見積書送付メール例文|添付・条件・有効期限の伝え方

見積書をメールで送るときって、本文に何を書けばいいんだろう?

添付しましただけだと不親切だし、有効期限や条件の書き方も迷うよね。
見積書をメールで送るとき、本文の書き方に迷うことがあります。
「見積書を添付いたします」だけでよいのか。
金額や条件まで本文に書いた方がよいのか。
有効期限はどのように伝えれば失礼にならないのか。
見積書送付メールでは、添付したことを伝えるだけでなく、相手が確認しやすいように添付内容・見積条件・有効期限を分かりやすく書くことが大切です。
件名も「見積書送付の件」だけでなく、案件名や商品名を入れると、相手がメールを見つけやすくなります。
この記事では、見積書送付メールの例文を、基本形から場面別テンプレまで分かりやすく紹介します。
PDF添付の伝え方、ファイル名や添付内容の書き方、有効期限を急かして見せない表現もまとめています。
そのまま使える文面を確認しながら、相手に分かりやすく、失礼のない見積書送付メールを作っていきましょう。
見積書を作成する前の依頼メールについては、見積依頼メールの書き方も参考になります。
見積書送付メールは「添付内容・条件・有効期限」を分かりやすく伝える
見積書送付メールでは、見積書を添付したことだけでなく、相手が確認しやすい情報を本文にも入れることが大切です。
「見積書を送ります」だけでも意味は伝わりますが、相手は添付ファイルを開くまで、何の見積書なのか、金額はいくらなのか、有効期限はいつまでなのかを確認できません。
本文に概要を書いておくと、相手が内容を把握しやすくなります。
特に、見積条件や有効期限がある場合は、メール本文でも軽く触れておくと親切です。
見積書送付メールで伝えるべき基本項目
見積書送付メールに入れる内容は、ある程度決まっています。
まずは、見積依頼へのお礼を伝えます。
そのうえで、見積書を添付したこと、添付ファイルの形式、見積金額、条件、有効期限を分かりやすく書きましょう。
| 項目 | 書き方例 |
|---|---|
| 見積依頼へのお礼 | この度はお見積りのご依頼をいただき、誠にありがとうございます |
| 添付の案内 | お見積書をPDFにて添付いたします |
| 見積対象 | 〇〇についてのお見積書をお送りいたします |
| 添付ファイル名 | 添付ファイル:見積書_〇〇.pdf |
| 金額 | お見積金額は〇〇円でございます |
| 条件 | 本見積は〇〇を前提としております |
| 有効期限 | 本見積書の有効期限は〇月〇日まででございます |
| 不明点への案内 | ご不明点がございましたら、お気軽にお知らせください |
| 締め | ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします |
そのまま使いやすい流れにすると、次のようになります。
この度はお見積りのご依頼をいただき、誠にありがとうございます。
ご依頼いただいた〇〇について、お見積書をPDFにて添付いたします。
本見積書の有効期限は〇月〇日まででございます。
ご不明点がございましたら、お気軽にお知らせください。
ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします。
見積金額を本文にも入れる場合は、次のように書けます。
お見積金額は〇〇円でございます。詳細は添付の見積書をご確認いただけますと幸いです。
条件を伝える場合は、次の一文が使いやすいです。
本見積は、〇〇を前提とした内容で作成しております。
見積書送付メールでは、すべてを長く説明する必要はありません。
ただし、相手が確認するときに必要な情報は、本文にも簡潔に入れておくとやり取りがスムーズになります。
「見積書を送ります」だけでは不十分な理由
見積書送付メールで避けたいのは、添付ファイルだけに情報を任せてしまうことです。
たとえば、本文が次のように短すぎると、少し不親切に見える場合があります。
見積書を送ります。
ご確認ください。
この文面でも意味は伝わりますが、どの案件の見積書なのか、添付内容は何か、有効期限はあるのかが分かりません。
相手が確認するために、過去のメールを探したり、添付ファイルを開いて細かく確認したりする手間が増えます。
見積書送付メールでは、次のように本文にも概要を入れると丁寧です。
〇〇についてのお見積書をPDFにて添付いたします。
本見積書の有効期限は〇月〇日まででございます。
詳細は添付ファイルをご確認いただけますと幸いです。
件名でも、見積書送付だと分かるようにしておきましょう。
| 分かりにくい件名 | 分かりやすい件名 |
|---|---|
| 送付します | お見積書送付の件 |
| ご確認ください | 〇〇に関するお見積書の送付 |
| 〇〇の件 | 【見積書】〇〇の件 |
| 資料です | お見積書・関連資料送付の件【〇〇】 |
見積書送付メールは、相手に検討してもらうためのメールです。
そのため、添付したことだけを伝えるのではなく、相手がすぐ内容を理解できるように書くことが大切です。
- 件名では「見積書の送付」だと分かるようにする
- 本文では「何の見積書か」「何を添付したか」「条件や有効期限はあるか」を簡潔に伝える
この2点を意識すると、見積書送付メールの印象が分かりやすく丁寧になります。

まず使える|見積書送付メールの基本例文
見積書送付メールは、まず基本形を押さえておくと作りやすくなります。
大切なのは、
- 見積依頼へのお礼
- 見積書を添付したこと
- 添付内容
- 有効期限
- 不明点への案内
を入れることです。
長く書きすぎる必要はありません。
相手が「何の見積書が届いたのか」「どのファイルを見ればよいのか」「いつまで有効なのか」をすぐ確認できる文面にしましょう。
基本の見積書送付メール例文
見積書送付メールの基本形は、初回・継続取引のどちらにも使いやすい形です。
見積依頼へのお礼を入れてから、添付した見積書の内容を伝えます。
有効期限がある場合は、本文にも書いておくと親切です。
件名
お見積書送付の件【〇〇】
本文
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
