少々お待ちくださいの言い換え例文|電話・接客の丁寧フレーズ

少々お待ちくださいの言い換え例文|電話・接客の丁寧フレーズ 言い換え・表現辞典

少々お待ちくださいの言い換え例文|電話・接客の丁寧フレーズ

ぷれお
ぷれお

電話で確認するとき、「少々お待ちください」だけでいいのかな?

てんこ
てんこ

間違いじゃないけど、理由や時間を添えた方が相手も安心できるよ。

「少々お待ちください」は、電話の取り次ぎや質問への確認、受付での準備など、相手に短い時間待ってもらうときに使える丁寧な表現です。

ただし、一言だけで伝えると、相手によっては少し強く聞こえたり、どのくらい待つのか分からず不安にさせたりすることがあります。

取引先やお客様には、「少々お待ちいただけますでしょうか」と依頼の形にしたり、「確認いたしますので」「2〜3分ほど」など、理由や時間の目安を添えたりすると、より丁寧です。

また、確認が長引く場合は、何度も待ってもらうより、折り返しを提案した方が親切なこともあります。

この記事で分かること
  • 「少々お待ちください」の丁寧でやわらかい言い換え
  • 電話の取り次ぎ・保留・確認で使える例文
  • 受付・店舗・接客で相手を待たせるときの一言
  • 「少々」「今しばらく」「もうしばらく」の違い
  • 待ち時間が長引く場合や、待たせた後の正しい対応

この記事では、「少々お待ちください」の言い換えを、電話・対面・受付・接客などの場面別に紹介します。

短時間だけ待ってもらいたいときから、確認に数分かかるとき、折り返しが必要なときまで、相手を不安にさせない伝え方を確認していきましょう。


  1. 「少々お待ちください」は短時間待ってもらうときの敬語
    1. 「少々お待ちください」の意味と使いやすい場面
    2. 「少々お待ちください」は失礼ではない
    3. 「ください」で言い切ると少し強く聞こえる場合がある
    4. 長く待ってもらう場合は時間の目安を伝える
  2. まず使える|少々お待ちくださいの言い換え早見表
    1. 場面別の言い換え一覧
    2. 迷ったときの選び方
  3. 電話対応で使える少々お待ちくださいの言い換え例文
    1. 担当者へ取り次ぐ場合
    2. 質問への回答を確認する場合
    3. 電話を保留にする場合
    4. 確認に時間がかかりそうな場合
    5. 保留から戻ったときの一言
  4. 対面・接客で使える少々お待ちくださいの言い換え例文
    1. 受付で担当者を呼ぶ場合
    2. 店舗で商品や在庫を確認する場合
    3. 飲食店で席や料理を準備する場合
    4. 上司や取引先に対面で待ってもらう場合
    5. 混雑していてすぐに対応できない場合
  5. 少々・今しばらく・もうしばらくの違い
    1. 待ち時間別の使い分け早見表
    2. 「少々お待ちください」が合う時間
    3. 「今しばらくお待ちください」が合う時間
    4. 「もうしばらくお待ちください」が合う場面
    5. 時間が読めないときは折り返しを提案する
  6. 相手を不安にさせない待ってもらい方の基本
    1. 待ってもらう理由を伝える
    2. 待ち時間の目安を伝える
    3. 待たせた後にお礼やお詫びを伝える
    4. 長引く場合は途中で状況を伝える
  7. 避けたい言い方とNG例
    1. 「ちょっと待ってください」は社外・接客で避ける
    2. 理由を伝えずに待たせない
    3. 長時間かかるのに「少々」と言わない
    4. 戻った後に何も言わず用件を続けない
    5. 「お待ちください」を何度も繰り返さない
  8. よくある質問
    1. 「少々お待ちください」は目上や取引先に使えますか?
    2. 「少々お待ちくださいませ」は正しい表現ですか?
    3. 電話を保留にするときは何と言えばよいですか?
    4. 「少々」と「今しばらく」はどう違いますか?
    5. 長く待ってもらうときは何と言えばよいですか?
    6. メールやチャットでも「少々お待ちください」は使えますか?
  9. まとめ|少々お待ちくださいは理由と時間を添えると丁寧

