | 行き違いの可能性もございますので念のため再送いたします。請求書(PDF)を添付いたしましたのでご確認をお願いいたします。 | Invoice_2026-03_INV-12345_株式会社〇〇.pdf | NG:届いてないですよね?OK:行き違い前提+ご容赦ください |
| 差し替え(修正版) | 【差し替え】【請求書】2026年3月分(INV-12345/修正版) | 先ほどお送りした請求書に誤りがございましたため、修正版をお送りいたします。旧版は破棄いただけますと幸いです。 | Invoice_2026-03_INV-12345_株式会社〇〇_rev1.pdf | NG:差し替え表記なし。OK:件名と本文で差し替え明記+旧版破棄 |
| 送付(添付忘れ防止の一文) | 【請求書】2026年3月分(INV-12345) | ※請求書(PDF)を添付しております(添付ファイル名:Invoice_2026-03_INV-12345_株式会社〇〇.pdf)。 | 同上 | NG:本文に添付の記載なし。OK:本文で添付明記+ファイル名も書く |
| 再送(相手が処理済みの可能性) | 【再送】【請求書】2026年3月分(INV-12345) | すでにご確認済みでしたらご容赦ください。念のため再送いたします。 | 同上 | NG:再送が命令口調。OK:確認済みなら容赦の一文を入れる |
| 差し替え(誤→正を短く) | 【差し替え】【請求書】2026年3月分(INV-12345) | 誤:支払期日 3/15 → 正:3/31 のため差し替えです。修正版をご確認ください。 | Invoice_2026-03_INV-12345_株式会社〇〇_rev1.pdf | NG:何が変わったか不明。OK:誤→正を1行で明示 |
よくある質問(FAQ)
請求書送付メールの件名は何が正解ですか?
正解は1つではありません。
ただ、処理が早い件名には共通点があります。
相手が受信箱で見た瞬間に「請求書だ」と分かることです。
迷ったら、この型が無難です。
例です。
再送や差し替えは、先頭に明記します。
件名が弱いと、見落としや後回しが増えます。
「資料送付」「ご連絡」などは避けるほうが安全です。
請求書をメール添付で送っても問題ありませんか?
一般的には問題ありません。
実務でも、請求書をPDFで添付して送る運用は広く使われています。
ただし、相手先のルールで「郵送必須」「指定フォーマット必須」などがある場合は、それに従います。
また、電子データでやり取りした請求書は、受け取った側で電子データのまま保存が必要になるケースがあります。
この点は会社の経理ルール(電子帳簿保存法への対応)に関わるため、社内の運用に合わせるのが前提です。
送付側としては、次の形にしておくとトラブルが減ります。
請求書の再送依頼は失礼ですか?(行き違い前提の書き方)
失礼とまでは言い切れません。
未着や見落とし、添付の確認漏れは普通に起こります。
ただし、言い方を間違えると責めている印象になります。
角を立てないコツは「行き違い前提」です。
相手のミスと決めつけない形にします。
使いやすい定型です。
再送時は、件名も分かりやすくします。
これで相手が過去メールを探しやすくなります。
パスワード付きZIPで送るべきですか?(PPAPの考え方)
一概に「必ずZIP」とは言えません。
会社や取引先のセキュリティルールに従うのが基本です。
ただ、パスワード付きZIP(PPAP)は運用上の問題が指摘され、避ける方針の組織も増えています。
その場合は、代替として次の運用が現実的です。
どれが正しいかは相手先の方針次第です。
迷ったら、メールの一文で確認すると安全です。
まとめ|件名で迷わせず、本文は短く、添付ミスを防ぐ
請求書送付メールは、丁寧な文章力より「迷わせない設計」が大切です。
相手が処理しやすい形に整えるだけで、見落としや再送の手間が減ります。
まず、件名で迷わせないのが基本です。
本文は短く、必要情報だけを並べます。
- 送付の一言
- 添付明記(請求書PDFを添付しています)
- 請求情報(番号/請求月/金額)
- 支払期限
- 問い合わせ先
再送が必要になった場合も、強く言わず「行き違い前提」で送ると角が立ちません。
最後に、迷ったら早見表をコピペすれば十分です。
状況(送付/定例/原本郵送/再送/差し替え)を選び、件名と本文の一文を貼るだけで、実務で通る請求書送付メールになります。