この度は、〇〇についてお見積りのご依頼をいただき、誠にありがとうございます。
ご依頼内容をもとに作成した見積書をPDFにて添付いたします。
【添付内容】
・見積書_〇〇.pdf
本見積書の有効期限は〇月〇日まででございます。
内容についてご不明点やご要望がございましたら、お気軽にお知らせください。
ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします。
この例文では、見積書を添付したことだけでなく、添付内容と有効期限も本文に入れています。
相手がメールを開いた時点で、何を確認すればよいか分かりやすくなります。
「ご不明点やご要望がございましたら」と添えることで、条件変更や質問がある場合にも返信しやすくなります。
見積金額も本文に入れたい場合は、次の一文を加えると自然です。
お見積金額は〇〇円でございます。詳細は添付の見積書をご確認いただけますと幸いです。
ただし、本文に金額を書く場合は、添付の見積書と金額が一致しているか必ず確認しましょう。
短く送る見積書送付メール例文
継続取引先や、すでに内容を口頭で確認している相手には、短めの文面でも問題ありません。
ただし、短くする場合でも、添付したことと確認依頼は入れておきましょう。
件名
お見積書送付の件【〇〇】
本文
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
〇〇についてのお見積書をPDFにて添付いたします。
【添付内容】
・見積書_〇〇.pdf
お手数ですが、内容をご確認いただけますと幸いです。
ご不明点がございましたら、お気軽にお知らせください。
何卒よろしくお願いいたします。
短く送る場合は、余計な説明を入れすぎないことがポイントです。
「添付いたします」「ご確認いただけますと幸いです」「ご不明点がございましたら」の3つが入っていれば、最低限必要な内容は伝わります。
有効期限を入れたい場合は、次の一文を追加します。
なお、本見積書の有効期限は〇月〇日まででございます。
継続取引先へのメールでは、丁寧さを保ちながらも、相手がすぐ確認できる簡潔な文面にすると読みやすくなります。
丁寧に送る見積書送付メール例文
初めての取引先や、商談後に送る見積書送付メールでは、少し丁寧な文面にすると安心です。
見積依頼へのお礼を厚めにし、作成した見積書の前提や、不明点があれば相談できることを添えます。
件名
お見積書送付のご案内【〇〇】
本文
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
この度は、〇〇についてお見積りのご依頼をいただき、誠にありがとうございます。
ご相談いただいた内容をもとに、見積書を作成いたしましたので、PDFにて添付いたします。
【添付内容】
・見積書_〇〇.pdf
本見積は、〇〇を前提とした内容で作成しております。
また、本見積書の有効期限は〇月〇日まででございます。
内容についてご不明点や、条件の変更に関するご要望がございましたら、お気軽にお知らせください。
ご確認のうえ、ご検討いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
丁寧に送る場合は、「見積書を作成いたしましたので、PDFにて添付いたします」と書くと自然です。
初めての相手には、条件や有効期限も本文に入れておくと、後から認識違いが起きにくくなります。
特に、数量・納期・作業範囲などに前提条件がある場合は、次のように書けます。
本見積は、〇〇を前提とした内容で作成しております。
条件変更に対応できる場合は、次の一文も使いやすいです。
条件の変更に関するご要望がございましたら、お気軽にお知らせください。
見積書送付メールは、ただファイルを送るだけのメールではありません。
相手に安心して検討してもらうために、添付内容と確認してほしいポイントを分かりやすく伝えましょう。
場面別|見積書送付メール例文テンプレ
見積書送付メールは、送る相手や状況によって文面を少し変えると丁寧です。
初めての取引先には自己紹介とお礼を入れ、継続取引先には簡潔に伝えます。
打ち合わせ後や修正版の送付では、何をもとに作成したのか、どこを修正したのかを明確にすると、相手が確認しやすくなります。
初めての取引先に送る場合
初めての取引先に見積書を送る場合は、最初に自己紹介を入れると安心です。
相手がすぐ確認できるように、会社名・氏名・見積対象・添付内容を分かりやすく書きましょう。
件名
お見積書送付のご案内【〇〇】
本文
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇と申します。
この度は、〇〇についてお見積りのご依頼をいただき、誠にありがとうございます。
ご依頼内容をもとに作成した見積書をPDFにて添付いたします。
【添付内容】
・見積書_〇〇.pdf
本見積書の有効期限は〇月〇日まででございます。
内容についてご不明点やご要望がございましたら、お気軽にご連絡ください。
ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします。
─────────────
株式会社〇〇
〇〇 〇〇
TEL:〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
Mail:〇〇@example.com
─────────────
初回のメールでは、署名や連絡先も分かりやすく入れておくと親切です。
問い合わせ先が分かるだけで、相手が質問しやすくなります。
継続取引先に送る場合
継続取引先に送る場合は、過度にかしこまりすぎず、簡潔な文面で問題ありません。
ただし、件名には案件名や対象月を入れて、どの見積書か分かるようにしましょう。
件名
お見積書送付の件【〇〇案件】
本文
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
〇〇案件につきまして、お見積書をPDFにて添付いたします。
【添付内容】
・見積書_〇〇案件.pdf
お手数ですが、内容をご確認いただけますと幸いです。