「少々お待ちください」は短時間待ってもらうときの敬語

スポンサーリンク
スポンサーリンク

「少々お待ちください」は、相手に短い時間待ってもらうときに使える丁寧な表現です。

電話の取り次ぎや問い合わせ内容の確認、受付・店舗での準備など、すぐに対応へ戻れる場面に向いています。

ただし、待ち時間が長くなる可能性がある場合は、「少々」だけで済ませず、時間の目安や折り返しを伝えることが大切です。


「少々お待ちください」の意味と使いやすい場面

「少々お待ちください」は、「少しの間、待ってください」という意味の敬語表現です。

次のような場面で使えます。

  • 電話を担当者へ取り次ぐ
  • 問い合わせ内容を確認する
  • 在庫や予約状況を調べる
  • 受付で担当者を呼ぶ
  • 商品・席・資料などを準備する

電話で担当者へ取り次ぐ場合は、次のように使います。

担当の〇〇におつなぎいたしますので、少々お待ちください。

質問への回答を確認するときにも自然です。

お問い合わせ内容を確認いたしますので、少々お待ちください。

受付や店舗で準備をするときは、次のように伝えられます。

ただいま準備いたしますので、少々お待ちください。

「少々お待ちください」は、上司・取引先・お客様にも使える表現です。

ただし、「少々」はごく短い待ち時間を想像させます。

確認に数分以上かかる場合や、終了時間が分からない場合は、具体的な目安や折り返しを提案した方が親切です。


「少々お待ちください」は失礼ではない

「少々お待ちください」は、電話対応や接客で使える一般的な敬語表現です。

「待つ」に尊敬を表す「お」を付け、「ください」で丁寧に依頼しています。

そのため、次のような使い方は失礼ではありません。

担当者におつなぎいたしますので、少々お待ちください。
確認いたしますので、少々お待ちください。
ただいま準備いたしますので、少々お待ちください。

ただし、理由を伝えずに「少々お待ちください」とだけ言うと、相手は何のために待つのか分かりません。

できるだけ、待ってもらう理由を先に伝えましょう。

在庫状況を確認してまいりますので、少々お待ちください。
担当部署に確認いたしますので、少々お待ちください。

「理由+少々お待ちください」の形にすると、相手も状況を理解しやすくなります。


「ください」で言い切ると少し強く聞こえる場合がある

「お待ちください」は丁寧な表現ですが、待つことを言い切る形でもあります。

相手や場面によっては、少し強く聞こえる場合があります。

接客でやわらかく伝えたい場合は、「ませ」を添えられます。

少々お待ちくださいませ。

相手の了承を得る形にするなら、次の表現が使えます。

少々お待ちいただけますか。

さらに丁寧にする場合は、次のように伝えます。

少々お待ちいただけますでしょうか。

取引先やお客様には、クッション言葉を加えるとより自然です。

恐れ入りますが、少々お待ちいただけますでしょうか。

電話を保留にするときや、対面で相手の動きを止めるときは、「お待ちいただけますでしょうか」と了承を得る形にすると丁寧です。

一方、すぐに済む案内や接客では、「少々お待ちくださいませ」でも自然に伝わります。

依頼をやわらかくするクッション言葉はこちらの記事も参考にしてください。


長く待ってもらう場合は時間の目安を伝える

「少々お待ちください」は、すぐに対応へ戻れる場面に向いています。

確認に時間がかかる場合は、「少々」だけでは実際の待ち時間とのずれが生まれます。

数分程度かかることが分かっているなら、目安を伝えましょう。

確認に2〜3分ほどお時間をいただけますでしょうか。

すぐに回答できない場合は、次のように伝えられます。

回答まで少々お時間がかかる見込みでございます。

時間がどのくらいかかるか分からない場合は、長時間待たせず、折り返しを提案します。

確認後、こちらから折り返しご連絡してもよろしいでしょうか。

次のように、相手に選んでもらう方法もあります。

確認に5分ほどかかる見込みです。
このままお待ちいただくか、こちらから折り返しご連絡することも可能ですが、いかがなさいますか。

待ち時間が長くなるほど、理由・目安・代案を伝えることが大切です。


まず使える|少々お待ちくださいの言い換え早見表

「少々お待ちください」の言い換えは、相手との関係と予想される待ち時間によって選びます。

すぐに使える表現を、場面別にまとめました。


場面別の言い換え一覧

場面言い換え例
基本的に短く待ってもらう少々お待ちください
丁寧な接客で使う少々お待ちくださいませ
やわらかくお願いする少々お待ちいただけますでしょうか
確認のため待ってもらう確認いたしますので、少々お待ちください
電話を取り次ぐ担当におつなぎいたしますので、少々お待ちください
時間の目安を伝える2〜3分ほどお時間をいただけますでしょうか
少し長くかかる今しばらくお待ちいただけますと幸いです
さらに時間がかかるもうしばらくお時間をいただけますでしょうか
待たせた後に声をかけるお待たせいたしました
待たせたことを丁寧に詫びるお時間をいただき、申し訳ございません

「少々」「今しばらく」「もうしばらく」には、決まった分数があるわけではありません。

相手が想像する待ち時間と実際の時間が大きくずれないよう、数分かかる場合は具体的な目安を伝えましょう。


迷ったときの選び方

迷ったときは、次の基準で選ぶと分かりやすいです。

状況おすすめ表現
すぐ戻れる少々お待ちください
店舗・受付で丁寧に伝える少々お待ちくださいませ
取引先やお客様に了承を得る少々お待ちいただけますでしょうか
確認が必要〇〇を確認いたしますので、少々お待ちください
数分かかる〇分ほどお時間をいただけますでしょうか
少し長引く今しばらくお待ちいただけますと幸いです
終了時間が読めない確認後、折り返しご連絡してもよろしいでしょうか
待たせた後お待たせいたしました

