添付ファイルが開けないときのメール例文|再送依頼を失礼なく伝える書き方

添付ファイルが開けないときのメール例文|再送依頼を失礼なく伝える書き方 メール・LINE・SNS

添付ファイルが開けないときのメール例文|再送依頼を失礼なく伝える書き方

ぷれお
ぷれお

添付ファイルが開けないんだけど、これってどう伝えればいいかな?

てんこ
てんこ

そのまま書くときつく見えそうだし、再送をお願いする言い方って意外と迷うよね!

ぷれお
ぷれお

相手を責める感じにはしたくないんだよね。

てんこ
てんこ

うん。やわらかく伝えつつ、必要なことはちゃんと伝わる形にしたいね!

取引先や社内の相手から届いた添付ファイルが開けないとき、どう返信すればよいか迷う方は多いでしょう。

開けない事実は伝えたいものの、書き方によっては相手のミスを責めているように見えることがあります。
再送をお願いしたいだけなのに、言い方が強くなってしまうのは避けたいところです。

このテーマで大切なのは、相手に配慮しながら、状況を短く分かりやすく伝えることです。
あわせて、必要に応じてPDFや共有リンクなど、別の送り方をお願いできるとやり取りもスムーズになります。

この記事では、添付ファイルが開けないときに使えるメール例文を、社外・社内・急ぎの場面などに分けて紹介します。
そのまま使いやすい表現だけでなく、失礼に見えやすい言い方や、やわらかく伝えるコツもまとめました。

この記事で分かること
  • 添付ファイルが開けないときに失礼なく伝える基本の書き方
  • 取引先・社内向けに使い分けられる再送依頼メールの例文
  • PDFや共有リンクでの再送をお願いしたいときの言い方
  • きつく見えやすい表現と、やわらかく言い換えるポイント
  • 件名や一文だけでも使える、短く実用的なフレーズ例

相手との関係を悪くせず、必要な依頼をきちんと伝えたい方は、ぜひ最後までご覧ください。


  1. 添付ファイルが開けないときは、まず原因を断定しない
    1. 自分側で先に確認しておきたいこと
    2. よくある原因は形式・容量・セキュリティの3つ
      1. 開くためのアプリが入っていない
      2. セキュリティ設定でブロックされている
      3. 容量や形式に問題がある
    3. 確認しても開けないなら、再送依頼に進めばよい
  2. 再送依頼メールで失礼にならない3つのポイント
    1. 相手のミスと決めつけない
    2. 何が起きたかを短く具体的に書く
    3. 代替案を添えるとやり取りが早い
  3. 添付ファイルが開けないときのメール例文【そのまま使える】
    1. 取引先に丁寧に再送をお願いする基本の例文
    2. 社内の相手にやわらかく伝える例文
      1. 同僚向け
      2. 上司向け
      3. 別部署向け
    3. 急ぎで確認したいときの例文
      1. 期限がある資料のとき
      2. 当日中に必要なとき
    4. PDFでの再送をお願いする例文
    5. 共有リンクでの送付をお願いする例文
    6. まず一文だけ送りたいときの短い例
  4. そのまま使える件名と表現の早見表
    1. 件名で使いやすい例
    2. NG→OKがひと目で分かる比較表
    3. やわらかく見せるクッション言葉
  5. 状況別に使える短い伝え方
    1. 添付ファイル自体が見当たらない場合
    2. winmail.datで開けない場合
    3. パスワード付きZIPで開けない場合
    4. スマホでは開けない場合
    5. 短く返したいときの一文まとめ
  6. 添付ファイルが開けないときのよくある質問
    1. 添付ファイルが開けないと伝えるのは失礼ですか?
    2. 再送いただけますでしょうかは二重敬語ですか?
    3. PDFで送ってくださいとお願いしても失礼ではありませんか?
    4. 返信メールでお願いしても問題ありませんか?
  7. まとめ|責めずに、短く、代替案まで添えて伝える

添付ファイルが開けないときは、まず原因を断定しない

添付ファイルが開けないとき、すぐに相手の送信ミスだと決めつけてしまうと、メールの文面が強く見えやすくなります。

実際には、送られてきたファイル自体に問題があるとは限りません。
Gmailでは添付サイズが大きいと通常の添付ではなくGoogleドライブのリンク扱いになることがあり、Outlookでは安全性の理由で一部の添付ファイルが開けないこともあります。