ご不明点がございましたら、お知らせください。
何卒よろしくお願いいたします。
継続取引先の場合は、長い説明よりも確認しやすさが大切です。
「添付内容」「確認依頼」「不明点がある場合の案内」を入れておくと、短くても丁寧な印象になります。
打ち合わせ後に送る場合
打ち合わせ後に見積書を送る場合は、「本日のお打ち合わせ内容をもとに」と書くと自然です。
条件や内容に認識違いがあれば、相手が指摘しやすい一文も入れておきましょう。
件名
お見積書送付の件【本日のお打ち合わせ内容】
本文
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
本日はお打ち合わせのお時間をいただき、誠にありがとうございました。
本日のお打ち合わせ内容をもとに、見積書を作成いたしましたので、PDFにて添付いたします。
【添付内容】
・見積書_〇〇.pdf
内容に認識違いや追加のご要望がございましたら、お知らせいただけますと幸いです。
条件変更がある場合は、再度お見積りいたします。
ご確認のほど、何卒よろしくお願いいたします。
打ち合わせ後のメールでは、認識合わせの意味もあります。
「認識違いがあればお知らせください」と入れておくと、後からの修正や再見積りにつなげやすくなります。
修正版の見積書を送る場合
修正版の見積書を送る場合は、件名に「修正版」と入れましょう。
古い見積書と混同されないように、何を修正したのかも本文で簡潔に伝えます。
件名
【修正版】お見積書送付の件【〇〇】
本文
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
先日お送りした見積書につきまして、〇〇の条件を修正した見積書を再送いたします。
【添付内容】
・見積書_〇〇_修正版.pdf
お手数ですが、添付の修正版をご確認いただけますと幸いです。
なお、前回お送りした見積書ではなく、今回添付の修正版をご確認くださいますようお願いいたします。
ご不明点がございましたら、お気軽にお知らせください。
何卒よろしくお願いいたします。
修正版を送るときは、「どこを直したのか」「どのファイルを見ればよいのか」を明確にすることが大切です。
ファイル名にも「修正版」と入れておくと、相手が見分けやすくなります。
カタログや資料も一緒に送る場合
見積書と一緒にカタログや資料を送る場合は、添付内容を箇条書きにしましょう。
添付ファイルが複数あると、相手がどれを確認すればよいか迷いやすくなります。
見積書と参考資料を分けて書くと、確認しやすくなります。
件名
お見積書・関連資料送付の件【〇〇】
本文
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
〇〇についてのお見積書と関連資料をお送りいたします。
【添付内容】
・見積書_〇〇.pdf
・製品カタログ_〇〇.pdf
・仕様資料_〇〇.pdf
まずは見積書をご確認いただき、詳細についてはカタログおよび仕様資料をご参照ください。
内容についてご不明点がございましたら、お気軽にお知らせください。
ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします。
添付ファイルが複数ある場合は、送信前に添付漏れがないか確認しましょう。
特に、本文に書いたファイル名と実際の添付ファイル名が違っていると、相手が混乱しやすくなります。
見積書と資料を一緒に送るときは、本文で添付内容を整理して見せることが大切です。
見積書送付メールで使いやすい件名例
見積書送付メールでは、件名を見ただけで内容が分かるようにすることが大切です。
件名が曖昧だと、相手が後からメールを探しにくくなります。
また、見積書は確認や社内共有が必要になることも多いため、「見積書」「案件名」「商品名」などを入れておくと親切です。
基本の件名例
見積書送付メールの件名は、シンプルで分かりやすいものが基本です。
迷った場合は、「お見積書送付の件」を使えば問題ありません。
案件名や商品名を入れると、相手がどの見積書か判断しやすくなります。
| 場面 | 件名例 |
|---|---|
| 基本 | お見積書送付の件 |
| 案件名を入れる | 〇〇に関するお見積書の送付 |
| 初回取引 | お見積書送付のご案内【〇〇】 |
| 修正版 | 【修正版】お見積書送付の件 |
| 急ぎで確認してほしい | 【ご確認】お見積書送付の件【〇月〇日まで】 |
| 商品名を入れる | 〇〇のお見積書をお送りいたします |
| 社名を入れる | 【株式会社〇〇】お見積書送付の件 |
| 資料も添付する | お見積書・関連資料送付の件【〇〇】 |
そのまま使いやすい件名は、次の通りです。
お見積書送付の件
案件名を入れる場合は、次のように書けます。
〇〇に関するお見積書の送付
見積書であることをはっきり見せたい場合は、次の件名も使いやすいです。
【見積書】〇〇の件
初めての取引先に送る場合は、少し丁寧にします。
お見積書送付のご案内【〇〇】
修正版を送る場合は、件名に「修正版」と入れましょう。
【修正版】お見積書送付の件
件名に必要な情報を入れておくと、相手がメールを開く前に用件を理解できます。
ただし、件名が長くなりすぎると読みにくいため、「見積書+案件名」程度に絞ると分かりやすくなります。
件名に入れると分かりやすい情報
見積書送付メールの件名には、相手が確認しやすくなる情報を入れます。
特に、案件名や商品名を入れると、複数のやり取りがある相手にも伝わりやすくなります。
| 入れる情報 | 件名例 |
|---|---|
| 見積書 | お見積書送付の件 |
| 案件名 | 〇〇案件に関するお見積書の送付 |
| 商品名・サービス名 | 〇〇サービスのお見積書送付の件 |
| 会社名 | 【株式会社〇〇】お見積書送付の件 |
| 修正版 | 【修正版】〇〇のお見積書送付の件 |
| 確認期限 | 【〇月〇日まで】お見積書ご確認のお願い |
| 資料同封 | お見積書・関連資料送付の件【〇〇】 |
件名を作るときは、次の形にすると分かりやすいです。
お見積書送付の件【〇〇】
「〇〇」には、案件名・商品名・サービス名などを入れます。