数秒程度で済む取り次ぎや簡単な確認なら、「少々お待ちください」で問題ありません。

接客では、「少々お待ちくださいませ」にするとやわらかく聞こえます。

取引先やお客様には、次のように依頼形にすると丁寧です。

恐れ入りますが、少々お待ちいただけますでしょうか。

確認に時間がかかる場合は、理由と目安を伝えます。

担当部署への確認に、2〜3分ほどお時間をいただけますでしょうか。

長引く可能性がある場合は、何度も待ってもらうより、折り返しを提案しましょう。

待たせた後は、「お待たせいたしました」「お待ちいただきありがとうございます」を忘れずに添えます。


電話対応で使える少々お待ちくださいの言い換え例文

電話では、相手の様子が見えません。

無言で保留にしたり、待ち時間の説明がなかったりすると、不安を与えることがあります。

保留にする前に、理由を伝えて了承を得ることが大切です。


担当者へ取り次ぐ場合

担当者へ取り次ぐときは、誰につなぐのかを伝えてから、待ってもらえるか確認します。

担当の〇〇におつなぎいたします。
恐れ入りますが、少々お待ちいただけますでしょうか。

短く伝える場合は、次の表現が使えます。

ただいまおつなぎいたしますので、少々お待ちください。

担当者が在席しているか確認する必要がある場合は、次のように伝えます。

担当の〇〇が在席しているか確認いたします。
恐れ入りますが、少々お待ちいただけますでしょうか。

取り次ぎ前に一言確認を入れることで、相手も保留になることを理解できます。


質問への回答を確認する場合

問い合わせへの回答を確認するときは、何を調べるのかを先に伝えましょう。

お問い合わせの内容を確認いたします。
恐れ入りますが、少々お待ちいただけますでしょうか。

担当部署への確認が必要な場合は、次のように伝えます。

担当部署に確認いたしますので、1〜2分ほどお時間をいただけますでしょうか。

資料や履歴を調べる場合は、次の表現も使えます。

ご契約内容を確認いたしますので、少々お待ちくださいませ。

相手に安心して待ってもらうには、「何を確認するのか」と「どのくらいかかるのか」を伝えることが効果的です。


電話を保留にする場合

電話を保留にするときは、無言で操作せず、必ず一言伝えます。

詳細をお調べいたしますので、少々お待ちくださいませ。

了承を得てから保留にする場合は、次のように伝えます。

確認のため、いったん保留にさせていただいてもよろしいでしょうか。

少し丁寧にするなら、次の表現が使えます。

恐れ入りますが、確認のため少々お待ちいただけますでしょうか。

相手の返答を確認してから保留にしましょう。

保留中に長くかかることが分かった場合は、一度電話に戻り、状況を説明することが大切です。


確認に時間がかかりそうな場合

確認に時間がかかりそうな場合は、長時間保留にしたままにしないようにします。

時間の目安を伝え、待つか折り返しにするか選んでもらうと親切です。

確認に5分ほどかかる見込みでございます。
このままお待ちいただくか、こちらから折り返しご連絡することも可能ですが、いかがなさいますか。

回答時刻の目安が分かる場合は、次のように伝えられます。

確認にお時間をいただくため、本日〇時頃までにこちらからご連絡してもよろしいでしょうか。

担当者が不在の場合は、次の表現が自然です。

担当者がただいま不在のため、戻り次第こちらから折り返しご連絡いたします。

待ち時間の見通しがないまま「少々お待ちください」と伝えるのは避けましょう。

電話で依頼や伝言を受けたときの丁寧な返事はこちらの記事も参考にしてください。


保留から戻ったときの一言

保留から戻ったら、すぐに回答へ入るのではなく、まず待ってもらったことへのお礼やお詫びを伝えます。

短時間なら、次の一言が自然です。

お待たせいたしました。

感謝を伝えるなら、次のように言えます。

お待ちいただき、ありがとうございます。

予定より長く待たせた場合は、お詫びを入れましょう。

大変お待たせして申し訳ございません。

確認に時間をもらった場合は、次の表現も使えます。

お時間をいただき、ありがとうございました。

回答までつなげると、次のようになります。

お待たせいたしました。
確認したところ、〇〇でございます。

待たせた時間や状況に合わせて、お礼とお詫びを使い分けましょう。


対面・接客で使える少々お待ちくださいの言い換え例文

対面では、表情や態度も相手への印象に影響します。

待ってもらう理由や場所、時間の目安を伝え、相手を放置しないことが大切です。


受付で担当者を呼ぶ場合

受付で担当者を呼ぶ場合は、何をするために待ってもらうのかを伝えます。

担当者を呼んでまいりますので、こちらで少々お待ちくださいませ。

担当者への確認が必要な場合は、次のように伝えます。

ただいま担当者に確認いたします。
恐れ入りますが、少々お待ちいただけますでしょうか。

待つ場所が決まっている場合は、「こちらで」「そちらのお席で」などを添えると親切です。

担当者が参りますまで、そちらのお席でお待ちくださいませ。

店舗で商品や在庫を確認する場合

商品や在庫を確認するときは、確認内容を先に伝えます。

在庫を確認してまいりますので、少々お待ちくださいませ。

相手にその場で待ってもらう場合は、次のように伝えられます。

ただいまお調べいたします。
こちらでお待ちいただけますでしょうか。

少し時間がかかる場合は、目安を添えます。

在庫確認に2〜3分ほどかかる見込みです。
恐れ入りますが、こちらでお待ちいただけますでしょうか。

確認後は、「お待たせいたしました」と声をかけてから結果を伝えましょう。


飲食店で席や料理を準備する場合

席を準備するときは、次のように伝えます。

ただいまお席をご用意いたしますので、少々お待ちくださいませ。

料理の提供状況を確認する場合は、次の表現が使えます。

お料理の状況を確認してまいりますので、今しばらくお待ちいただけますでしょうか。

混雑により時間がかかる場合は、曖昧にせず目安を伝えます。

お席のご用意まで10分ほどかかる見込みでございます。
お待ちいただくことは可能でしょうか。

待ち時間が分かると、相手もそのまま待つかどうかを判断できます。


上司や取引先に対面で待ってもらう場合

上司や取引先に待ってもらう場合は、理由を先に伝え、依頼形にすると丁寧です。

資料を取ってまいりますので、少々お待ちいただけますでしょうか。

内容を確認する場合は、次のように伝えられます。

ただいま確認いたしますので、少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか。

相手の予定に配慮するなら、次の表現も使えます。

確認に数分かかる可能性がございますが、お待ちいただいてもよろしいでしょうか。

対面だからこそ、相手の反応を見ながら、待ち時間や代案を伝えましょう。


混雑していてすぐに対応できない場合

混雑時は、「少々お待ちください」だけでは、どのくらい待つのか分かりません。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