Outlook系では、受信側の環境によってwinmail.datが付いてしまい、意図した添付ファイルがそのまま見えないケースもあります。
出典:Googleヘルプ

そのため、最初の一通では

  • 「開けない状態でした」
  • 「確認したところ閲覧できませんでした」

のように、起きている事実だけをやわらかく伝える形が安心です。


自分側で先に確認しておきたいこと

まずは、自分の環境だけの問題ではないかを短く確認しておくとよいでしょう。

確認したいのは、次の3点です。

  • 別の端末でも開けないか
  • エラー表示が出ているか
  • 添付ファイル自体は見えているか

ここを見ておくと、相手への連絡が必要かどうか判断しやすくなります。
同時に、メール文面にも必要な情報だけを落ち着いて入れやすくなります。


よくある原因は形式・容量・セキュリティの3つ

添付ファイルが開けない理由は、主に次の3つに分かれます。

開くためのアプリが入っていない

WordやExcel、圧縮ファイルなどは、受信側の端末に対応アプリがないと開けないことがあります。
スマホでは開けず、PCでは見られるケースもあります。

セキュリティ設定でブロックされている

Outlookでは、安全性の観点から一部の添付ファイルがブロックされることがあります。
その場合、添付はメール内に存在していても、利用できない状態として表示されます。
出典:マイクロソフトサポート

容量や形式に問題がある

Gmailでは、個人向けGmailで合計25MBを超える添付はそのまま送れず、自動的にGoogleドライブのリンクに切り替わります。
また、Outlookのリッチテキスト形式に関連するTNEFの影響で、受信側ではwinmail.datとして見えてしまうことがあります。
出典:Googleヘルプ


確認しても開けないなら、再送依頼に進めばよい

自分側で確認しても開けないなら、そこで長く調べ続ける必要はありません。

メールでは、原因を細かく推測して説明するよりも、

  • 開けない状態だったこと
  • 必要であれば別形式や再送をお願いしたいこと

の2点を短く伝えるほうが分かりやすいでしょう。

たとえば、次のような伝え方なら角が立ちにくくなります。

  • 添付ファイルが開けない状態でしたため、ご確認をお願いいたします
  • 可能でしたら、PDF形式でも再送いただけますと助かります
  • 添付資料が確認できませんでしたため、再送をお願いできますでしょうか

大切なのは、原因を断定しないことです。
最初の連絡は必要最小限で十分です。
それだけでも、相手を責める印象を避けながら、必要な依頼はきちんと伝えられます。


再送依頼メールで失礼にならない3つのポイント

添付ファイルが開けないときの再送依頼メールは、ただお願いすればよいわけではありません。
同じ内容でも、書き方しだいで印象はかなり変わります。

とくに大切なのは、

  • 相手のミスと決めつけないこと
  • 起きていることを短く具体的に伝えること
  • 必要に応じて別の送り方もお願いすること

の3つです。

この3点を押さえると、後で紹介する例文もそのまま使いやすくなるでしょう。


相手のミスと決めつけない

まず意識したいのは、相手に非があると決めつけた書き方を避けることです。

たとえば、

  • 「添付されていません」
  • 「ファイルが壊れています」

と言い切ると、相手によっては強く受け取ることがあります。

実際には、自分の端末やメール環境が原因の可能性もあります。
Gmailではサイズが大きいファイルが通常の添付ではなくGoogleドライブのリンクになることがあり、Outlook系ではwinmail.datのように本来の添付がそのまま見えにくくなるケースもあります。