たとえば、Web制作の見積書なら次のように書けます。
Webサイト制作に関するお見積書の送付
修正版を送る場合は、古い見積書と混同されないようにします。
【修正版】Webサイト制作に関するお見積書の送付
確認期限を伝えたい場合は、件名に入れてもよいです。
【〇月〇日まで】お見積書ご確認のお願い
ただし、初回の見積書送付であまり強く見せたくない場合は、確認期限を本文に入れるだけでも十分です。
件名は、短く、具体的に、探しやすくすることを意識しましょう。
避けたい件名
見積書送付メールでは、用件が分かりにくい件名は避けた方が安心です。
「資料です」「送ります」だけでは、見積書が添付されていることが分かりません。
また、「ご確認ください」だけだと、何を確認すればよいのか相手が判断しにくくなります。
| 避けたい件名 | 理由 | 言い換え例 |
|---|---|---|
| 資料です | 見積書なのか分からない | お見積書・関連資料送付の件 |
| 送ります | 用件が曖昧 | お見積書送付の件 |
| ご確認ください | 何の確認か分からない | 〇〇に関するお見積書のご確認 |
| 見積 | 短すぎて不親切 | お見積書送付の件【〇〇】 |
| 〇〇の件 | 内容が分かりにくい | 〇〇に関するお見積書の送付 |
| 添付します | 添付内容が分からない | お見積書をお送りいたします【〇〇】 |
たとえば、「資料です」と送るよりも、次のように書いた方が分かりやすくなります。
お見積書・関連資料送付の件【〇〇】
「ご確認ください」だけではなく、確認対象を入れましょう。
〇〇に関するお見積書のご確認
件名が分かりやすいと、相手がメールを見落としにくくなります。
社内で転送される場合や、後から検索される場合にも、見積書のメールだとすぐ分かります。
見積書送付メールの件名は、丁寧さよりもまず分かりやすさが大切です。

添付ファイルの伝え方|PDF・ファイル名・添付内容
見積書送付メールでは、本文だけでなく添付ファイルの伝え方も大切です。
見積書を添付していても、本文に何を添付したのか書かれていないと、相手が確認しにくくなります。
特に、見積書・カタログ・仕様書など複数のファイルを送る場合は、添付内容を箇条書きで整理しましょう。
PDF形式で送る場合は、ファイル形式も本文に書いておくと親切です。
見積書をPDFで添付するときの書き方
見積書をメールで送る場合は、PDFで添付することが多いです。
本文には、PDFで添付したことをはっきり書きましょう。
ファイル名も分かりやすくしておくと、相手が保存したり社内共有したりするときに便利です。
使いやすい一文は、次の通りです。
お見積書をPDFにて添付いたします。
確認をお願いする場合は、次のように書けます。
添付ファイルをご確認いただけますと幸いです。
相手がファイルを開けない可能性に備えるなら、次の一文を入れておくと丁寧です。
万一、添付ファイルを開けない場合は、お手数ですがご連絡ください。
本文に入れると、次のような流れになります。
〇〇についてのお見積書をPDFにて添付いたします。
添付ファイルをご確認いただけますと幸いです。
万一、添付ファイルを開けない場合は、お手数ですがご連絡ください。
PDF添付の案内は、長く説明する必要はありません。
「何を」「どの形式で」「確認してほしいのか」が分かれば十分です。
PDFが開けない・添付ファイルに不備がある場合の伝え方はこちらで詳しく紹介しています。
添付内容を箇条書きで書く
添付ファイルが複数ある場合は、本文内で箇条書きにしましょう。
見積書だけでなく、カタログや仕様書、補足資料を一緒に送る場合は、どのファイルを添付しているのかを明確にします。
| 添付するもの | 書き方例 |
|---|---|
| 見積書のみ | 見積書_〇〇.pdf |
| 見積書+カタログ | 見積書、製品カタログ |
| 見積書+仕様書 | 見積書、仕様書 |
| 見積書+補足資料 | 見積書、補足資料 |
| 複数プラン | 見積書_Aプラン、見積書_Bプラン |
| 複数点の送付 | 添付ファイル2点をご確認ください |
本文では、次のように書くと分かりやすくなります。
【添付内容】
・見積書_〇〇.pdf
・製品カタログ_〇〇.pdf
・仕様書_〇〇.pdf
見積書と資料を一緒に送る場合は、確認してほしい順番を伝えてもよいです。
まずは見積書をご確認いただき、詳細についてはカタログおよび仕様書をご参照ください。
複数プランを送る場合は、ファイル名にも違いを入れましょう。
【添付内容】
・見積書_Aプラン.pdf
・見積書_Bプラン.pdf
添付内容を箇条書きにしておくと、相手がファイルを見落としにくくなります。
また、送信前に自分でも添付漏れを確認しやすくなります。
添付漏れを防ぐための注意点
見積書送付メールで特に注意したいのが、添付漏れです。
本文に「見積書を添付いたします」と書いていても、実際にファイルが添付されていなければ、再送が必要になります。
送信前には、次の点を確認しましょう。
| 確認項目 | チェックする内容 |
|---|---|
| 添付ファイル | 見積書が正しく添付されているか |
| ファイル名 | 案件名・会社名・日付などが分かりやすいか |
| 金額 | 本文と見積書の金額が一致しているか |
| 有効期限 | 本文と見積書の有効期限が一致しているか |
| ファイル形式 | PDFなど相手が確認しやすい形式か |
| 修正版 | 古い見積書を添付していないか |
| パスワード | 必要な場合、別メールで送る準備ができているか |
添付漏れを防ぐには、本文を書く前にファイルを添付しておくのも一つの方法です。
また、ファイル名に日付や案件名を入れておくと、古い見積書との混同を防ぎやすくなります。
たとえば、次のようなファイル名にすると分かりやすいです。
見積書_〇〇案件_2026年〇月〇日.pdf
修正版を送る場合は、ファイル名にも「修正版」と入れましょう。
見積書_〇〇案件_修正版.pdf
見積書送付メールは、本文が丁寧でも添付に不備があると、相手に手間をかけてしまいます。