順番や時間の目安を伝えます。

順番にご案内しております。
恐れ入りますが、10分ほどお待ちいただけますでしょうか。

前に何組いるか伝えられる場合は、次のように案内できます。

現在、前に2組お待ちでございます。
ご案内まで10分ほどかかる見込みです。

待ち時間が延びた場合は、途中で状況を伝えましょう。

お待たせして申し訳ございません。
ご案内まで、あと5分ほどかかる見込みでございます。

見通しを伝えることで、相手を不安にさせにくくなります。


少々・今しばらく・もうしばらくの違い

「少々お待ちください」「今しばらくお待ちください」「もうしばらくお待ちください」は、予想される待ち時間や、それまでの状況によって使い分けます。

いずれも具体的な分数が決まっているわけではありません。

長くなる場合は、できるだけ「〇分ほど」と目安を伝えましょう。


待ち時間別の使い分け早見表

表現待ち時間のイメージ向いている場面
少々お待ちくださいごく短い時間取り次ぎ・簡単な確認
今しばらくお待ちください少し長めの時間調査・準備・回答待ち
もうしばらくお待ちくださいすでに待っている相手に追加で依頼対応の遅れ・作業延長
〇分ほどお待ちください目安を明確にできる受付・確認・混雑時
改めてご連絡いたしますその場での回答が難しい長時間の確認・担当者不在