そのため、メールでは次のように、状況をやわらかく伝える形が無難です。

  • 添付ファイルが開けないようでした
  • 確認したところ、閲覧できませんでした
  • 添付資料が見当たらないようでした

このような書き方なら、必要なことは伝えつつ、相手を責める印象を抑えやすくなります。


何が起きたかを短く具体的に書く

次に大切なのは、起きていることを短くはっきり書くことです。

ここがあいまいだと、相手は何を直せばよいか分かりません。
反対に、長く事情を書きすぎると、読みづらくなります。

伝える内容は、次の程度で十分です。

  • ファイルが開けない
  • 添付ファイルが見当たらない
  • 文字化けして読めない
  • 別の形式で送ってほしい

たとえば、

  • 確認したところ、添付ファイルを開けない状態でした
  • 添付資料が確認できませんでした
  • 文字化けして内容を確認できませんでした

のように書けば、相手も対応しやすくなります。

このとき、原因の説明を細かく書きすぎなくて大丈夫です。
最初の連絡では、事実を一文で伝えるくらいがちょうどよいでしょう。


代替案を添えるとやり取りが早い

再送依頼メールを実務で使いやすくするポイントが、代替案を一緒に書くことです。

単に
「再送してください」
だけでも通じます。

ただ、相手が同じ形式で送り直してしまうと、また開けないことがあります
そこで、必要に応じて別の送り方を添えると、やり取りが一回で済みやすくなります。

使いやすい代替案は、次の3つです。

  • PDFで再送してもらう
  • 別形式で送ってもらう
  • 共有リンクで送ってもらう

とくにGmailでは25MBを超えるファイルは通常の添付では送れず、自動でGoogleドライブのリンクになります。
そのため、容量が大きそうな資料なら、共有リンクでの送付をお願いするのも自然です。

書き方としては、次のような一文が使いやすいです。

  • 可能でしたら、PDF形式でもお送りいただけますと助かります
  • もし差し支えなければ、別形式で再送いただけますでしょうか
  • 容量の関係があるようでしたら、共有リンクでご送付いただけますと幸いです

お願いの形にしておくと、相手に配慮しつつ、必要な対応も伝えやすくなります。

再送依頼メールでは、
断定しないこと
状況を短く具体的に書くこと
代替案まで添えること
の3つを押さえるだけで、印象はかなり変わります。

迷ったときは、
「開けない状態でした」
「ご確認のうえ、再送いただけますでしょうか」
「可能でしたらPDFでもお願いいたします」
この流れを基本にすると、失礼になりにくく、実務でも使いやすいでしょう。


添付ファイルが開けないときのメール例文【そのまま使える】

ここでは、実際にそのまま使いやすいように、件名・本文・ひと言の補足をセットでまとめます。

通常の再送依頼だけでなく、PDFでの再送や共有リンクでの送付をお願いする例文も用意しました。


取引先に丁寧に再送をお願いする基本の例文

もっとも汎用的に使いやすい形です。
迷ったときは、まずこの型を使えば十分でしょう。

件名

Re:○○資料送付の件

本文

いつもお世話になっております。
お送りいただいた添付ファイルについて、確認したところ、こちらの環境では開けない状態でした。
恐れ入りますが、ご確認のうえ、再送いただけますでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
ひと言の補足

社外向けでは、原因を断定せず、まずは「開けない状態でした」と事実だけを伝える形が無難です。

別パターンもあると便利です。

件名

添付ファイル再送のお願い

本文

お世話になっております。
先ほどお送りいただいた資料を確認いたしましたが、添付ファイルを閲覧できませんでした。
お手数をおかけしますが、再度お送りいただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
ひと言の補足

やや丁寧さを強めたいときは、「恐れ入りますが」「お手数をおかけしますが」を入れるとやわらかく見えます。


社内の相手にやわらかく伝える例文

社内メールは、社外ほどかしこまりすぎなくて構いません。
ただし、短すぎると冷たく見えることがあります。

同僚向け

件名

添付資料の再送お願いします

本文

お疲れさまです。
送ってもらった添付ファイルを確認したのですが、こちらでは開けませんでした。
時間があるときで大丈夫なので、再送をお願いできますか。
よろしくお願いします。
ひと言の補足

同僚相手なら、ややくだけた書き方でも問題ありません。
ただし、「開けないので送り直して」は少し強く見えることがあります。

上司向け

件名

添付資料の再送のお願い

本文

お疲れさまです。
ご共有いただいた添付資料について、確認したところ、こちらでは開けない状態でした。
恐れ入りますが、ご都合のよいタイミングで再送いただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
ひと言の補足