送信前に、添付ファイル・ファイル名・金額・有効期限を確認してから送るようにしましょう。

見積条件・支払条件・有効期限の伝え方
見積書送付メールでは、見積書を添付するだけでなく、必要に応じて条件や有効期限も本文で補足すると親切です。
見積条件や支払条件が分かりにくいと、相手が確認に迷ったり、後から認識違いが起きたりすることがあります。
本文ですべてを細かく説明する必要はありません。
ただし、金額に関わる前提や、有効期限、支払条件などは、短く添えておくと実務上のトラブルを防ぎやすくなります。
見積条件をメール本文で伝える例文
見積条件とは、見積金額を出すうえで前提にしている内容です。
たとえば、数量、納期、作業範囲、オプションの有無、送料や設置費、消費税の扱いなどが該当します。
条件がある場合は、本文にも一言入れておきましょう。
| 伝えたい条件 | 書き方例 |
|---|---|
| 見積前提 | 本見積は、〇〇を前提とした内容で作成しております |
| 数量 | 本見積は、数量〇〇点を前提としております |
| 納期 | 納期はご発注後〇営業日程度を想定しております |
| 作業範囲 | 本見積には、〇〇までの作業を含んでおります |
| オプション | オプション追加の場合は、別途お見積りいたします |
| 送料 | 送料は別途ご請求となります |
| 設置費 | 設置費は本見積に含まれております |
| 消費税 | 本見積は税込金額で記載しております |
そのまま使いやすい一文は、次の通りです。
本見積は、〇〇を前提とした内容で作成しております。
数量や仕様が変わる可能性がある場合は、次のように書けます。
数量や仕様に変更がある場合は、再度お見積りいたします。
作業範囲を明確にしたい場合は、次の一文も使いやすいです。
本見積には、〇〇までの作業を含んでおります。
見積条件は、詳しく書きすぎると本文が長くなります。
詳細は添付の見積書に記載し、メール本文では特に確認してほしい条件だけを簡潔に伝えましょう。
支払条件を伝える例文
支払条件は、見積書の確認時に相手が気にしやすい項目です。
「いつ支払うのか」「前払いなのか後払いなのか」「税込か税別か」「振込手数料はどちらが負担するのか」などを明確にしておくと、後から確認のやり取りが減ります。
| 支払条件 | 書き方例 |
|---|---|
| 月末締め翌月末払い | お支払い条件は、月末締め翌月末払いを想定しております |
| 納品後〇日以内 | お支払いは、納品後〇日以内にお願いいたします |
| 前払い | 本件は、前払いでのお支払いをお願いしております |
| 分割払い | お支払いは、〇回に分けてのお支払いを想定しております |
| 振込手数料 | 振込手数料は貴社にてご負担をお願いいたします |
| 税込 | 本見積は税込金額で記載しております |
| 税別 | 本見積は税別金額で記載しております |
基本の一文は、次の通りです。
お支払い条件は、月末締め翌月末払いを想定しております。
納品後の支払いにしたい場合は、次のように書けます。
お支払いは、納品後〇日以内にお願いいたします。
税込・税別を伝える場合は、次の一文が使いやすいです。
本見積は税込金額で記載しております。
支払条件は、相手の社内確認にも関わります。
そのため、見積書だけでなくメール本文にも短く入れておくと、確認しやすい文面になります。
有効期限を伝える例文
見積書には、有効期限を設定することがあります。
価格や条件が変わる可能性がある場合、有効期限を明確にしておくと、後からの認識違いを防ぎやすくなります。
メール本文では、急かしているように見せず、確認事項として自然に伝えましょう。
| 有効期限の書き方 | 例文 |
|---|---|
| 日付で伝える | 本見積書の有効期限は〇月〇日まででございます |
| 発行日基準で伝える | 本見積書は、発行日より30日間有効です |
| メール送付日基準で伝える | 本見積書は、本メール送付日より1か月間有効です |
| 期限後の扱いを伝える | 有効期限を過ぎる場合は、再度お見積りさせていただく場合がございます |
| やわらかく伝える | ご検討の目安として、有効期限を〇月〇日までとしております |
基本の一文は、次の通りです。
本見積書の有効期限は〇月〇日まででございます。
発行日からの期間で伝える場合は、次のように書けます。
本見積書は、発行日より30日間有効です。
期限後に金額や条件が変わる可能性がある場合は、次の一文を添えます。
有効期限を過ぎる場合は、再度お見積りさせていただく場合がございます。
見積書の有効期限は、2週間から数か月程度で設定されることがあります。
ただし、商品やサービスの内容、価格変動の有無、取引条件によって適切な期間は変わります。
メール本文では、相手が検討しやすいように、具体的な日付や期間で伝えましょう。
有効期限を急かして見せない書き方
有効期限を書くときに注意したいのは、「早く決めてください」と見えないようにすることです。
有効期限は、相手を急かすためではなく、見積条件を明確にするための情報です。
そのため、検討期間への配慮を入れながら伝えると、やわらかい印象になります。
| 強く見えやすい言い方 | やわらかい言い換え |
|---|---|
| 〇月〇日までに決めてください | 本見積書の有効期限は〇月〇日まででございます |
| 期限内に必ずご返信ください | ご検討にあたりご不明点がございましたら、有効期限内にお気軽にお問い合わせください |
| 期限を過ぎると無効です | 有効期限を過ぎる場合は、再度お見積りさせていただく場合がございます |
| 早めにご判断ください | ご検討の目安として、〇月〇日までの有効期限を設定しております |
そのまま使いやすい一文は、次の通りです。
ご検討にあたりご不明点がございましたら、有効期限内にお気軽にお問い合わせください。
検討期間への配慮を入れる場合は、次のように書けます。
ご検討いただく際の目安として、本見積書の有効期限を〇月〇日までとしております。
期限後の対応もやわらかく伝えたい場合は、次の一文が自然です。
有効期限を過ぎる場合でも、必要に応じて再度お見積りいたしますので、お気軽にご相談ください。