「少々」と「今しばらく」だけでは、人によって想像する時間が異なります。

数分以上かかることが分かっているなら、具体的な目安を伝える方が親切です。


「少々お待ちください」が合う時間

「少々お待ちください」は、取り次ぎや簡単な確認など、すぐに対応へ戻れる場面に向いています。

担当におつなぎいたしますので、少々お待ちください。
在庫を確認してまいりますので、少々お待ちくださいませ。

すぐに終わると思っていても、長引くことが分かった場合は、そのまま待たせ続けてはいけません。

一度相手に状況を伝え、時間の目安や折り返しを提案しましょう。


「今しばらくお待ちください」が合う時間

「今しばらくお待ちください」は、すぐには終わらないものの、一定時間内には対応できる見込みがある場面に向いています。

ただいま確認しておりますので、今しばらくお待ちください。

よりやわらかくする場合は、次のように伝えます。

恐れ入りますが、今しばらくお待ちいただけますと幸いです。

ただし、「今しばらく」も具体的な時間ではありません。

待ち時間の目安が分かるなら、次のように伝えましょう。

確認が完了するまで、あと3分ほどお待ちいただけますでしょうか。

「もうしばらくお待ちください」が合う場面

「もうしばらくお待ちください」は、すでに待っている相手に、追加の時間をお願いするときに使います。

お待たせして申し訳ございません。
確認にもうしばらくお時間をいただけますでしょうか。

予定より作業が長引いた場合は、理由と新しい目安を伝えます。

確認に時間がかかっており、申し訳ございません。
あと5分ほどお時間をいただけますでしょうか。

「もうしばらくお待ちください」だけを繰り返すと、相手はいつ終わるのか分かりません。

時間の目安または折り返しの提案を添えましょう。


時間が読めないときは折り返しを提案する

確認がいつ終わるか分からない場合は、相手をその場で待たせ続けないことが大切です。

確認にお時間をいただくため、回答が分かり次第、こちらからご連絡してもよろしいでしょうか。

電話では、折り返し先と都合のよい時間も確認します。

確認でき次第、こちらから折り返しご連絡いたします。
ご都合のよい時間帯はございますでしょうか。

対面の場合は、後から連絡する方法を案内します。

確認に時間がかかる見込みのため、回答が分かり次第、お電話でご連絡してもよろしいでしょうか。

見通しがないまま待たせるよりも、連絡方法を示した方が、相手の時間を奪わずに済みます。

すぐに回答できないときの保留と折り返し例文はこちらの記事を参考にしてください。


相手を不安にさせない待ってもらい方の基本

相手に待ってもらうときは、丁寧な言葉を選ぶだけでは十分ではありません。

何のために待つのか、どのくらいかかるのか、待った後にどうなるのかまで伝えることで、相手の不安や負担を減らせます。

基本は、次の流れです。

  1. 待ってもらう理由を伝える
  2. 必要に応じて時間の目安を添える
  3. 戻った後にお礼やお詫びを伝える
  4. 長引く場合は状況と代案を案内する

待ってもらう理由を伝える

「少々お待ちください」だけでは、相手は何のために待つのか分かりません。

確認、取り次ぎ、準備など、待ってもらう理由を先に伝えましょう。

基本形は、次の通りです。

理由待ってほしい旨

電話で担当者に確認する場合は、次のように伝えます。

担当者に確認いたしますので、少々お待ちいただけますでしょうか。

電話を取り次ぐ場合は、次の表現が使えます。

担当の〇〇におつなぎいたしますので、少々お待ちくださいませ。