上司宛てでは、「ご都合のよいタイミングで」を入れると配慮が伝わりやすくなります。

別部署向け

件名

添付ファイル確認のお願い

本文

お疲れさまです。
お送りいただいたファイルを確認したところ、添付資料を開くことができませんでした。
お手数ですが、ご確認のうえ、再送をお願いできますでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
ひと言の補足

別部署の相手には、社内でも少し丁寧めの表現にしておくと安心です。


急ぎで確認したいときの例文

期限が近い資料や、当日中に確認したい書類では、急ぎであることも伝える必要があります。
ただし、急かす言い方にならないように注意します。

期限がある資料のとき

件名

至急:添付資料再送のお願い

本文

お世話になっております。
お送りいただいた添付資料について、確認したところ、こちらでは開けない状態でした。
本日中に確認が必要なため、恐れ入りますが、ご確認のうえ再送いただけますと助かります。
どうぞよろしくお願いいたします。
ひと言の補足

急ぎの理由を一文だけ添えると、相手も優先度を判断しやすくなります。

当日中に必要なとき

件名

本日分資料の再送のお願い

本文

お疲れさまです。
先ほど共有いただいた添付ファイルですが、こちらでは閲覧できませんでした。
本日中に確認したいため、可能でしたら再送をお願いできますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
ひと言の補足

「至急」だけを書くよりも、「本日中に確認したい」と具体的に書いたほうが伝わりやすいでしょう。


PDFでの再送をお願いする例文

WordやExcelでうまく開けないときは、PDF形式でお願いすると通りやすいことがあります。
閲覧だけできればよい資料にも向いています。

件名

資料再送のお願い

本文

お世話になっております。
お送りいただいたファイルを確認したところ、こちらの環境では開くことができませんでした。
恐れ入りますが、可能でしたらPDF形式でも再送いただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
ひと言の補足

形式を変えてほしいときは、「可能でしたら」を入れると押しつけ感が出にくくなります。

別の言い方も使えます。

件名

添付資料の再送について

本文

お世話になっております。
先ほどの添付ファイルですが、確認したところ閲覧できませんでした。
差し支えなければ、PDF形式でお送りいただけますと助かります。
どうぞよろしくお願いいたします。
ひと言の補足

「差し支えなければ」は、相手に選択の余地を残したやわらかい表現です。


共有リンクでの送付をお願いする例文

ファイルサイズが大きい場合や、メール添付だと不安定な場合は、共有リンクでの送付をお願いするのも自然です。
Gmailでは合計25MBを超える添付がGoogleドライブのリンクに切り替わるため、大きな資料ではこの依頼が実務的です。

件名

資料送付方法についてのお願い

本文

お世話になっております。
お送りいただいた添付ファイルを確認したところ、こちらでは開けない状態でした。
容量や形式の影響も考えられるため、可能でしたら共有リンクでご送付いただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
ひと言の補足

相手に原因を押しつけず、「容量や形式の影響も考えられるため」とやわらかく書くと伝えやすくなります。

もう少し短くしたいなら、この形でも使えます。

件名

添付ファイル再送のお願い

本文

お世話になっております。
添付資料を確認できなかったため、恐れ入りますが、共有リンクでお送りいただくことは可能でしょうか。
ご対応のほど、よろしくお願いいたします。
ひと言の補足

相手が外部の取引先でも、クラウド共有が一般的な職場なら不自然ではありません。
Outlookでは安全性の観点から一部の添付がブロックされることもあるため、リンク共有のほうが確実な場面もあります。


まず一文だけ送りたいときの短い例

長いメールを書く時間がないときは、次の一文だけでも十分使えます。
恐れ入りますが、添付ファイルが開けない状態でしたため、ご確認をお願いいたします。
確認したところ、添付資料を閲覧できませんでした。再送をお願いできますでしょうか。
可能でしたら、PDF形式でもお送りいただけますと助かります。
共有リンクでのご送付が可能でしたら、ご対応いただけますと幸いです。