有効期限は、強く迫る言葉ではなく、確認しやすくするための情報として伝えましょう。
「期限までに決めてください」ではなく、「ご検討の目安として」と書くと、相手への配慮が伝わります。
返信・検討を促す締めの言葉
見積書送付メールの最後には、相手が返信しやすくなる一文を入れましょう。
ただ見積書を送るだけで終わるよりも、「不明点があれば聞ける」「条件の相談ができる」と分かる方が、相手も検討しやすくなります。
ただし、発注を急かすような言い方は避けた方が安心です。
「早めに発注してください」ではなく、「ご検討いただけますと幸いです」「ご不明点がございましたらお知らせください」のように、相手が自然に返信できる形にしましょう。
基本の締め例文
見積書送付メールの締めは、シンプルで問題ありません。
見積書の確認をお願いしたい場合は「ご確認いただけますと幸いです」、検討をお願いしたい場合は「ご検討のほど、よろしくお願いいたします」が使いやすいです。
| 目的 | 締めの例文 |
|---|---|
| 検討をお願いする | ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします |
| 添付書類を確認してほしい | ご査収のほど、よろしくお願いいたします |
| 内容確認をお願いする | ご確認いただけますと幸いです |
| 不明点を聞いてほしい | ご不明点がございましたら、お気軽にお知らせください |
| 丁寧に締める | お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします |
| 返信しやすくする | ご質問やご要望がございましたら、お知らせください |
基本的な締めとして使いやすいのは、次の一文です。
ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします。
添付した見積書を確認してほしい場合は、次のように書けます。
添付ファイルをご査収のほど、よろしくお願いいたします。
少しやわらかく伝えたい場合は、次の表現も自然です。
ご確認いただけますと幸いです。
不明点への案内を入れる場合は、次の一文を添えます。
ご不明点がございましたら、お気軽にお知らせください。
見積書送付メールの締めでは、相手に何をしてほしいのかを明確にすることが大切です。
「確認してほしい」のか、「検討してほしい」のか、「不明点があれば連絡してほしい」のかを、文末で自然に伝えましょう。
「ご査収ください」を使うか迷う場合は、意味と返信例も確認できます。
発注につなげたいときの一文
見積書を送る目的は、相手に内容を確認してもらい、検討してもらうことです。
ただし、発注につなげたいからといって、押し売りに見える言い方は避けましょう。
「発注をお願いします」と強く書くよりも、不明点や要望に対応できることを伝える方が、相手は返信しやすくなります。
| 避けたい言い方 | 自然な言い換え |
|---|---|
| 早めに発注してください | ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします |
| この内容で進めてください | 内容をご確認のうえ、ご検討いただけますと幸いです |
| すぐに返信してください | ご不明点がございましたら、お気軽にお知らせください |
| 条件はこれでお願いします | ご希望に合わせて内容の調整も可能です |
| 発注する場合は連絡してください | ご希望の場合は、今後の進め方についてご案内いたします |
発注につなげたいときは、次の一文が使いやすいです。
内容についてご不明点やご要望がございましたら、お気軽にお知らせください。
条件変更に対応できる場合は、次のように書けます。
ご希望に合わせて内容の調整も可能ですので、必要がございましたらお申し付けください。
相手が次の行動を取りやすいようにしたい場合は、次の一文も使えます。
内容に問題がないようでしたら、今後の進め方についてご案内いたします。
発注を促すときは、「決めてください」と迫るよりも、「不明点があれば確認できる」「条件変更も相談できる」と伝える方が自然です。
相手が安心して返信できる文面にすると、やり取りも進みやすくなります。
返信期限をやわらかく伝える一文
見積書送付メールでは、返信期限を伝えたい場合もあります。
ただし、見積書の有効期限と返信期限は別のものです。
有効期限は見積条件が有効な期間、返信期限は相手に返答してほしい目安です。
そのため、返信期限を書くときは「必ず返信してください」とせず、検討をお願いする形にしましょう。
| 強く見えやすい言い方 | やわらかい言い換え |
|---|---|
| 〇月〇日までに返信してください | 〇月〇日までにご検討いただけますと幸いです |
| 必ず期限までにご連絡ください | お忙しいところ恐縮ですが、〇月〇日までにご確認いただけますでしょうか |
| 早急に返答をお願いします | ご確認のうえ、ご都合のよいタイミングでお知らせいただけますと幸いです |
| 期限までに決めてください | ご検討の目安として、〇月〇日までにご連絡いただけますと幸いです |
返信期限をやわらかく伝えるなら、次の一文が使いやすいです。
お忙しいところ恐縮ですが、〇月〇日までにご検討いただけますと幸いです。
確認期限として伝えたい場合は、次のようにも書けます。
ご確認の都合上、〇月〇日までにご返信いただけますと助かります。
有効期限もあわせて伝える場合は、次のように分けて書くと分かりやすいです。
本見積書の有効期限は〇月〇日まででございます。
ご検討にあたりご不明点がございましたら、お気軽にお知らせください。
返信を促すときは、相手の都合への配慮を入れることが大切です。
「必ず」「至急」といった言葉を避け、「ご検討いただけますと幸いです」と書くと、丁寧でやわらかい印象になります。
見積書送付メールで避けたいNG表現
見積書送付メールでは、丁寧に書いているつもりでも、相手に分かりにくく伝わる表現があります。
特に注意したいのは、添付内容が分かりにくい表現、条件や有効期限が曖昧な表現、発注を急かしているように見える表現です。