店舗で在庫を確認する場合は、次のように伝えます。

在庫を確認してまいりますので、こちらで少々お待ちくださいませ。

理由を先に伝えると、相手は待つ必要性を理解できます。

短い一言でもよいので、「何を確認するのか」「何を準備するのか」を添えることが大切です。


待ち時間の目安を伝える

数秒程度の取り次ぎであれば、「少々お待ちください」でも問題ありません。

一方、数分かかる場合は、「少々」だけでなく、具体的な目安を伝えた方が親切です。

確認に3分ほどお時間をいただけますでしょうか。

店舗や受付では、次のように伝えられます。

ご案内まで10分ほどかかる見込みでございます。

電話で調査が必要な場合は、次の表現も使えます。

担当部署への確認に、2〜3分ほどお時間をいただいてもよろしいでしょうか。

正確な時間が分からない場合は、無理に断定する必要はありません。

確認に少しお時間がかかる見込みでございます。

ただし、終了時間が読めないまま長く待たせるのは避けましょう。

時間の目安を示せない場合は、折り返しや後からの連絡を提案します。


待たせた後にお礼やお詫びを伝える

相手を待たせた後は、いきなり回答や用件へ進まず、最初にお礼やお詫びを伝えます。

基本形は、次の通りです。

お礼・お詫び回答

短い待ち時間なら、次の一言が自然です。

お待たせいたしました。

続けて回答を伝える場合は、次のようになります。

お待たせいたしました。
確認したところ、〇〇でございます。

感謝を伝えるなら、次の表現が使えます。

お待ちいただき、ありがとうございます。
ただいま担当者に確認が取れました。

予定より長く待たせた場合は、お詫びを入れましょう。

大変お待たせして申し訳ございません。
確認結果をご案内いたします。

待ち時間が短くても、ひと言添えるだけで印象は大きく変わります。

待たせた後のお詫びと回答の伝え方はこちらの記事も参考にしてください。


長引く場合は途中で状況を伝える

予定より待ち時間が長くなる場合は、そのまま放置してはいけません。

途中で一度相手に戻り、現在の状況、今後の目安、代わりの方法を伝えます。

お待たせして申し訳ございません。
確認にもう少し時間がかかるため、こちらから折り返しご連絡してもよろしいでしょうか。

あと数分で確認できる場合は、次のように案内します。

確認に時間がかかっており、申し訳ございません。
あと3分ほどお時間をいただけますでしょうか。

待つか折り返しにするか選んでもらう場合は、次の表現が使えます。

確認にもう少し時間がかかる見込みです。
このままお待ちいただくか、確認後にこちらからご連絡することも可能ですが、いかがなさいますか。

相手に選択肢を示すことで、一方的に時間を奪う印象を避けられます。


避けたい言い方とNG例

待ってもらう場面では、言葉が丁寧でも、理由や時間の説明が不足していると不親切に見えることがあります。

特に、取引先やお客様への対応では、カジュアルすぎる表現や、見通しのない待たせ方を避けましょう。


「ちょっと待ってください」は社外・接客で避ける

「ちょっと待ってください」は、家族や友人との日常会話では自然です。

しかし、取引先やお客様にはカジュアルに聞こえやすく、接客には向かない場合があります。

避けたい表現丁寧な言い換え
ちょっと待ってください少々お待ちください
ちょっと待ってもらえますか少々お待ちいただけますでしょうか
そこで待っていてくださいこちらで少々お待ちくださいませ
少し待てますか少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか

接客では、次のように理由も添えると自然です。

在庫を確認してまいりますので、少々お待ちくださいませ。

取引先には、依頼形にするとやわらかくなります。

恐れ入りますが、少々お待ちいただけますでしょうか。

理由を伝えずに待たせない

何の説明もなく「少々お待ちください」と言われると、相手は何を待っているのか分かりません。

避けたい例は次の通りです。

少々お待ちください。

短時間であっても、理由を添えましょう。

お問い合わせ内容を確認いたしますので、少々お待ちいただけますでしょうか。

電話の取り次ぎなら、次のように伝えます。

担当者におつなぎいたしますので、少々お待ちくださいませ。

受付では、次の表現が自然です。

担当者を呼んでまいりますので、こちらでお待ちくださいませ。

理由が分かるだけで、相手は待つ意味を理解しやすくなります。


長時間かかるのに「少々」と言わない

「少々」は短い待ち時間を想像させる表現です。

長時間かかる可能性があるのに「少々お待ちください」とだけ伝えると、相手の予想と実際の時間がずれてしまいます。

避けたい対応は次の通りです。

少々お待ちください。

そのまま説明せず、長時間待たせる。

時間がかかる場合は、目安や代案を伝えましょう。

確認に5分ほどかかる見込みです。
こちらから折り返しご連絡することも可能ですが、いかがなさいますか。

受付や店舗では、次のように案内できます。

ご案内まで15分ほどかかる見込みでございます。
お待ちいただくことは可能でしょうか。

正確な時間が分からない場合は、折り返しや後日の連絡へ切り替えるのが親切です。


戻った後に何も言わず用件を続けない

相手を待たせた後に、いきなり回答を始めるのは避けましょう。

避けたい例は次の通りです。

確認できました。〇〇です。

最初にお礼やお詫びを入れると、自然な対応になります。

お待たせいたしました。
確認したところ、〇〇でございます。

長く待たせた場合は、次のように伝えます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

大変お待たせして申し訳ございません。
確認結果をご案内いたします。

相手が待ってくれたことを受け止める一言があるだけで、丁寧な印象になります。


「お待ちください」を何度も繰り返さない

予定より対応が長引いたときに、「もう少々お待ちください」と何度も繰り返すのは避けましょう。

相手には、いつまで待てばよいのか分からない状態が続いてしまいます。

長引いた場合は、次の3点を伝えます。

  • 現在の状況
  • 新しい時間の目安
  • 折り返しなどの代案
お待たせして申し訳ございません。
担当部署への確認に、あと5分ほどかかる見込みです。
確認後にこちらから折り返しご連絡することも可能ですが、いかがなさいますか。

対面なら、待つ場所を離れられる方法を提案するのも有効です。

ご案内までお時間がかかるため、準備が整い次第お声がけいたします。

同じお願いを繰り返すのではなく、状況を更新することが大切です。


よくある質問

「少々お待ちください」は目上や取引先に使えますか?

使えます。

「少々お待ちください」は敬語表現なので、上司や取引先にも使用できます。

ただし、「ください」で言い切るため、場面によっては少し直接的に聞こえることがあります。

よりやわらかくするなら、次のように伝えましょう。

少々お待ちいただけますでしょうか。

クッション言葉を添えると、さらに丁寧です。

恐れ入りますが、少々お待ちいただけますでしょうか。

理由も加えると、相手に意図が伝わりやすくなります。

担当者に確認いたしますので、少々お待ちいただけますでしょうか。

「少々お待ちくださいませ」は正しい表現ですか?