迷ったときは、

  • 開けない状態でした
  • ご確認のうえ、再送いただけますでしょうか
  • 可能でしたらPDFまたは共有リンクでもお願いいたします

この流れで組み立てると、失礼になりにくく、実務でもそのまま使いやすいはずです。


そのまま使える件名と表現の早見表

ここでは、添付ファイルが開けないときに使いやすい件名と、言い方の違いがすぐ分かる表現をまとめます。

長い例文を読む前に、まずは件名や一文だけ決めたい方にも使いやすいでしょう。
とくに再送依頼メールは、内容そのものよりも言い回しの印象で受け取られ方が変わります。

少しきつく見える表現を避けて、やわらかく伝わる形にしておくと安心です。


件名で使いやすい例

件名は、相手がひと目で内容を把握できる形にするのが基本です。
返信メールなら、元の件名を残したまま返す形でも問題ありません。

使いやすい件名は、次のようなものです。

  • Re:○○資料送付の件
  • ○○資料再送のお願い
  • 添付ファイル再送のお願い

すでにやり取りが続いている場合は、Re:○○資料送付の件のように返信形式をそのまま使うと流れが分かりやすくなります。
新しく件名を立てるなら、○○資料再送のお願い添付ファイル再送のお願いのように、用件がすぐ分かる書き方が向いています。

急ぎの確認が必要な場合でも、件名だけで強く見せすぎないほうが無難です。
必要なら本文で、本日中に確認したいなど期限を短く添える形にすると伝わりやすいでしょう。


NG→OKがひと目で分かる比較表

同じお願いでも、言い方を少し変えるだけで印象はかなりやわらかくなります。
以下の表を見ながら、自分のメールに近い形を選んでみてください。

NG寄りの表現OK表現使う場面ポイント
添付が開けません。再送してください。恐れ入りますが、添付ファイルが開けない状態でした。ご確認のうえ、再送いただけますでしょうか。社外断定を避けて、お願いの形にする
添付されていません。添付資料が見当たらないようでした。社外・社内相手の誤りを決めつけない
別の形式で送ってください。可能でしたら、PDF形式でもお送りいただけますと助かります。形式変更依頼頼み方をやわらかくする
すぐ送ってください。お急ぎのところ恐れ入りますが、本日中にご共有いただけますと幸いです。急ぎ期限を明確にしつつ、強さを抑える

この表で大切なのは、正解の表現を丸暗記することではありません。

  • 言い切らない
  • お願いの形にする
  • 必要なら期限を具体的に書く

この3点を意識するだけでも、メールの印象はかなり整います。


やわらかく見せるクッション言葉

再送依頼メールでは、短いクッション言葉を入れるだけでも雰囲気が変わります。
とくに社外向けや、あまりやり取りが多くない相手には効果的です。

よく使いやすいのは、次の4つです。

  • 恐れ入りますが
  • お手数をおかけしますが
  • ご確認のうえ
  • 可能でしたら

それぞれの使い方は、次のように考えると分かりやすいです。

恐れ入りますが

相手にお願いをするときの基本表現です。
最初の一文に入れやすく、もっとも汎用的です。

恐れ入りますが、添付ファイルが開けない状態でした。

お手数をおかけしますが

相手に手間がかかることを意識していると伝えたいときに向いています。
再送や形式変更のお願いと相性がよい表現です。

お手数をおかけしますが、ご確認のうえ再送をお願いいたします。

ご確認のうえ

ただ送ってほしいと言うのではなく、一度確認をお願いしたいときに使いやすい言葉です。
相手のミスを決めつけずに済む点でも便利です。

ご確認のうえ、再送いただけますでしょうか。

可能でしたら

形式変更や共有リンクへの切り替えなど、相手に選択の余地を残したいときに使います。
お願いが強くなりすぎるのを防ぎやすいでしょう。

可能でしたら、PDF形式でもお送りいただけますと助かります。

迷ったときは、

  • 恐れ入りますが
  • ご確認のうえ
  • 可能でしたら

この3つを入れるだけでも十分です。

まずは相手を責めない形にして、次に必要な依頼を短く添える
その順番で書くと、再送依頼メールはかなり作りやすくなります。


状況別に使える短い伝え方

ここでは、添付ファイルが開けない場面を少し細かく分けて、一文で伝えやすい形にまとめます。

一般的な再送依頼メールだけだと、実際の現場では少し足りないことがあります。
たとえば、添付そのものが見当たらないのか、winmail.datになっているのか、スマホでは開けないのかで、お願いしたい内容は変わるからです。