見積書は、相手が社内で確認したり、比較検討したりするための大切な書類です。
本文では「何を添付したのか」「どの条件で作成したのか」「いつまで有効なのか」を、分かりやすく伝えましょう。
添付が分かりにくい表現
見積書を送るときは、添付したことがはっきり分かるように書きます。
「送ります」「こちらです」だけでは、何を送ったのか分かりにくくなります。
見積書をPDFで添付している場合は、本文でもそのまま明記しましょう。
| NG表現 | OK表現 |
|---|---|
| 送ります | お見積書をPDFにて添付いたします |
| こちらです | 添付の見積書をご確認いただけますと幸いです |
| 添付しました | 〇〇に関する見積書を添付しております |
| 見てください | 添付の見積書をご確認いただけますでしょうか |
| ファイルを送ります | お見積書を添付ファイルにてお送りいたします |
| ご確認ください | 添付の見積書をご確認いただけますと幸いです |
そのまま使いやすい一文は、次の通りです。
お見積書をPDFにて添付いたします。
確認をお願いする場合は、次のように書けます。
添付の見積書をご確認いただけますと幸いです。
案件名を入れる場合は、次の表現が自然です。
〇〇に関する見積書を添付しております。
添付の案内は、短くても問題ありません。
ただし、「何のファイルか」「どの形式か」「確認してほしいのか」は分かるようにしておきましょう。
条件や有効期限が曖昧な表現
見積書送付メールでは、条件や有効期限を曖昧にしすぎないことも大切です。
「いつも通り」「だいたい」「しばらく大丈夫」のような表現は、後から認識違いにつながる場合があります。
条件や金額、有効期限は、できるだけ具体的に書きましょう。
| NG表現 | OK表現 |
|---|---|
| 条件はいつも通りです | 本見積は〇〇を前提としております |
| だいたい〇〇円です | お見積金額は〇〇円でございます |
| 期限はしばらく大丈夫です | 本見積書の有効期限は〇月〇日まででございます |
| 詳細は見積書を見てください | 詳細は添付の見積書をご確認ください |
| 前と同じ内容です | 前回と同条件にて作成しております |
| 必要なら変更します | 数量や仕様に変更がある場合は、再度お見積りいたします |
見積条件を伝える場合は、次の一文が使いやすいです。
本見積は〇〇を前提としております。
金額を本文にも入れる場合は、次のように書けます。
お見積金額は〇〇円でございます。
有効期限を伝える場合は、次の表現が自然です。
本見積書の有効期限は〇月〇日まででございます。
詳細を添付ファイルで確認してほしい場合は、次のように書きましょう。
詳細は添付の見積書をご確認ください。
条件や有効期限を曖昧にすると、相手が社内確認を進めにくくなります。
見積書本文に詳細を書いている場合でも、メール本文では特に重要な条件だけを短く補足すると親切です。
押し売りに見える表現
見積書送付メールでは、発注や返信を急かしすぎないことも大切です。
「早めに発注してください」「期限までに決めてください」と書くと、押し売りのように見える場合があります。
相手に検討してもらいたいときは、依頼形でやわらかく伝えましょう。
| NG表現 | OK表現 |
|---|---|
| 早めに発注してください | ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします |
| すぐにご返信ください | ご不明点がございましたらお気軽にお知らせください |
| この条件でお願いします | ご希望に応じて内容の調整も可能です |
| 期限までに決めてください | 〇月〇日までにご確認いただけますと幸いです |
| 早くご判断ください | お忙しいところ恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです |
| 発注するなら連絡してください | ご希望の場合は、今後の進め方についてご案内いたします |
基本の締めとしては、次の一文が使いやすいです。
ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします。
不明点への対応を伝える場合は、次のように書けます。
ご不明点がございましたらお気軽にお知らせください。
条件変更にも対応できる場合は、次の一文を入れると返信しやすくなります。
ご希望に応じて内容の調整も可能です。
確認期限をやわらかく伝える場合は、次の表現が自然です。
〇月〇日までにご確認いただけますと幸いです。
見積書送付メールは、発注を迫るためのメールではありません。
相手が内容を確認し、安心して検討できるように案内するメールです。
押し売りに見える表現を避け、不明点や条件変更の相談ができる余地を残しておくと、丁寧で返信しやすい文面になります。
よくある質問
ここでは、見積書送付メールで迷いやすい疑問をまとめます。
件名、添付形式、本文に書く金額、有効期限、添付忘れの対応を確認しておくと、実際のメール作成で迷いにくくなります。
見積書送付メールの件名は何がよいですか?
見積書送付メールの件名は、基本的に「お見積書送付の件」で問題ありません。
ただし、案件名や商品名を入れると、相手がどの見積書なのか判断しやすくなります。
| 場面 | 件名例 |
|---|---|
| 基本 | お見積書送付の件 |
| 案件名を入れる | 〇〇に関するお見積書の送付 |
| 商品名を入れる | 〇〇のお見積書送付の件 |
| 初めての取引先 | お見積書送付のご案内【〇〇】 |
| 修正版を送る | 【修正版】お見積書送付の件 |
| 関連資料も送る | お見積書・関連資料送付の件【〇〇】 |
修正版を送る場合は、件名に【修正版】と入れましょう。
古い見積書と混同されにくくなります。
一方で、次のような件名は避けた方が安心です。
これらは用件が曖昧で、見積書のメールだと分かりにくい場合があります。
件名は、短くても「見積書」「案件名」「修正版」などが分かる形にしましょう。
見積書はPDFで添付した方がよいですか?