接客や受付で使える丁寧な表現です。

「少々お待ちください」に「ませ」を添えることで、命令的な印象をやわらげられます。

ただいま準備いたしますので、少々お待ちくださいませ。
担当者を呼んでまいりますので、こちらで少々お待ちくださいませ。

店舗やホテル、受付などで使いやすい表現です。

一方、相手の了承をより丁寧に得たい場合は、「少々お待ちいただけますでしょうか」を使うとよいでしょう。


電話を保留にするときは何と言えばよいですか?

保留にする理由を伝え、相手の了承を得てから保留操作をします。

お問い合わせ内容を確認いたします。
恐れ入りますが、少々お待ちいただけますでしょうか。

担当者への取り次ぎでは、次のように伝えられます。

担当の〇〇におつなぎいたしますので、少々お待ちくださいませ。

保留から戻った後は、最初に次の一言を添えます。

お待たせいたしました。

長く待たせた場合は、「大変お待たせして申し訳ございません」とお詫びを入れましょう。


「少々」と「今しばらく」はどう違いますか?

「少々」は、ごく短い時間待ってもらう場面に使いやすい表現です。

電話の取り次ぎや簡単な確認に向いています。

担当におつなぎいたしますので、少々お待ちください。

「今しばらく」は、「少々」よりも少し長めに待ってもらう場面で使われます。

ただいま確認しておりますので、今しばらくお待ちください。

ただし、どちらにも決まった分数はありません。

数分以上かかることが分かっているなら、「3分ほど」のように具体的な目安を伝える方が親切です。


長く待ってもらうときは何と言えばよいですか?

長くなる場合は、「少々」だけで済ませず、時間の目安を伝えます。

確認に5分ほどお時間をいただけますでしょうか。

さらに時間がかかりそうな場合は、折り返しを提案しましょう。

確認にお時間をいただくため、回答が分かり次第、こちらからご連絡してもよろしいでしょうか。

すでに待たせている場合は、お詫びと新しい見通しを伝えます。

お待たせして申し訳ございません。
確認にあと5分ほどかかる見込みでございます。

相手に待つか折り返しにするか選んでもらうと、より配慮のある対応になります。


メールやチャットでも「少々お待ちください」は使えますか?

メールやチャットでも使えます。

すぐに回答できる場合は、次のように書けます。

確認いたしますので、少々お待ちください。

ただし、メールやチャットでは、いつ返事が来るのか分かりにくくなりやすいため、返信時期の目安を伝える方が親切です。

内容を確認のうえ、本日中に改めてご連絡いたします。

少し時間をもらいたい場合は、次の表現も自然です。

現在確認しておりますので、今しばらくお待ちいただけますと幸いです。

回答時期が分かるなら、できるだけ具体的に書きましょう。

担当部署に確認のうえ、明日の午前中までにご連絡いたします。

すぐに対応できないときのやわらかい伝え方はこちらの記事も参考にしてください。


まとめ|少々お待ちくださいは理由と時間を添えると丁寧

「少々お待ちください」は、相手に短時間待ってもらうときに使える正しい敬語表現です。

電話の取り次ぎや簡単な確認なら、そのままでも使えます。

接客でやわらかく伝える場合は、「少々お待ちくださいませ」が自然です。

目上や取引先、お客様に了承を得る形で頼むなら、次の表現が使いやすいでしょう。

少々お待ちいただけますでしょうか。

さらに丁寧にするなら、理由を先に伝えます。

担当者に確認いたしますので、少々お待ちいただけますでしょうか。

使い分けのポイントは、次の通りです。

場面おすすめ表現
短時間待ってもらう少々お待ちください
接客でやわらかく伝える少々お待ちくださいませ
丁寧に了承を得る少々お待ちいただけますでしょうか
数分かかる〇分ほどお時間をいただけますでしょうか
少し長引く今しばらくお待ちいただけますと幸いです
終了時間が読めない確認後、折り返しご連絡してもよろしいでしょうか
待たせた後お待たせいたしました

待ってもらうときは、依頼の言葉だけでなく、理由と時間の目安を伝えることが大切です。

予定より長引く場合は、状況を説明し、折り返しなどの代案を提案しましょう。

対応へ戻った後に「お待たせいたしました」と声をかけることで、相手への配慮が伝わる丁寧な対応になります。

タイトルとURLをコピーしました