状況に合わせて一文を選べるようにしておくと、メールを作る時間も短くなります。


添付ファイル自体が見当たらない場合

まず多いのが、メール本文は届いているのに、添付ファイル自体が見当たらないケースです。

このときに

  • 「添付し忘れています」

と言い切ると、少し強く見えることがあります。

そのため、まずは見えている事実だけをやわらかく伝える形が無難です。

使いやすい一文は次のとおりです。

  • 恐れ入りますが、添付資料が見当たらないようでした。ご確認をお願いいたします。
  • 確認したところ、メール本文は受信できておりますが、添付ファイルが確認できませんでした。
  • お手数をおかけしますが、添付資料をご確認のうえ、再送いただけますでしょうか。

社外向けなら、
見当たらないようでした
確認できませんでした
のように、断定しない形にしておくと安心です。


winmail.datで開けない場合

受信したメールに本来の資料ではなくwinmail.datが付いている場合は、Outlookのメッセージ形式に関係することがあります。

Microsoftは、TNEFでエンコードされたメッセージでは、元の情報がwinmail.datという添付に含まれることがあると案内しています。
出典:Microsoft Learn

このケースでは、ただ
「開けませんでした」
と返すだけでなく、別形式での再送までお願いしたほうが実務では早いでしょう。

使いやすい一文は次のとおりです。

  • 添付ファイルがwinmail.dat形式で届いており、内容を確認できませんでした。恐れ入りますが、PDF形式などで再送いただけますでしょうか。
  • 確認したところ、資料がwinmail.datとして表示されておりました。可能でしたら、HTML形式のメールまたはPDF添付で再送いただけますと助かります。
  • 添付内容を閲覧できなかったため、お手数ですが、別形式で再送をお願いできますでしょうか。

ここでは、原因を細かく説明しすぎなくて大丈夫です。
winmail.datで確認できなかったことと、PDFなどどの形式で送り直してほしいかまで一歩踏み込んで書くと、やり取りが早く終わりやすいでしょう。
TNEF由来の問題では、受信側でその形式をうまく処理できないとwinmail.datとして見えることがあります。


パスワード付きZIPで開けない場合

パスワード付きZIPファイルは、添付自体は見えていても、解凍できないことがあります。
この場合は、ファイルが壊れていると決めつけるのではなく、パスワード案内の有無を確認する書き方にすると自然です。

使いやすい一文は次のとおりです。

  • 添付ZIPファイルは受信できておりますが、解凍用のパスワードが確認できませんでした。ご共有をお願いできますでしょうか。
  • 確認したところ、パスワード付きZIPファイルを開くことができませんでした。差し支えなければ、パスワードをご案内いただけますと助かります。
  • 添付ファイルのパスワード案内が見当たらなかったため、ご確認をお願いいたします。

相手がすでに別メールで送っている可能性もあるため、
見当たらなかったため
確認できませんでした
とやわらかく書くのが使いやすいでしょう。


スマホでは開けない場合

スマホで確認したときだけ開けないケースもあります。
この場合は、ファイル形式がPC向けである可能性や、スマホ側の閲覧環境の影響も考えられます。

そのため、相手に問題があると決めつけず、別形式や共有リンクをお願いする形が実務的です。

使いやすい一文は次のとおりです。

  • スマートフォンで確認したところ、添付ファイルを開くことができませんでした。可能でしたら、PDF形式でもお送りいただけますでしょうか。
  • 現在スマートフォンで確認しており、添付資料を閲覧できない状態です。差し支えなければ、共有リンクでもご送付いただけますと助かります。
  • 添付ファイルがスマートフォンでは開けなかったため、別形式でご共有いただけますでしょうか。

共有リンクをお願いする形にも無理はありません。

Gmailでは個人向けアカウントの添付上限は25MBで、それを超える場合はGoogleドライブのリンクとして送られます。

Outlookでも安全性のため一部の添付がブロックされることがあり、Microsoftは受信したブロック対象ファイルについてOneDriveやSharePointなどにアップロードしてリンクを送ってもらう方法を案内しています。
出典:Googleヘルプ