見積書は、基本的にPDFで添付するのが無難です。
PDFは表示崩れが起きにくく、相手が内容を確認しやすい形式です。
また、ExcelやWordよりも編集されにくいため、正式な見積書として送る場合に向いています。
本文では、次のように書くと自然です。
お見積書をPDFにて添付いたします。
確認をお願いする場合は、次の一文を添えます。
添付ファイルをご確認いただけますと幸いです。
ただし、相手からExcel形式での提出を求められている場合は、相手の指定に合わせましょう。
ファイル名も、分かりやすくしておくと親切です。
見積書_〇〇案件_2026年〇月〇日.pdf
ファイル名に案件名や日付を入れておくと、相手が保存・共有しやすくなります。
メール本文にも見積金額を書いた方がよいですか?
メール本文にも見積金額を書いておくと親切です。
相手が添付ファイルを開く前に、概要を確認できるためです。
ただし、詳細は添付の見積書を確認してもらう形にしましょう。
お見積金額は〇〇円でございます。
詳細は添付の見積書をご確認いただけますと幸いです。
税込・税別が重要な場合は、本文にも明記します。
本見積は税込金額で記載しております。
または、次のようにも書けます。
本見積は税別金額で記載しております。
注意したいのは、本文の金額と添付見積書の金額が違ってしまうことです。
転記ミスがあると相手を混乱させてしまうため、送信前に必ず金額を確認しましょう。
金額に細かい内訳がある場合は、本文では概要だけにして、詳細は見積書に任せると読みやすくなります。
見積書の有効期限はメールにも書くべきですか?
見積書の有効期限は、メール本文にも書いた方が親切です。
添付の見積書だけに記載していると、相手が見落とす可能性があります。
本文にも有効期限を書いておくと、検討の目安が分かりやすくなります。
使いやすい一文は、次の通りです。
本見積書の有効期限は〇月〇日まででございます。
発行日を基準にする場合は、次のように書けます。
本見積書は、発行日より30日間有効です。
メール送付日を基準にする場合は、次の表現も使えます。
本見積書は、本メール送付日より1か月間有効です。
期限後の扱いも伝えたい場合は、次の一文を添えます。
有効期限を過ぎる場合は、再度お見積りさせていただく場合がございます。
有効期限は、相手を急かすためのものではありません。
価格や条件の認識違いを防ぐための確認事項として、自然に伝えましょう。
添付を忘れた場合はどう送ればよいですか?
見積書の添付を忘れた場合は、気づいた時点ですぐにお詫びして再送しましょう。
言い訳を長く書く必要はありません。
件名には「再送」や「添付漏れのお詫び」を入れると、相手が内容を判断しやすくなります。
使いやすい件名は、次の通りです。
| 場面 | 件名例 |
|---|---|
| すぐ再送する | 【再送】お見積書送付の件 |
| お詫びを入れる | 【添付漏れのお詫び】お見積書再送の件 |
| 案件名を入れる | 【再送】〇〇に関するお見積書の送付 |
本文は、次のように簡潔に書きます。
先ほどお送りしたメールにつきまして、見積書の添付が漏れておりました。
大変失礼いたしました。
改めて、見積書をPDFにて添付いたします。
お手数ですが、ご確認いただけますと幸いです。
添付忘れの再送では、まずお詫びを伝え、正しいファイルを添付することが大切です。
再送前には、添付ファイル名、金額、有効期限、修正版かどうかも確認してから送信しましょう。
添付忘れや修正版の再送が必要な場合は、資料再送メールの例文が役立ちます。
見積書送付後、正式な請求書を送る場面では、請求書送付メールの例文もあわせて確認できます。
まとめ|見積書送付メールは、添付・条件・有効期限を明確に伝える
見積書送付メールでは、相手がすぐ内容を確認できるように、件名と本文を分かりやすく整えることが大切です。
件名には「見積書」「案件名」「商品名」などを入れ、何のメールなのか一目で分かるようにしましょう。
たとえば、次のような件名が使いやすいです。
お見積書送付の件【〇〇】
本文では、見積書を添付したことを明記します。
お見積書をPDFにて添付いたします。
添付ファイルが複数ある場合は、箇条書きで整理すると親切です。
【添付内容】
・見積書_〇〇.pdf
・製品カタログ_〇〇.pdf
・仕様書_〇〇.pdf
また、見積書送付メールでは、条件・金額・有効期限も分かりやすく伝えましょう。
本文にすべての詳細を書く必要はありませんが、相手が確認しやすいように、重要な情報は短く添えておくと安心です。
| 伝えたい内容 | 使いやすい一文 |
|---|---|
| 見積金額 | お見積金額は〇〇円でございます |
| 見積条件 | 本見積は、〇〇を前提とした内容で作成しております |
| 支払条件 | お支払い条件は、月末締め翌月末払いを想定しております |
| 有効期限 | 本見積書の有効期限は〇月〇日まででございます |
| 不明点への案内 | ご不明点がございましたら、お気軽にお知らせください |
有効期限を書くときは、相手を急かす言い方にしないことも大切です。
「期限までに決めてください」ではなく、確認事項として自然に伝えましょう。
ご検討の目安として、本見積書の有効期限を〇月〇日までとしております。
最後は、相手が返信しやすい一文で締めます。
内容についてご不明点やご要望がございましたら、お気軽にお知らせください。
ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします。
見積書送付メールは、ただ添付ファイルを送るだけのメールではありません。
相手が検討しやすいように、添付内容・条件・有効期限を整理して伝えるメールです。
送信前には、添付漏れ、ファイル名の誤り、金額や有効期限の不一致がないかも確認しましょう。
分かりやすい件名、簡潔な本文、確認しやすい添付内容を意識すれば、丁寧で実務に使いやすい見積書送付メールになります。