短く返したいときの一文まとめ

最後に、状況別の一文だけをまとめておきます。

  • 添付資料が見当たらないようでした。ご確認をお願いいたします。
  • winmail.dat形式で届いており、内容を確認できませんでした。PDF形式などで再送いただけますでしょうか。
  • パスワード付きZIPファイルのパスワード案内が確認できませんでした。ご共有をお願いいたします。
  • スマートフォンでは開けなかったため、可能でしたら別形式または共有リンクでご送付いただけますと助かります。

添付ファイルが開けないときのよくある質問

添付ファイルが開けないと伝えるのは失礼ですか?

失礼ではありません。
失礼に見えやすいのは、伝えること自体ではなく、相手のミスと決めつける書き方です。

添付ファイルが開けない原因は、送信者側の不備だけとは限りません。

Gmailには添付サイズの上限があり、一定サイズを超えるとGoogleドライブのリンク扱いになります。
Outlookでも、セキュリティ上の理由で受信者が開けない添付が出ることがあります。
そのため、メールでは「開けない状態でした」「確認したところ閲覧できませんでした」のように、事実だけをやわらかく伝える形が無難です。


再送いただけますでしょうかは二重敬語ですか?

強い誤りとまでは言いにくいものの、少し丁寧さが重く感じられることはあります。

文化庁は、二重敬語を「一つの語について、同じ種類の敬語を二重に使ったもの」と説明しています。あわせて依頼表現の例として「貸していただけますか」のような形を示しています。
そのため、読みやすさを優先して、「再送いただけますか」「再送いただけますと幸いです」を基本にしておくと自然です。
よりやわらかくしたいときだけ「再送いただけますでしょうか」を使うくらいがいいでしょう。
出典:文化庁


PDFで送ってくださいとお願いしても失礼ではありませんか?

失礼ではありません。
ただし、「送ってください」と言い切るより、「可能でしたら」「差し支えなければ」を添えたほうがやわらかくなります。

実務上も、形式を変えてもらうお願いには意味があります。
Gmailでは25MBを超えるファイルは通常添付では送れず、Outlookでも一部の添付は受信側で開けないことがあります。
そのため、「可能でしたら、PDF形式でもお送りいただけますと助かります」のように、理由を簡潔に添えてお願いする形なら不自然ではありません。


返信メールでお願いしても問題ありませんか?

同じ用件の続きであれば、返信メールで問題ありません。
件名のRe:を残すと、相手にも同じ話題の続きだと伝わりやすくなります。

一方で、まったく別の話になっている場合は、新規メールに分けたほうが分かりやすいです。


まとめ|責めずに、短く、代替案まで添えて伝える

添付ファイルが開けないときのメールでは、まず相手の不備だと決めつけないことが大切です。

実際には、ファイル形式や容量、受信側の環境などが原因になっていることもあります。
そのため、最初の連絡では、原因を細かく書くよりも、開けない状態だったことを落ち着いて伝えるだけで十分でしょう。

書き方としては、

  • 添付ファイルが開けない状態でした
  • 確認したところ、閲覧できませんでした
  • 添付資料が見当たらないようでした

のように、事実をやわらかく伝える形が使いやすいです。

そのうえで、必要があれば再送をお願いし、さらにPDFや共有リンクなど別の送り方も添えると、やり取りが一度で済みやすくなります。
とくに、容量が大きい資料や、形式の相性で開けないファイルでは、このひと言があるだけで相手も対応しやすくなります。

迷ったときは、次の流れで考えると作りやすくなります。

  • 開けない状態だったことを伝える
  • ご確認のうえ再送をお願いする
  • 必要ならPDFや共有リンクもお願いする

たとえば、基本形は次の一文で十分です。

恐れ入りますが、添付ファイルが開けない状態でした。ご確認のうえ、再送いただけますでしょうか。可能でしたら、PDF形式でもお送りいただけますと助かります。
  • 強く言わないこと
  • 長く書きすぎないこと
  • 相手が対応しやすい形まで添えること

この3点を意識すれば、添付ファイルが開けないときの再送依頼メールは、失礼になりにくく、実務でもそのまま使いやすくなります。

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